GRAPEVINE
2003.03.11 CURRY'S SOUNDTRACK@名古屋クラブダイアモンドホール |
セットリスト、微妙に変わってますので書いておきます。
1.Tinydogs 2.ドリフト160(改) 3.BLUE BACK 4.マダカレー〜 -MC- 5.ふれていたい 6.Reverb -MC- 7.ナツノヒカリ 8.Our Song 9.それでも 10.マリーの〜 11.Colors 12.望みの彼方 -MC- 13.きみが嫌い 14.SUN 15.スロウ 16.JIVE -MC- 17.白日 18.discord 19.R&Rニアラズ 20.Let me in〜 21.Scare 22.(All the young)Yellow -MC- 23.アナザーワールド
En1.ふたり 2.100cc 3.HEAD 4.ナポリを見て死ね
やっぱりSundown外してきましたね(^^;)
えー管理人、またしても玉砕しました(凹)。とにかくもう音がデカくてデカくて(大泣)。楽器の音はまだマシだったんだけどボーカルの音割れが酷くて酷くて。なるべくいい音で聴きたいと思って後ろの方行ったのに・・・。うぅ、ここの音とは相性良かったはずなのになぁ。。。
んで上からだったんでフロアの様子がよく見えたんですけど。何か今日のお客さん、熱かったですね(^^;) 開演前の音チェックの時点でもうワラワラと前へ詰め寄っていってるし。ライブが始まったら始まったで拳がとかすごいいっぱい上がるし。”ふれていたい”とかHEADとかもう壮観でしたもん。後、他の会場も見てて気付いたんですけど、客入りの初めの方はもう9割9分が女の子なんだけどある時点になると男子率がグーーンと跳ね上がるんですね。フロアの真ん中の真ん中ら辺とか見ると結構男の子が集まってるんですね。不思議な現象。
ライブですが、今日の演奏は良くも悪くも”荒い”感じがしました。良かったのはまずドリフト。特に最後ら辺とかやたらアグレッシブ。西川さんの弦を押さえる左手が、そりゃもう激しく動いてましたもの!それからマダカレ。今までさんざん”来ない来ない”と嘆いていたこの曲ですが、ちょっと雰囲気変わった?いわゆるファンキー☆なノリというよりズシズシ来まくるロック寄りのイメージ。おかげで懸案だった金やんの前のめりなベースもそんなに違和感無く。むしろかなりいい感じでした。田中氏も何か腰なんか回したりしてノッちゃってます。
えーとそんでギターソロの前のボーカル歪ますとこ、来ました、拡声器のご登場(;´Д`) おもむろに後ろ向いたと思ったら、アンプら辺に置いてあったらしき黒い(確か)拡声器をヨッコラショと持ち上げてそれをマイクに向けてちょっとダル気に「脂肪の塊〜♪」と。でもむしろどうにも「まぁやっておくか」的なノリだったのが笑えました(笑)。その後のMCまで拡声器越しに「こんばんは〜グレイプバインで〜〜す」とかやっちゃってて;;; 客席のリアクションに一瞬間があったのは気のせい?(爆)。
ナツノヒカリが、イントロの田中氏のギターのニュアンスの取り方が変わってて(今までは「ジャーンジャーンジャララジャージャジャーーンジャーンジャーン」って感じだったのが「ジャカジャカジャカジャジャカジャジャカジャカジャカ」って感じに。・・・わかる?;;;)、ベースラインも変わっててよりビート感のある演奏になってました。テンポも若干速くなってて、今までのウキウキモードってイメージがもっと熱の上がってくる感じ、ワクワクモードな感じの曲に。これ好き好きv でもテンポ速いからあっという間に終わっちゃう。悲しい。
そのあおりを食ってかどうか、Our Songまでえっらい速くなってました(汗)。ちょっと浮き足立った落ち着かない感じに聴こえて・・・。ちょっと残念。
”それでも”、マリー辺りもボーカルの音割れのおかげで今一つ物足りませんでしたねぇ・・・。でもその中で”それでも”のサポート隊によるコーラスが素晴らしかったです。思わず聴き惚れてしまいました。コーラス、全部この2人でやればいいのに。なんちて。
特筆すべきはColorsでの田中氏がギターを置いてから後の仕草。もう堪らんでした(≧∇≦) 両手でマイクを包み込むようにし、身体をそれに預けるようにしなだれかかる様とかその陶酔したような表情とかがそれはそれは妖しく魅惑的で・・・(恍)。前に”天上からの女神の歌声のよう”と書きましたがむしろセイレーンの歌声だな。魔力が篭ってます(爆)。しかしその後のエフェクター掛け大会の方がですね、ただでさえ爆音気味な演奏が更にグワングワン歪まされ増幅されるもんだからほとんど怪音波の域に(;´Д`) 頭の血管切れるか思いましたよ;;;
そんなこんなの前半戦の後は既にお馴染みロングMCタイム。いつもの調子で喋り始める田中氏でしたが、あれれ?金やんが舞台袖に捌けて行くぞ;;; 続いて亀ちゃん、高野さんも・・・。でも田中氏は喋り続けます。その横で西川さんはペットボトルを手にフラフラしてますがその内ボトルの蓋をクルクルと外して客席にピュワーーン。ワッと起こった歓声に田中氏が”何とんねん!?”とそっちを振り向くと西川さんもまたステージ袖に退避。一人取り残されてしまう田中氏(笑)。「そうやったんか・・・今日が俺やったんか・・・・・・(悔)」
