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2004.05.01 Dr.StrangeLove「〜 The river of blue blood 〜」
@梅田バナナホール
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9ヵ月ぶりです・・・待ってましたの西川さんの外仕事(> <) 会場はバナナホール、バインのかつてのホームグラウンドでもあります。配慮があったのかどうか、受付背後の壁にはHybrid Soupのポスターがベベンと(笑)。
客席はテーブル席仕様になってて、お客の数は200人ぐらいかなぁ(激しく適当)・・・。果たしてこの中の何割が西川さん目当てで来てるのか(^^;)
1.THE OUTROWS
梅田阪急前で路上ライブやってる人達だそうです。青春暖か系(何じゃそら)。楽器隊の人達がオフマイクで歌いまくりだったのが印象的。ちなみに西川さんがこっそり見に出てきてました。
2.ははの気まぐれ
某さんお薦めの京都のバンド。いかにも”いかにも”な感じで(笑)。サイケブルース系(何じゃそら)。おー結構好きだわこれ。
3.Dr.StrangeLove
ははきまが終わってDSLのセッティング。そう、西川さんの立ち位置がどうなるのかが懸案だったんですよね・・・。右?それとも左??とか言ってたら後ろでした(爆)。前列に左根岸さん右長田さん。後列左西川さん右あらきさん。
客電が落ちてメンバーが登場。西川さん・・・かなり伸びた髪を肩の上辺りで外ハネにされてて(なってて?(笑))、黒の長袖シャツ(ボタン一コ開け)にグレーのボトムというスタイルとも相まって何だかいつもよりちょっぴりアダルトな雰囲気・・・(ぽっv)。根岸さんは”IvNY”のパクリみたいなTシャツ(笑)に迷彩柄のカーゴパンツ。長田さんはブルーのニット帽を被ってらして・・・結構強面(^^;) ちょっと怖い;;; あらきさんはプリン頭(失礼)と口紅の赤が印象に残ってます。
胸の前で拝むように手を合わせて客席に向かってお辞儀していた根岸さんが「もう5年振りぐらいになるんだけど覚えててくれてありがとう」と挨拶して、「途中で喋らないので始めに紹介しておきます。ゲスト、グレイプバイン西川弘剛」と西川さんを紹介。西川さん静々とお辞儀。あらきさんと自分達の紹介もして、でライブスタート。
ライブは・・・またしても曲名とか全然わかんなくてごめんなさい。本編11曲。基本はブルースロック(?)ということで西川さん、目新しさという点では小谷さんの時程のものは無かったものの、一曲目初っ端から全開スライドギターと来た日にゃあ ―― ああやっぱり。やっぱこれだよなぁ・・・・・・
だから何でそれをバインでやらない!???
力強さ溢れるあらきさんのドラム。揺るぎない足元を形作る根岸さんのベース。圧倒的な広がりを見せる長田さんのギター。でそこに乗る西川さんの実に雰囲気たっぷりのスライドギター ――
もう何なんっしょこれは。完璧。もう完全無敵のグルーヴがそこにあるのです。
あぁやっぱり思い知らされる。西川さんが本当はどんなに素晴らしいギターを弾く人なのかということを。もちろんスライドギターだけじゃなくて。バッキングのさりげないアルペジオも彩を添えるワンフレーズも、ステージ上での佇まいすらも、もう別人かと錯覚させる程の輝きを放っていて・・・・・・
それでもやっぱり大御所二人の存在感といったら流石なものがあるんですねー。この滲み出る貫禄。この二人と並べるとそんな西川さんもやっぱどこか精一杯背伸びしてるように見えちゃったりもして♪あらきさんはと言えば終始一貫してクールなそれでいてしっかり熱いドラミングを披露。そんなとこがまたカッコいいのだ。
そしてライブも中盤。フロント二人は楽器を置いてそれぞれステージサイドに設置された機材の前に座り。根岸さんはキーボードだったのかな?ちょっとちゃんと見えなかったんだけど。長田さんのはスイッチとかツマミを操作して音出すようなやつだったと思う(いい加減だなー;;;)。で西川さんはと言えばギターのチューニングしたりエフェクターを調整したりしてたんですけど、じきに長田さんが曲の導入っぽくSEを鳴らし始めて。その中でおもむろにギターを下ろす西川さん。『あれ、ここは引っ込むのかな?』と思ったらベースアンプの前にスイッとやってきて ――
根岸さんのベースを手に取ったーー!!!!!
「おおっっ」と声を漏らしたアナタ、「きゃああっっvv」というリアクションを見せたアナタ ―― バインファンですね?( ̄ー ̄)
はともかく。うわぁぁぁ、西川さんのベース姿西川さんのベース姿西川さんのベース姿・・・(撃沈。再起不能)。
あらきさんの方を身体半分向いて斜に構えた姿。いつもより大きめの影を纏って抑えられた照明の中に佇む西川さん ――
嗚呼生きてて良かった!!!!!(滂沱)・・・ヲイ;;;
フレーズとしてはごくごく簡単なもので、しかも音もあんましっかり出てなかったりしたんですけどね(^^ゞ まぁキーボードメインのスローバラードだったしこんなもんなのかな。膝でテンポを取りながら一音一音丁寧に指で弦を弾く西川さん・・・ちょっとかわいかった(w
後半は比較的アッパーな曲が並び。あのいつもの顔で弾くトレモロ(笑)とかもやってたんですけど、それもいつもに比べて抑えめだったんですけど。でもそのちょっと余裕を残したところでこそがね、イイ顔されるんですよねー・・・。
あーもーほんと全部が良過ぎ。ギターの音も、ギターはレスポJr一本だったんですけど、終始こんなのバインで聴いたことねーよ!ヽ(`Д´)ノっつーすごいいい音出してて・・・もう聴いててほんと幸せな気分になるのと同時にすっごい悲しくなる。ほんとどうして普段これがバインで聴けないんだろう・・・。
本編終わってアンコール。西川さん、大胆にも火の付いた煙草を手にしてのご登場。根岸さんが「アンコール用の曲を用意していない」と言うと、客席から「”Rainbow”!」との声。「じゃあアンコールなのでいう事聞きます」と(笑)スタンバイ(8曲目か9曲目に演った曲なんですね)。
「根岸さん歌って!」との声も飛びますが、「まぁ・・・じゃあ後でカラオケで(笑)」って(笑)。歌に入る寸前、前の方がワーッて沸いて根岸さんが”イヤイヤイヤ・・・(苦笑)”みたいな素振りもしてたっけ。
そんな感じで和んだ空気の所為かちょっぴりユルい雰囲気で。西川さんも後ろから根岸さんと長田さんを交互に眺めて笑みなんか浮かべたりして何だかとっても嬉しそう♪曲の締めで根岸さんがステージ中央にバッッと出てきて足パーーン蹴り上げるのにはもう素で全開笑顔。なんてカオしてくれちゃうのよアナタってば・・・・・・(TДT)
そんなで終わるライブ(そういえば最後にもう一回メンバー紹介もやってた気がします)。灰皿に置いてた煙草をしっかり持って帰る西川さん、律儀だ(笑)。
帰り途での同行の皆さんとの会話はもちろん、西川さんへの賛美とバインPAへの不満(苦笑)。もうこれほんま切実だわ(涙)。
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