GRAPEVINE
2000.06.12 SouthBound@大阪IMPホール |
んー・・・、どっから書こうかな。まず今日のライブ前の心境。「つれづれ」にも書いたけど、すごい怖かった。「また松山みたいだったら・・・」って。それに、九州シリーズを経てライブが少し変わったっていうのも伝え聞いてたし。さらに不安を煽られるワケですよ。そんな中での大阪2DAYS。祈るような気持ちで迎えた1日目。
ライブは「Reverb」でスタート。私ってすごいラッキーかも。3回のライブで全て違うセットリストに出会えてる。ってのはいいんですけど。に、西川さん・・・。どうされたんですか!?めちゃめちゃ色っぽいんですけど!!!(爆)。いや、マジ。あ!髪切らはったでしょう!(違う?)。えもいわれぬ色気が漂っておられます!またそれで「にやっ」って笑われる場面が結構ありましてね。もーう、撃沈いたしました。「ライブではリーダー!(もしくは田中氏)」と常々言っておる私ですが、改心しました。ミスターについて行きます!(でもやっぱしギターにはハマれないんですけど)。
・・・話が逸れました。曲は続けて「ナポリ〜」「カーブ」「1&MORE」。確かに変わりました、バイン。まとってる空気が違う。磔磔のようにアットホームでもなく、松山のように変なテンションの高さでもなく。地に足が着いたというか一つ歳をとったような感じが。田中氏&リーダーのしゃべらなさにもちょっとびっくり。客席からは案の定思わずツッコみたくなるようなコールが飛んでおりますが、苦笑いでかわすメンバー。そんなこんなで私の中から「楽しいライブ」を求める気持ちが消えました。「よっしゃ、見してもらおうやんけ!って感じですよ。叩きつけられる気迫を必死で受け止めてました。
その後演奏されたのは「想うと〜」「空の向こうから」「ポートレート」「ダイヤグラム」「6/8」「コーヒー付」「スロウ」「羽根」「JIVE」「いけすかない」「鳥」「25」「Scare」(すいません、順番あやふや)。ほんと「憑いて」ました。磔磔のでさえこんなに心を揺さ振りませんでした。
「ダイヤグラム」「スロウ」「羽根」涙が出そうになりました。思わず目を閉じて聴き入ってしまいました。
「コーヒー付」呪縛に陥ってます(笑)。イっちゃってます、はっきし言って。
「JIVE」これこれ!これなのよ〜〜〜!!!いつものあの位置に置くのはもったいな過ぎる。楽しかったー!知らず知らず笑顔がこぼれます。
「Scare」テンション最高潮。すごいすごいすごい、かっこいい!!!!!田中氏とリーダーの背中合わせとか2人でダーーーっと駆け寄ったりしたのとか、もう最高!メンバーも相当ハジけてたもよう。最後の亀ちゃんの渾身の一打、その後の「どうや!!!」と言わんばかりにスティック放り出した姿、目に焼き付いて離れません。
本編ラストは「here」。なんだけど、もう、「Scare」の余韻に浸っちゃってて頭グルグル(笑)。田中氏からも「楽しかったー!ほんっまに楽しかった。次で最後の曲なんやけど・・・。ちょっと気持ち入れ替えさせて・・・」。一呼吸おいて始まった「here」。でも、この言葉すっごいうれしかったー。こっちは本当にいいライブ見れて本当に幸せなんだけど、田中氏も同じように楽しんでもらえた(もらえたってのは変か)ってのが、もっと嬉しかった。松山では演技っぽく見えてしまった熱唱ぶりだったけど、今日はほんとにほんとに心ギュっと掴まれました。
アンコールは「君待ち」と、もうこれを楽しみにライブに来たと言っても過言ではない(笑)「南行き」。賛否両論あるようですが、誰が何と言おうと私はこのおバカさが好き。えーやん!こんな曲なんやからとことん遊べば!「ア〜メリカ〜」の練習では始め声が小さく「関西人のくせに!」とお叱りを受ける(笑)。それを言われちゃあ、だまっちゃおれませんがな。思いっきり叫ばせて頂きました♪リーダーのベースソロ、かっこよかったあ!しっとりと終わるのもいいけど、やっぱしこう、ノリノリで終わる方が後が爽快。幸せ気分のうちにライブ終了、したんですが。
圧倒されました、ただただ。アンコールはともかく、本編は「闘った」と言ってもいいくらいの気の張り詰めようでした。だって気ぃ抜いたら負けて流されそうな気がしたから。それぐらい気合の入った演奏でした。凄かった。とってもとっても。でも結局、磔磔の呪縛からは逃れられないんですよね・・・(すいませんしつこくって)。やっぱりあの「楽しいーーー!!!」って感じ爆発のが好き。
明日はとうとう私にとって最後のライブ。心残りのない今までで最高のライブになれば。
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