将棋舞玉

将棋舞玉   八世名人 九代大橋宗桂

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九代大橋宗桂

 八代宗桂の実子。八世名人。幼名は政秀、前名を印寿といい、延享元年(1744年)に生まれ、寛政十一年(1799年)56歳で没した。
名人襲位は寛政元年(1789年)46歳の時であった。
 彼の詰将棋百番『象戯図式』(俗称『将棋舞玉』)は名人襲位の3年前、天明六年(1786年)に献上され、林信徴の序文と九代宗桂の跋が付いている。 『舞玉』はこの献上本の版のみで、後の版は知られていない。
 彼の作品にはなかなかの才能が見られ、特に趣向詰のアイデアは素晴らしいが、全体の三分の一の作品には直接・間接に看寿・宗看の影響が指摘される。
将棋家元の献上図式は彼を最後として幕を閉じる。

実戦集1実戦集2
 

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詰将棋博物館