森広隆
2002.05.12 IN STORE LIVE TOUR『ゼロ地点』
@TOWER RECORDS 心斎橋店 |
”ゼロ地点”リリースを受けてのインストアライブです。NEW BREEZEはバンドでのステージだったのに対して今回はエレアコ一本での弾き語り形式。関西ではここの他に前日に大阪で2会場この後に神戸。全制覇するのが正しいファンの姿なのでしょうが(実際その前提で演目が設定されていた)JAPAN CIRCUIT帰りで死んでいたもので;;; ここだけです。
前情報によると大体30分ぐらい前からリハをやってるということだったのでその位の時間に行くともう既に始まっていた;;; 後で聞いた話によると体調が悪くていつもよりリハの時間を長く取ったらしくて・・・。
簡単なステージが設営されていて、ギターを抱えた森氏一人椅子に腰掛け10数人のお客さん(っていうか数個のファンのグループ(笑))を前にスティービー・ワンダーの曲だとか”Yesterday”だとかをサラッと流したり”なごり雪”を大熱唱したり(笑)。いやこのなごり雪が凄くてねー。声がもうビンビンと響き渡って、さして広くないこの店内には収まりきらないぐらい。うわー・・・早くもゾクゾクしてきたー☆
「こんな感じで本番もよろしく」っつって一旦引っ込んだ森氏が再びステージに姿を現してライブ本編がスタート。この頃には観客は50人位になり、通りがかりに足を止めてる人もちらほら。
始めに山下達郎の”Windy Lady”をカバー、そして来ました、”ただ時が〜”。繰り返しますがこのライブ、弾き語りなんでよ。これとかゼロ地点だとかの曲なんてどうするんだと思ってたんですがそれがアナタ、どーもこーも。ギター一本であのファンキーノリを再現してくるんですよ。度肝抜かれました。”拍が見える”んです。自分の中でリズムキープして演奏するのだったら誰でもできるけど、そのリズムが聴いてる方にまで伝わってくるの。感動です。あと何といっても声量が凄い。しかもエッジが効いてる声なんですね。だから見事なまでにスパーーーンって通る。気持ちいいぐらい。なんかもうことごとくツボです。
「今日は時間ギリギリまで寝ていた」みたいな事を喋り、「少し古い曲です」と”LOVER”、そして”交差点”。この曲に”もう少し早く起きれば〜”っていう歌詞があって歌い終えた後に、「この頃から全然変わってない(照)」なんて言ってました(それが体調が悪かったからってのはだから後から知った話ね)。
それからギターのボディをトン、トンと叩いてそのテンポでお客さんに手拍子をさせ、それにのっけて”Trash”。これが結構曲者で。ただ単純に同じリズムで手拍子打ってればいいはずなのに、それが表拍になったり裏拍になったりコロコロ変わるもんだから『あれ?あれ???』ってすっごい混乱する;;; これ絶対本人はこっちのリズム聴いて歌ってないだろうなー。っつーかそうやってこっちが翻弄されてるのを楽しんでるに違いない。うーん、侮り難し森広隆デビュー7ヵ月目。
その後は”ゼロ地点”になだれ込み人並外れたリズム感を存分に披露し(こいつ身体ん中にリズムマシーンでも飼ってんのか?;;;)、最後に「今度のアルバムに入る曲です」と”並立概念”を演奏。これもまたスローテンポながら森氏らしいヒネりがあって良いです♪
ライブはこれで終わりで後はサイン会。その模様は日記の方で書いてますのでよろしければどーぞ。
なんか凄い凄いばっかゆってますが、ホンマにただただ驚くことばっかなんですよ(^^ゞ もう興奮しっぱなしで(笑)。こんな凄い人に出会えたなんてすっげーラッキーだわ。
|
|