2007年2月
(樹:4歳2〜3ヶ月)

TEACCH 絵カードによるコミュニケーション 2007,2,1
TEACCH、今日は2回目。初日の見学も含めると、3回目。
今日はママは予定があって忙しいので、パパと二人で行ってもらった。

帰宅後にパパにどうだったか聞いたところ、少し慣れたようだ、とのこと。
上履きを用意してと言われてたので、普通の、真ん中にゴムのついたバレエシューズっぽい上履きにしたのだけど、その靴だと、樹は自分で脱ぎ履きが出来ない。
普段履きのスニーカーなら、なんとか出来てきてるので、次回からは、普段履きにしてる靴を上履き用として、自分できちんと着脱出来るように指導したいとのこと。

靴の着脱は最近、とてもじょうずになってきたが、気が散ってると、やろうとしない。
または、靴をまったく見ずに履こうとする。
だから樹の場合は、履き方というよりも、「これから靴を履くよ(脱ぐよ)」ということを、本人にスムーズに伝えることが、指導されるのだろうと思う。
カードを使うのだけど、、どうかなぁ。
言葉で伝えても、ちゃんと判ってるんだけど、やっぱり視覚的なアプローチのほうが、樹も入りやすいのかなぁ。
うちでもカード、作ったけど、ついついいつも「言葉」だけで済ませてしまって、カードを使うところまで、さっと思い浮かばない。

樹はこちらの言葉をよく理解しているので、カード+言葉でのやりとりは、親側から見ると、はっきり言って必要性を感じない。
だけど、樹の立場に立って考えると、私たちになにかを伝えたい時に、今の樹には「伝える術」がない。
なんとか言葉で伝えようとしてるのだけど、いかんせん発音がまだまだ不明瞭で、コミュニケーションツールとして使用可能な状態ではない。

だから、そこで、「カード」を使おうというわけだ。カードという、言葉の代わりになるコミュニケーションツールを樹が自分で操れるようになれば、言葉で伝わらない時には、カードを使ってやりとりをすることが出来る。
今の状態では、ほぼ親側からの一方的なものだが、樹のほうからも、なにかしら伝えてこそ「コミュニケーション」と言える気がする。

というわけで、なんだか長々書いてしまった。
ま、樹の「ことば」の代用品として「カード」の使い方を教えよう!と、そういうことです。
一時、手話も考えましたが、細かい動きを模倣することが出来ないので、無理なことに気づきました。

睡眠障害‥? 2007,2,2
昨晩、樹が眠りについたのは、確か10時半頃か、遅くても11時頃。で、樹が起きてることに、ママが気がついたのが夜中の4時過ぎ頃。いったいいつから起きてたのだろう??
なかなか寝付かないので、「トイレ?」と聞くと「ちーちー」と答え、トイレに行ったのが5時20分くらい。そこから、まったく寝る気配なしだったが、朝6時40分、やっと寝息が聞こえてきた。
保育園に連れていくのは今日は諦めだな。無理して連れていって風邪ひいてもかわいそうだし。
睡眠障害なのかな?自閉の子にはよくあるって聞いたような・・。

今日はお昼寝をナシにして、少し早めに寝かせて、土日で元通りのスケジュールに戻さなきゃ。
妹はくしゃみ連発&鼻水。樹も寝不足のせいか調子悪そう。ママもさすがに今日は眠い・・。

風邪です‥ 2007,2,5
またもや、風邪です。妹が鼻水垂れてるな〜と思ったら、次にパパが高熱でダウン、そしてママもノドが痛くなってきた‥。
樹だけは、元気。なんだか最近このパターンばっかり。
パパもママも、そんなに風邪ひくほうじゃないんだけどなぁ。妹の風邪菌が強力なのか?

