GRAPEVINE
 
 2001.09.20 Whitewood@神戸チキンジョージ
 あらー、どうしましょう(困)。ついさっき磔磔のライブは最高だったって書いたとこなのに、今日のライブも全く引けをとらない出来のライブでした。すごいやんバイン!しかもまた演奏の方にどっぷり浸かってしまって、視覚がついてきてない(涙)。そんな中なんとかネタをひねり出して頑張ってレポしたいと思います・・・。ちなみに今日も客席後方でまったり鑑賞組です。
 
■セットリスト
1.I found the girl 2.きみが嫌い 3.100cc 4.discord -MC- 5.ふれていたい 6.lamb -MC- 7.ポートレート 8.風待ち 9.フィギュア 10.坂の途中 11.壁の星 12.波音 13.パブロフドッグとハムスター -MC- 14.白日 15.So. 16.HEAD 17.B.D.S. 18.Buster Bluster 19.(All the young)Yellow -MC- 20.アルカイック
En1.光について 2.SOUL FOUNDATION
 
 来たねー、”I found〜”。メンバーがスタンバイしたところでおもむろにベースがグォングォン鳴り出して、『なんだなんだ!?』って思ってたら、田中氏・西川さん・亀ちゃん・高野さんの総勢4人のハーモニーで、「I found the girl〜♪」ときたもんだ。何故か起こる拍手(笑)。しかも西川さんも亀ちゃんも歌うのに片手で耳を塞いでるし(爆)。おいおいおい・・・。中身も相当危なっかしいハラハラものの展開で。いや〜、初っ端から笑わせていただきました。ってどんなスタートやねん(笑)。
 今日は空調もよく効いていたので思う存分演奏を満喫させていただきました。ほんとにね、いいライブだったんですよ・・・(溜息)。黄色い歓声より、『うをーーー!!!(奮)』みたいな反応が多かったのも心強い。
 なんかこのツアーでこれまでのバインのライブに対する考え方をころっと覆されてしまいそうです。既にもう今までのような見方ができなくなってる。だってここまででまだ西川さん関連のトピックスが何も無いんだよ!それどころか西川さん、ほとんど見てないような気が・・・。今日もメインで見てたのは亀ちゃんと、前回ベースのネックしか拝見してない金やん。
 金やんねぇ・・・白状します。惚れました(ぽっ)。音といい弾き姿といい、まさに理想のベーシストさんです。特に100ccと風待ちのベースが大好きで。バインのステージに新しい風を吹き込んでるってのが伝わってきます。
 
 本日のNo.1は、”坂の途中”。特にイントロ・Aメロの気だるげなシブーい雰囲気にメロメロになりました。大人の色気とでもいうんですか?西川さんのギター、冴えてたねー!これで見た目が前のままだったらほんまにイチコロだったんだけどね・・・。
 いつもずきんから散々な仕打ちを受けてる(笑)”風待ち”もライブバージョンの方はすごく好きです。これも西川ギターマジックによりちょっとブルージーな感じになってて、ちょっと心に染みます。この曲はベースもポイント大。重すぎず軽すぎず、でもBメロからサビへ移る部分のフレーズなんかさりげなくおいしくって。毎度毎度耳がピクッてなります。あれ好き。
 
 今日のライブは怒涛のように曲が進んでいきました。おかげで2時間があっという間。喋りもほとんど無くて、ほんまに「今日『イェー!』しか言うてへんわ(田中氏談)」でしたね(笑)。その田中氏、今日のお召し物は白の長袖Tシャツで、ちょうど片方の胸のところにコサージュでも付けてるようなワンポイントが入ってて。この姿がすごい綺麗でねー!最初ステージに現れた時思わず「うわ、キレー・・・」って見惚れてしまいました。ピンスポットが当たったりしたらその白い姿がボーっと浮かび上がってそれはそれは幻想的な光景でありました。あれはちょっとねぇ・・・反則ですよ(悔)。
 
 あぁ、どうもウマく書けないなぁ。このツアー、ものすごくレポが書きにくい(涙)。何がどうしたからどうだったっていう理屈じゃなくて、何だかわからんけど気がつけば心が震えてる感じだからかな。本能に訴えかけてくる良さなんですよ。そういう魅力のライブだから、今回は。
 あとね、自分なりの焦点がまだ定まってない感じ。例えばE.ツアーだったら、西川さんの挙動に心底心を奪われたってのがあったけど、今回はそういうのがまだ見つからない。流れで聴いて、ああいい演奏だった、ってところでもう大満足なのよ。それはそれで嬉しいんだけど、今後、もうちょっと突っ込んだ見方ができるといいなーと思う次第。せっかく行くライブやもん。欲張らないともったいない。