東京都出身。荒井基祐氏、市川礼子氏、ニコラ・モルモーネ氏、林　康子氏、サバト・ファルコーネ氏（ナポリ語）、佐々木博康氏（マイム）らに師事。カンツーネ、ナポリターナを陰影に富み情緒豊かな歌唱で都内ライブハウスでの出演、イベント等のゲスト出演、イタリアンシェフとのディナーショーは各地で展開し好評を博している。またローマのライブハウス、グロッタ・ディ・インベラトーレのオーディションに合格し、本場のステージでも好評を得ている。
ナポリに留学し、ナポリターナ歌唱の習得に励み、日本では未発表の歌を開拓し、訳詞を付けて歌うことで、聴衆に理解しやすい形での方向性をめざしている。ナポリのマエストロ（先生）の特訓の成果は、今イタリアでアレンジャー、指揮者として第一人者のペッペ・ベィッキオ氏に完璧なるナポリターナであると賞賛されるに至っている日本では数少ない女性のナポリターナ歌手である。現在もなお、ナポリ留学（毎年）、ベルカント唱法の習得、肉体表現のパントマイム、表現者として必要な朗読法、いずれも修練の長い道のりを歩んでいる。
一方、ボランティア活動のコンサートにも力を注いでいる。１９９７、２００３年度文化庁芸術祭参加リサイタルを開催。東京藝術大学別科修了。