森広隆
 
 2002.10.20 MINAMI WHEEL 2002@心斎橋ミューズホール
 今日はダンナも一緒です。ダンナの分のパスを引き換えて本当はRunt Starが見たかったけど雨も降ってるしあんまり動くのも億劫になり;;; そのまま上のBIG CATに。
 
CLASSIC CHIMES
 
 バンジョー+ギター+バイオリン+アコーディオン+ウッドベース+ドラムという、実に反則もののバンド(涙)。バンドっつーより楽団みたいな感じ。いい味出してました。こういうの見てるとねー、やりたくなるんですよねー・・・。誰か鍵盤弾きorマンドリン弾き要りませんかー?(笑)。
 30分くらい見て森広隆に備えてミューズホールに移動開始。
 
森広隆
 
 ミューズホールに辿り着くと前のバンド、Spinna B-ill&the cavemansの最後の曲。実力派レゲエバンド?といった風情でギャラリーも結構渋い感じで(笑)。それが終わってお客さんの入れ替わりタイム。会場を出ようとする人波をかき分け前に進んだんですが、なんと、既に大勢のギャラリーがステージ前を埋めているではないですか!森くん目当ての人がこんなにいると思わなかったのでちょっとびっくり。その後も続々と人が入ってきて、こういうイベントだから全員が純粋な森くんファンというわけではないでしょうが、これだけの人が彼の音を聴こうとしてくれてるんですよね。もしかして森くん、ちょっと来てる?来てる!?(笑)。
 MWのテーマ曲(?)が流れていよいよライブ開始。幕が開いて(ここの会場はステージに劇場みたいに幕が付いてるんです)森くんの姿が見えた途端客席からワッと歓声と拍手が起こり、森くんはニコッとちょっと照れたような笑顔(*^-^*)
 セットリストは、黒い実・ショートケーキ・MC・Lover・ISN'T SHE LOVELY・エレンディラ・ゼロ地点・MC・Pebama。黒い実スタートってのがいいですね。大人っぽい雰囲気でジワジワ熱を上げていくみたいなのが。しかし、森くんのライブを生で見るのは5月以来なんですけど、もうね、この声が素晴らしい!(> <) 本当に素晴らしい。やっぱ生で聴くに限りますよ!何て言うんでしょう?もの凄い存在感がありますよね。聴き入らずにいられないような。圧倒されます。一曲終わったところで会場中からも予想以上の反応が。嬉しいなー。ツカミはおっけー?(爆)。次の曲のイントロでも自然に手拍子が起こったりして、こんなのは正直想像してなかったのでちょっと感動しました(笑)。曲間では、「持って来〜い!」とか「食わせろ〜!」とかアドリブで叫んだり紺ちゃん(B)のベースソロで森くんがハンドクラップを煽ったりと和気あいあいなステージ。
 
 MCでは、「こんなにたくさんの人が集まってくれて嬉しいです!」と上気した笑顔を見せる森くん。本当に本当に嬉しそうで。いやマジで私も嬉しいです(爆)。「今日は楽しんでってください。イェイっ!」、この”イェイっ!”って言い方がまたおちゃめでかわいいのです☆あと紺ちゃんもすっごいかわいいの。最近よく写真で見るのと同じ、毛糸の帽子(笑)被ってて”ムニュ”って感じの笑顔がめっちゃキュートなのですv
 Loverはインストアで弾き語りで聴いたのとは全然違った印象でちょっとテンポ早目のボサノヴァって感じの雰囲気のミディアムバラード、これもめちゃめちゃいい曲ですね〜。音源で聴きたいわん。ISN'T SHE LOVELYもサンバっぽいウキウキムードのアレンジになっており、もうこんなの聴かされたら心が躍らないわけがありませんがな♪間奏で森くんと紺ちゃんとで客席にハンドクラップを求めるんですけど、これが結構難しい;;; うーん、森くんのライブでは客にもそれなりの技量が要求されるようです(爆)。ライブでは定番のエレンディラ〜ゼロ地点、ゼロ地点のイントロでは客席から一段と大きな歓声が上がって。やっぱり森くんといえばこの曲なんでしょうね。
 