私は熱はないものの、ノドの痛みと、身体がだるく、フシブシが痛い。
さらに樹がここのところ睡眠障害?でほとんど寝ないものだから、私も寝れなくて、そのせいで睡眠不足のために頭痛もひどい。

そんな状態なのに、今日に限って、金曜から溜めた仕事が山積み‥。さすがに今日はやらなきゃマズイ。
というわけで、重い身体を引きずりつつ、樹を保育園に。家で過ごす時間が長いと、樹にも風邪がうつりそうだし、樹は元気なんだから、遊びたいだろうしね。

保育園まではバスで往復すると、歩き、待ちも含めると1時間〜1時間半くらいかかる。
風邪っぴきの身にはこの寒空の中、バス停に立ってるだけでも辛い。

フラフラになりながらも、なんとか溜まった仕事も終えた。家事は‥掃除だけは手抜き。だって、パパも妹も寝てて、布団が敷きっぱなしだし‥掃除機かけられないし。(←言い訳‥)

夜になっても、樹は元気。妹も少し調子が出てきた。この調子で樹にうつらずに皆、治って〜。

OT、心理。樹のマイブーム 2007,2,7
今日は、心理科と、OTの訓練の日。
OTのほうは、まぁなんというか、いつも通りのマイペース。飽きると自分の遊び方になっちゃうんだけど、でも今日は「褒め褒め作戦」でなんとか乗り切った感じ。
心理科では、前回のテストからほぼ1年経過したので、また「発達テスト」を受けました。
今回は樹も機嫌よく、とてもスムーズに且つ落ち着いてテストを受けることが出来たので、今まで受けたどのテストよりも、おそらく樹の現状を如実に表すものとなるでしょう。
こわいような‥楽しみなような‥。結果は再来週。

今日も寝つきは悪かったけど、それほど興奮状態ではなく、わりと静かに寝た。疲れたのかな。
「たーいーたー♪たーいたー♪うーぃっうーおー あーあーなぁー♪(咲いた咲いたチューリップの花が)」‥てなかんじで、たつき語で何度も歌っては「ほめて!」という顔をして、パパママがほめると嬉しそうににっこり。

それと、最近の樹のマイブームはカメラ。ママがカメラを構えると、「ひゃひん(写真)、とぅっ(撮る)!」と言ってくる。
「写真撮るの?なに撮るの?」って聞くと「なっちゃん!」って。
樹にカメラを渡し、シャッターボタンを教え、「なっちゃん!って、呼んでから写して」と言うと、ちゃんと「なっちゃん!」と言ってからシャッターを切った。
その後も何度も「なっちゃん!」ぱしゃっ。と、たくさん写していた。

デジカメなので、ファインダーではなく、液晶画面のほうで被写体を確認出来るのが良かったみたい。ファインダーを覗くのって、苦手そうだもんね。

あとでPCにデータをUPしてチェックしてみたら、意外にいい表情のなっちゃんが撮れていた。すご〜〜い。樹!
古いデジカメ、ひとつは樹用にしようかな。

平和な日 2007,2,9
今日はふたりとも早々と眠ってくれた。珍しいことだ。あ〜。平和だ。
ちなみに‥寝る前の出来事。

妹がママのノートPCを机の上から引っ張り落とそうとしていた。
樹にお水を飲ませたら、プーッと吐き出された。
布団まで被害が及んだので、ドライヤーで乾かす。
妹が今度はデスクトップPCの電源を勝手に触ってONにしていた。
慌ててボトルキャップ&ガムテープで、PCの電源ボタンを隠す。
見ると妹が着替えで出しておいたパジャマにかじりついている。
「だめでしょ!」と取り上げて横をみると、今度は樹がおもちゃのフタにかぶりつき、ヨダレを垂らして遊んでいた。
樹からフタを取り上げ、あたりを見ると、容器のほうにもヨダレ被害。台所で洗う。
台所から戻ると、きれいにセットした寝床を、妹が破壊しまくっていました。

‥これでも、かなり はしょって書いてます。
もう‥ふたりして、なかなかのやんちゃぶりです。

ここまで書いたら、眠気が‥。ああ。せっかくの自由時間なのに〜〜。
おやすみなさい。。。(眠気には勝てない‥)

