ウエストゲート排気ライン変更
ウエストゲート排気側の取り回し変更を計画して随分、月日が経ちましたが、ようやく重い腰を上げ実行へ移しました。
昨年、ランクル3台による、パワーチェックを福岡市で行いました。
その3台中の1台が、「化け物」的パワー&トルクで、計測中のシャシダイに目が釘付けになりました。
「悪いものを見てしまったなぁ.....」
化け物ランクルに付いてるタービンと私の物は同一....なのにこの差は....「納得出来ない...」
見てしまった物はどうしようもない.....「やるっきゃねぇ〜な」
以前はプライベートチューナーの端くれ....今回も出来るところは自分でやろう...と考えました。
変更箇所はウエストゲート排気側を「大気開放」へ変更してやる事です。
変更前はタービンEX側出口より約300oの位置のフロントパイプへ戻していました。
それを戻さずに別ラインで大気開放にしてやる事です。
化け物ランクル号は、完全別ライン.....お世話になってる「亀屋自動車」さんも
「別ラインにすることでトルクが全然違ってくる」って言われていたので、間違えなくその方が良いんだろう。
しかし....考えただけで二の足を踏みたくなるような面倒くささである。
3月某日、意を決してフロントパイプを取り外し、ウエストゲートの戻りパイプを切り離す....
もう後戻りは出来ません「やるしかないのである」
ウエストゲート用、別ラインは50φステンパイプで完全なワンオフです。
仮付けが完成するまで丸1日を費やしましたが、納得行くレベルに完成。
本溶接(チグ溶接)は世話になってるHKS九州へお願いしました。
取り回しに大変苦労しましたが、変な干渉もなく上手く作る事が出来たと思います。
サイレンサを付けているのでウエストゲートオープン時も気になる音は出ません。
(サイレンサ無しで試しに乗りましたが、ウエストゲートオープン時の大爆音に閉口しました...乗れません)
後は過給圧を若干高めにセットして、亀屋さんで燃調をやキッチリ取って貰う事にしています。
今のままでも乗っていて楽しいんですが、凄いヤツ見たら...やっぱねぇ。
シャシダイの上で350PS/トルク80sは欲しいなぁ。
取り外した、元のフロントパイプ。
写真撮影後、バッサリとウエストゲートからの
戻り部分を切りはずしました。
新たに製作したワンオフ、オリジナル。
ウエストゲート専用、排気ライン完成。
サイレンサーを付ける事で、ウエストゲート解放時も
大きな音は出ません。
タイヤハウスから見たウエストゲート用別ライン(手前)
奥に見えるのがフロントパイプ。
フロア下から見た絵。(後方より撮影)
手前のタイコはウエストゲート用消音器。
左側のパイプはフロントパイプと次段パイプ76φ
同じくフロント側より撮したフロア下よりの絵。
左側がウエストゲート用別ライン(奥側がサイレンサ)
右側がフロントパイプ76φ
右奥にメインパイプ、中間サイレンサが見えます。
ウエストゲート排気出口。
リアタイヤ前方位置から排気。
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