注意: 各キャラの説明は多少のネタバレを含みます。 救命戦士ナノセイバーを未見で内容を知りたくない方は、閲覧を控える事をお薦めします。
2186/01/08 千葉 出身。 ナノセイバー。この作品の主人公となる少女。バンダナを巻いたショートカットがチャームポイント。「ナノバギー」「ナノタンク」「ナノウイング」等、搭乗用ナノマシンの運転手を主に担当し、専門は脳外科。バーチャル人体内で実働する3人&1匹の中ではリーダー格である。治療(戦闘)時には足技と解いた帯状のバンダナを使って攻撃する。 男勝りな行動派でチャレンジ精神旺盛、医師としての自覚はあるがやや情に流されやすい。その性格ゆえに仁との衝突が絶えない。強志に心の底でほのかに想いを寄せているようである。スナック菓子が好きでジャンケンが苦手? 恵の命名の由来は漫画「AKIRA」に出てくるキャラより。モデルは1997年当時の広末涼子らしいが、実際のイメージは当時の相川七瀬がぴったりではと思う。
2186/07/23 長崎 出身。 ナノセイバー。無骨で強気な日本男児。バーチャル人体内で治療を主に担当する。専門は外科。剣術に優れ、常備の愛刀「虎徹」や、予備の長刀「物干し竿」で患部を切除する腕は確か。 いつもは傍若無人で短気、単純な性格で思考の転換は早い。こんな性格の為に恵とはよく喧嘩をするが、本当は恵の事をそれなりに想っているらしい。刀を握ると突如として冷静沈着な性格に変貌し、時代劇口調となる。 自分を想うスセリに対しては、ちょっとした好意以上のものは抱いてないようである。亜美を苦手としており、虫が嫌い。
2186/10/07 札幌 出身。 ナノセイバー。気弱そうな感じの少年。バーチャル人体内でナビゲーションを主に担当する。データ処理能力に長け、医学の基本的な所に強い。実はナノセイバー採用試験最高得点者。性格はおとなしく照れ屋さん。優柔不断な所がある。しかし極限状態ではキレる事も。 恵に対して少なからぬ好意を持っているのだが、その性格のため想いだけに留めているようだ。ロップの面倒見がよく、なつかれている。話の途中、友希の体内で消息を絶つが、これがきっかけで話はとんでもない方向へ進んでいく。 尚、初期案では菅 強志という名称で、ナノセイバー放送直前の1996年に厚生大臣をしていた、民進党の菅 直人元首相の子孫?という設定だったそうである。
2186/09/21 東京 出身。 ナノセイバー。外部フロントコンソールでオペレートをする少年。バーチャル人体の構築やLSTRの設定、ディバインド等、システム全般を担当。コンピュータやサイバースペースに関しては非常に詳しく、その天才的な能力は悟に匹敵する。 いつも冷静沈着でクール、人付き合いが悪く、高圧的で常に他人を見下しているような態度をとる、というか見下している。しかし亜美に対しては頭が上がらないようである。そんな唯我独尊の彼も話が進むにつれて、少しずつ他人との信頼関係に目覚めはじめていく。
2186/11/12 奈良 出身。 ナノセイバー。外部フロントコンソールでオペレートをする少女。ナノマシンの選択や投入、遠隔操作等、ナノマシンとその周辺機器一般を担当。 恵とは対照的に、おとなしくて上品な性格。子供っぽく世間とややズレた面もあり、天然ボケを乱発する事も。しかしそれは日頃感情を抑圧しているためであり、怒った時の態度は怖い。仲間達と接する事で、彼女も少しずつ自分らしさを取り戻していくのだろうか。友希の件では彼女の事を最も心配し、親身になっていた。 尚、初期設定では網代 亜美という名称も考えられていた。
ナノセイバーを監督する、VMSのナビゲーションコンピュータ。ナノセイバー計画・LSTR及びLSTR-AVの研究開発に従事し、その存在は一般にはあまり知られていないようである。 頑固で厳しそうなオヤジメカだが、ナノセイバー達の成長を優しく見守る保護者的な一面もある。 元々は谷村沙織博士の自己コピーとして作成されたが、そのうち独自の性格を持った存在として歩み始めるようになった。
葛西海洋生物センターの海獣知性化実験によって生み出された、メスの知性ラッコ。ナノセイバーにとってはマスコットのような存在であり、治療の補助も担当する。治療作業時には貝型ナノマシン・ピコピコを操る。 とにかく無邪気で天真爛漫。好奇心旺盛でどんな些細な事でも質問したがる。強志とは特に仲がよく、いつも慕って彼に付いている。
1987/06/29 諏訪 出身(データ的に変だが、悟を製作した者の誕生日?)。 サイバースペースにいる天才ハッカー。元々はVMSのセキュリティ突破の目的で侵入。しかし恵を気に入ってしまい、度々やってきてナノセイバーの手伝い(邪魔?)をするようになった。徹とは過去にネット上で会っているようだが、徹は覚えていないとの事。 自己中心で不敵な性格。その正体も含めて謎の多い存在だったが、実は人間ではなく、知性化プログラムである事が最終回で判明?する。ちなみに初期設定では正体が少女という案もあり、15話で女性を思わせたのはその名残。 声優は岩男 潤子さんだが、当初は安達 忍さんが予定されていた。
2185/06/12 生(天川 友希としての誕生日、正確には不明)。 交通事故に遭って重体となり、VMSへと運ばれてきた患者。当初は普通の女の子に思えたが、体内に縮小知性体・エターナリアンが定住し、彼らの活動によって12歳の容姿のまま1万年も生き続けている事が分かった。自分の運命を薄々知ってか、他人と距離をおく孤独で暗い少女である。 最初は記憶喪失の状態だったが、過去を全て思い出すことにより1万年の運命の重みに耐えられなくなり、世界も自分も滅ぼそうとするが‥。
エターナリアン・フェアリー族の少女。蝶とクリオネを足したような容姿をしている。友希とは正反対に明るくて素直な性格。もしかしたらこれは友希が本来持っていた性格なのかも知れない。仁の事が大好き。 両親と弟を魔王にさらわれ、自分も魔王に拉致されそうになるが、その際にナノセイバーと接触し、彼らと共に魔王と戦っていく事となる。
エターナリアン・ワイバーン族の戦士で、世界(友希の体内)を防衛する免疫艦隊の提督。ドラゴンのような姿をしている。当初はナノセイバーを誤解し敵対していたが、お互いに理解するようになり共闘する。 戦士としてのプライドが高く、世界を守る事が己の生きる理由として戦ってきた。その世界が友希という一つの生命であり、不老不死の運命に苦しんでいる事を知って衝撃を受ける。
(出演者および声優の敬称略)
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