曰く、ずっとツアーをやってると飽きてくるもので、今までも金やんが一人にされたり亀ちゃんが一人にされたり、スタッフに黙って曲順めちゃくちゃにしてみたり予定にない曲突然演ったり(九州シリーズの変則セットリストはこういうことらしいですよ)というお遊びをやってきてて。いつか自分がやられるんじゃないかと思ってたのだがそれが今日だったかと。
さて一人になった田中氏、数百人の観客を相手に孤軍奮闘。何か色々喋ってましたねぇ。あんまりちゃんと覚えてないんですけど(汗)。今までのMCは「オーイェー!」とか「アリガット」とかしか喋ってないから外タレと思われてるかもしれん、外タレや思われたら客入らへんからちゃんとしたMC喋ることにしたとか、Wwの高松に続いて名古屋が麻雀の聖地になった(ライブ前、金やんがなんたらいう高い手で上がったそうな)とか、その金やんをその場で胴上げした。最近のバインは事ある毎に胴上げしている(各地に”胴上げストリート”というのがあって、その道を通ると胴上げが始まるらしい)とか、そのバインの胴上げには”裏胴上げ”というのがあって、最初普通に胴上げした後今度は裏返しで胴上げされる(んな無茶な;;;)てなこととかをつらつら喋るもメンバーはまだ戻ってきません。
ので今度はリーダー話。リーダーが音楽制作をやってるという話をしてそのクレジットが”誠リーダー西原”になっているというのに、「どこのリーダーでもないくせに!」と毒づいてられました(^^;) 6,800円というのを「高いやろ〜?・・・高いって言え!」と客席を煽り、「高い〜〜!」の合唱に、「なら買うな!!!」(笑)。でもちゃんと「誠汁全開の、西原誠好きには堪らん内容なのでは」とフォローもされてました。
でもうそろそろ皆戻ってくるかと思ったのにまだ出てこない。「お前らライブやる気無いやろ!!!」と田中氏も呆れモード。「・・・何か全員こうやっとるで」と両手で”引っ張れ引っ張れ”のジェスチャーをして見せる。・・・皆お茶目さんv
仕方なくまだまだ喋り続ける田中氏。今日は名古屋にお泊りだそうで。んで明日が移動日。っつーことは今晩は何が起こるかわからない、楽しみなような不安なような。「一緒に飲んでみたいやろ〜」という何とも魅惑的なお言葉(*^-^*) 「飲みたい〜〜!」のまたまたの合唱に、「・・・君ら”いいとも”みたいやな」(笑)。
けどついに限界点、「あ゛〜もう酒持ってこ〜〜い!!!(泣)」とブチ切れたところでようやくメンバー再登場。亀ちゃんは「いや〜、ご苦労さんごくろーさん」と言わんばかりに拍手なんかしつつ。やーホンマ、良く頑張りました(爆)。「俺も煙草吸いたかったなぁ。。。」との敗者の弁でした。
すっかり和んだ会場の温度を再び上げるべく後半戦スタート。久々登場のきみが嫌いからSUNを挿んでこれまた久々のスロウ、でJIVE。この辺あんま印象に残ってないな。何でだろう。JIVEはやっぱり金やんベースがしっくり来ないなぁなんて思ったり。
ニアラズの前の亀ちゃんのドラムソロが、これが繋ぎというよりもう独立した一つのコーナーと化してました。そのドラムも、ドコドコ叩きまくる単なるテクニックの披露っていうよりはすごいメロディアスなドラミングなんですね。こういう所がただの体育会系ドラマーとは一味違う、稀代のメロディメーカー・亀井亨の亀井亨たる所以なのでしょうか。そのセンスに改めて感じ入るのでした。
ただその後がですねー、いつもならドラムパターンでしばらく引っ張ってこうジワジワとノリを生み出していく、みたいな形だったのが今回は頭っからギターのリフが入ってきて、ノリも横にグイグイ来るというよりはほとんど縦ノリの趣で、今までのグルーヴィン!なノリが好きだった身としましては少々物足りないところがありました。
”おれがおれが”からYellowまでも、音の加減もあるんでしょうけど、ノリより勢い勝負みたいなところがあって、これはこれでもいいんだけど私的にはツアー前半で聴いたような方が好きでしたね。まぁ好みの問題ですけど。あ、ScareだかYellowだかで、”決め”みたいな感じで「ン、ターターターターン」ってギターのシンコペが入るとこがあったんですけど(わからんって;;;)、そこを田中氏と西川さんが呼吸合わせる感じでやってたのが嬉しかったー♪
アンコールの”ふたり”が、これが良かったんですよ(涙)。実は今日のベストかも。特に西川ギターが。柔らかい音の感じとか。思わずジーーンとするような。曲自体の雰囲気も本編が終わったフッと力の抜けた感じが何とも心地よくてですね、本当はこの曲で終わって欲しいんですよね。頼む、お願い(笑)。
演奏し終わった後のほわっとした空気も良かった。その後の100ccへのフリまで、「では兄貴、お願いします」なんて妙にかしこまってたのが可笑しかった(^m^)
おまけトピックス:
”田中氏の髪型が変わった”というような情報を事前に入手していたのですが、わはは、本当だ。ストレートになってる。何か見慣れねー(w サウスケの大石くんみたいな髪型になってます。かなりオモロイ。
|
|