TEACCH 2007,2,15
毎木曜はTEACCHの日。自宅からけっこう遠いので、パパが車で連れて行っている。
TEACCH終了後、毎回先生から、今日の様子とかのお話があるのだけど、ずいぶん慣れてきたようだとのこと。机上課題は特にスムーズなので、課題を増やしたらしい。
先生にもずいぶん樹のほうから話しかけたりしてるらしい。構音不明瞭ではあるけど、この感じだと、将来的にはお話出来るようになるんじゃないかと思いますとのこと。

嬉しい〜〜〜〜〜!
予測でも可能性でもなんでも構わない!そう言ってもらえるだけで、今は嬉しい。。

今もやりとりは少しあるけど、会話とまではいかない。
樹と会話‥。夢の中だけでなく、現実でも出来ますように‥。

発熱 2007,2,16
お熱があるので迎えに来て欲しいと保育園から電話。ここ最近なかったのに‥また?
「また?」と思ってしまうのにはワケがある。樹は体温調節が苦手で、特に寒さに対応出来ない。というか寒さに対して身体が過剰反応する、といった感じかな。

自閉グループでは、体温調節の不具合という話はよく耳にする。ただ、樹のようなPDDの場合には必ずしも当てはまらないとも言われた。
でも、当てはまらないと言っても、実際、苦手なことは間違いない。夏場も、暑さに対しては汗をかくことで対応出来るようにはなった。が、エアコンが効いた中にずっといると体温が異常に下がりすぎてしまい、唇が紫色になって焦ったこともある。
暑さよりも、寒いことへの対応が苦手なようだ。

保育園から発熱の連絡をもらっても、家に帰るまでにはいつも下がるんだけど、今日はずっと38度近い。あれれ?‥ってことは、今回は風邪なのかな?でも、熱以外に何の症状もない。
とりあえず今夜の入浴のみ中止して様子を見ることにした。

妹がお風呂に行く時、樹も慌てて服を脱ぐような素振りをしながら、ママに向かって「おふろ!」と訴えた。樹、お風呂大好きだもんね。
「今日は、樹は、お風呂、なし。お熱あるから、また明日ね。わかった?」とゆっくり説明。わかったようだけど、不満気。仕方ないよね。

夜寝る前に計った時には、お熱は下がっていた。

ママ、ごあん! 2007,2,18
今朝、ものすご〜〜く久しぶりに、樹に起こされた。以下、今朝のやりとりです‥

樹:「マ・マッ!」ポンポンと寝ているママの顔を軽くたたきながら。
びっくりして目が覚めたママ、とりあえず手を上げ‥
ママ:「はーい!ママで〜す!」
樹:「ぅーい!」マネして両手を上げて、ニコニコ。
ママ:「樹、おはよう」
樹:「○※△ー(おはよー)」頭を横に傾ける。
何か言いたげな顔の樹。
ママ:「? なぁに?樹」
樹:「マ・マ、ごあん(ごはん)!」
ママ:「!!!ごはん?ごはんね?お腹空いたの?」
樹:「ごあん、たえう。(ごはん、たべる。)」
ママ:「そっか。ごはん、食べるのね!わかったよ!じゃ、ママ、ごはん作ってくるから、テレビか、絵本でも見て、待っててね。」
樹:ニコニコしながら絵本を開く‥

こんなにも「会話らしい会話」は、初!です!びっくり!

昨日の夕食も あまり食べなかったし、よっぽどおなか空いてたんだろうね。
昨日、メインのおかずを食べなくて樹の夕食、2回作り直しした。
食事のムラがひどい時はいつもこんな感じで、樹の夕食だけ何度か作り直すことがある。
手をかけて一生懸命に作ったものをひと口も口にも運ばずに拒否されたりすることもあり、そういう時はさすがに私もオチますが、二度の作り直しくらいは、しょっちゅうです。

今朝もそういうことにならないようにと考えて、いつもはパンとフルーツなんだけど、おにぎりを2種類とお味噌汁にしてみた。
樹の好きな「わかめ&ごま」と「しらす、梅、ゆかり、ごま」のおにぎり。
今朝はすごい勢いでパクパク食べました。やっぱりお腹空いてたんだね。

必要に迫られれば、樹も「喋る」ということなんだろうか??

