山口県の松崎神社(防府市にある現在の防府天満宮のことと思われる)に大橋宗与・宗a父子が奉納した5題の詰将棋である。
最初「将棋月報」大正13年4月号と5月号に懸賞出題で紹介され、後に詰将棋パラダイスでも紹介された。
宗与・宗a父子と言えば、三代宗与(六世名人)とその子宗a、及び七代宗与(七段)とその子宗aが該当するが、近代性とスケールの
大きさから後者と推定される(七代宗与の作品は知られていないが、幕末期は一般に長手数の作品が多かった)。
この作品は、一応高段者の棋力を感じさせる風格のある作品である。
松崎神社奉納詰将棋 第1番
|
松崎神社奉納詰将棋 第2番
|
松崎神社奉納詰将棋 第3番
|
松崎神社奉納詰将棋 第4番
|
松崎神社奉納詰将棋 第5番 |
Since:20th.December.1999
All right reserved copyright (C) k-oohasi 1999-2009