 その後のMCで森くんが「何かすごい早いね」って言うから、『何が?曲のテンポが?』とか思ってたら「次で最後の曲です」。「え〜〜〜〜〜!!!?」って声が間髪入れず会場中から上がってまたまたかなり感動(涙)。今度のワンマンの告知とか、11/9のイベントのことをファンの人に教えてもらいつつ喋って(笑)、最後の曲、Pemaba。歌い出しの低音のところがちょっと声引っ掛かってたね。サビとかの声を張る部分だとまだ大丈夫だったんですが。あれ?あれ?って思ってたら間奏の部分で水を飲みに後ろの方に下がって行ったのでやっぱり調子悪かったみたい。波多江さん(Dr)が気にした風にチラッと森くんと目を合わせたりしてましたね。。。でも両手でマイクとマイクスタンド握り締めるようにして目を閉じて歌い上げるその姿は思わず見入ってしまうくらい素敵でした。
 
 ってなわけでもう本当にあっという間で悲しいくらいあっという間で、もっともっと聴きたかった!って思ったのは私だけではないはず。森くんのことを知らずにあの場に居た人をも引き込めたのではないかしら。そんなことを思うくらい凄いいい(雰囲気も含めて)ライブでした。近くにいた男のコ2人組がかなり賑やかに盛り上がってたのも頼もしかったです(笑)。こんな感じでどんどん森くん熱が高まっていったらいいな☆
 
HARCO
 
 ミューズホールを出て雨の中を今度はクアトロに向けて早歩き早歩き。でHARCO。彼のライブは生で見るのは初めてですが、ほんとに、”お茶目さん”って形容詞がぴったりでした(笑)。曲は1曲目が”アパート”で後は知らない曲(HARCO度は浅いもんで;;;)。最初の1、2曲はギターを持ってあとはピアノ弾いてました。どっちかっていうとピアニストHARCOよりギタリストHARCOの方が好きだな。
 新曲のタイトルをこの場で初披露。”ウィンター・なんちゃら・レインボー(ごめんなさい、マジでど忘れした;;;)”、略してW○R。一瞬客席から笑いが起こり、「何故笑う(怒)。笑うとこじゃないのに」とお拗ねになっておられ、それでも笑いが止まらなかったので、「社長ー、笑われちゃったよー(拗)」。ぷぷぷ(^m^)
 ラストは椅子の上に立ち上がって飛び跳ねながら指を鍵盤に叩きつけたりしてて意外とアグレッシブな人だというのも初めて知ったのでした。
 
 次の枠はSyrup16gを見たかったんですけど絶対無理だというのは目に見えてるのでもうさっさと諦めて飯タイム。そしてちょっと早めにKNAVE(押尾コータロー)に向かう。が!既に入場待ちの列が(T-T) 入れたからよかったものの、会場はそれはそれは大盛況でしかも客層が案の定異様に濃くてですね(笑)、ステージ上はほとんど見えなかったんですけど(泣)。いや、贅沢言っちゃいけません。入れただけでもラッキーラッキー。
 
押尾コータロー
 
 この人のステージはとても言葉で表現できるものではありません。とにかく機会があれば何をおいても見てください。CD買っても無駄です。見なきゃダメです。絶対に目を耳を疑うこと間違いありません。演奏というよりほとんどパフォーマンスです。そしてメチャメチャおもろい。
 
 ところでこの会場にお父さんに肩車された2、3歳ぐらいの男の子がいたんですが、この子がまぁ、ステージを食い入るように見つめてるわリズムに合わせて手拍子してるわ。恐るべし。将来が楽しみです(笑)。
 
 イベントの最後をこの人で締め括ることができて良かった。まさにお腹いっぱい。満足満足。”本編は”ですがね(苦笑)。アンコール曲がちょっと間延びし過ぎててダルかった・・・とはここだけの話で(;´Д`) いやいやいやいや・・・・・・。