発達テストの結果 2007,2,20
今日は多忙な一日だった。
まず発達テストの結果報告、次はOTの訓練、通園のママさん達に顔を出し、昼食をささっと食べて、バスと電車を乗り継ぎ、講演会へ‥。あ〜忙し‥。

発達テストの結果について。
ちなみに、1年に1回のペースで検査することにしている。前回がちょうど3歳の時。その時が、全領域(トータル的にみて)で1歳5ヶ月相当という結果だった。
今回は、実年齢が4歳2ヶ月。検査結果は、トータルでみて2歳3ヵ月相当、だった。
発達指数も、前回と同じく49をキープ。
すごい!この1年でちゃんと1年分、伸びたんだね。出来ることも増えたもんね。

※(発達テストはいろいろな方法があり、一種類だけではありません。樹が受けたテストは「新版K式発達検査」という検査によるものです。)※

検査項目は「姿勢・運動」、「認知・適応」、「言語・社会」の3種。
認知、適応の項目については、あまり前回から伸びてはいなかったが、他の項目はちゃんと1年分、きっちりと伸びていた。
言語、社会の項目に関しては、普段、自宅での家族とのやりとりが出来ているとかの、ママの話も考慮に入れたと仰っていました。

飛躍的に伸びて、実年齢に近づくとか、奇跡的なことを本気で信じていたわけではないですが‥冷静に考えれば、この結果は、とてもすごいことです。
きちんと1年間という時間の中で、樹自身もちゃんと1年分の成長が出来たのだから。。
一緒に頑張ってきた甲斐あったよね。

じっくり、ゆっくり、やっていこう!
(講演会の話は、眠くなったのでまた今度書きます。 おやすみなさい・・)

ニキ・リンコさんの講演会に行きました 2007,2,22
(昨日行った講演会のことを書きます)

昨日、「ニキ・リンコ」さんの講演会に行ってきました。(ニキさんについての説明は省きます。わからない方は申し訳ないですが、検索で調べてくださいませ‥。)

福祉施設等の職員が対象の講演会でしたが、主催側に直telして許可を取り、もぐりこませていただきました。
出版された彼女の本に沿ったエピソードなどを、たまにユーモアを交えつつお話してくださいました。通りの良いお声で、はっきりとした発音で話され、聞く側としては、たいへん聞きやすかったです。

私もノート片手にイラスト交じりのメモを取りつつ拝聴しましたが、他にも熱心にペンを走らせる方々の姿が見えました。
ああ。こんなに熱心な職員さんたちがいるのだなぁと、心強くも嬉しくもありました。

ただ‥がっかりしたことも。
前から2番目あたり、ニキさんの真正面に座っていながら、着席後すぐに居眠りをはじめた、おしゃれな女性‥。その隣の女性もつられたのか、途中からこっくりこっくり‥。
結局、終わるまで寝ててほとんど聞かず。いったい何しに来たんでしょう‥??

家に帰ってパパに話すと、どこの施設の人だったのか聞けばよかったのに、と言われました。そんな聞くからにいい加減そうな職員のいるとこは行きたくないよなぁ。って。
お仕事でお疲れなのかもしれないけど、眠いなら無理して行かなきゃいいのに。

当事者が、同じ障害を持つ人々のお役に立てれば‥と行動を起こしていらっしゃること、本当に頭が下がる思いです。当事者の言葉は「言葉を持たない自閉症児の母親」にとって、子供の心の内を代弁してくれる貴重なものです。

私は、新刊本を購入し、ニキさんに判を押していただきました。フルネームのオリジナル印と日付です。
不特定多数の客との接触は、障害特性から考えて、それぞれ短時間づつであったとしても、かなり疲れる大仕事だと思いますが、表面上、にこやかにこなされていて‥すごいなぁと思いました。
私は、ニキさんに言葉をかけたい気持ちをぐっとガマンし「ありがとうございました」を2回言って、その場を後にしました。


‥そんな感じです。

はじめての「いちご狩り」 2007,2,24
今日は、去年の9月まで通ってた療育園のメンバーと、「いちご狩り」に行きました。
子供達もそうだけど、ママもはじめてのいちご狩りです。来れる人は家族でどうぞということだったので、家族4人で行きました。

パパと妹、ママと樹でいちご狩り開始!
いちごの位置は、大人の腰の高さ、樹の身長だとちょうど目の高さくらい。まだ青々とした、大小様々ないちごの実もあって、樹はじーっと不思議そうに見てる。
ママが赤いほうのいちごを見せて「い・ち・ご」と言うと、樹も「いーひぃーごぉ〜」
でも触らせようとすると手を引っこめて嫌がるので、仕方なくママが一個甘そうなものを目の前で摘んでみせ、小さくちぎって食べさせようとすると、顔をそむけて拒否!

歩き回りながら「いーひぃーごぉ〜」と何度も言っては、ぶら下がっているいちごを徐々に自分から触るようになってきても、やっぱり食べない。
いちごを一個摘んでみせ、樹に手渡してみたら、もとの苗に摘んだいちごを戻そうとした。

「! やっぱりそうか!」その行動を見て、ピン!と来た。

どうやら樹は、いつも食べてる「いちご」と、ここになっている「いちご」は、同じいちごでも、違うものだという認識のようだ。ひょっとしたらこうなるかもと予測はしていたけど‥。やっぱりか。

樹に「赤いいちご、どれがいい?」「赤いの、赤いのど〜れ?」とか言いながら何個かを摘み、テーブルに戻った。
用意してきたナイフでいつも食べてる大きさ、形にカット。家で使ってるお皿に良く似た色、形の紙皿に入れ、いつものようにフォークを渡してみたら、一瞬の躊躇のあと、ようやく食べ始めた。やっと樹のなかで、「食べられるいちご」(という認識)になったらしい。
けっこう大きめなものを6〜7個は食べたかな。

しかし、ママもだんだんと樹の「認識の特徴」が解ってきたよ。パターンがある程度つかめると、ママも気分的にラクだから、最近はお互いにストレスも減ったかな。
ちなみに妹はいちごが苦手でまったく食べず。代わりにパパがおなかいっぱい食べました。

2007年3月

「光とともに‥」TV版 2007,3,1
今さらですが‥「光とともに‥」TV版のDVD、見ています。3話目まで見たとこで、内容的には、気づく→障害名の告知→戸惑い→受容(の、前段階)ってとこまで、かな。
光くん役の男の子、演技、うますぎ!ホントに自閉症の子に見える。
ぼーっとした表情が樹にそっくりで、どきっとした。そうそう。そんな表情なのよ、って感じ。
ママを見てるようで、見えて(認識して)ない顔。顔はこっち向いてるのに、ママを透かして、ママの頭の後ろ側が見えてるみたいな‥。(説明難しい‥)

わりと典型的な自閉症が描かれてる。こだわりが強い、パニック、聴覚過敏で、耳ふさぎしてたシーンもあった。
程度差、合併症、知能の発達など、、同じ障害であってもまったく同じとはいかないのだけど、ある一定の特徴は見られます。

これ、もとは漫画だそうだ。TVで描けなかった部分とかも読みたくなったから買っちゃおうかなぁ。

雛祭り 2007,3,3
♪今日は楽しい雛祭り〜♪去年、ずーっと樹がハミングしてたっけ。
今年もまたこの歌がTVから流れてきた途端、樹は釘付け。
また明日からしばらくの間、雛祭りの歌、樹ハミングバージョンが聞けるかな?
一応、置き場所を無理やり作って、なんとか雛人形も飾った。
手は届かない位置だから見るだけだけど、ふたりとも雛人形を見ては指差したりしてニコニコ。
もう明日には片付ける予定だけどね〜。あ。その前に写真撮らなくちゃ。

言葉も少しづつだけど、増えたね。不明瞭な発音には変わりないけどね。
一緒にテレビや絵本見てても、ママが1度言った言葉とか覚えてて、しばらくしてまた同じページ見て今度は自分で言ってたり。
あと、ドライブ中も、景色とか音とかに反応して言葉が出ることも増えた。
たとえば、救急車が通ると「ぴーぽー‥」とか、お店の自動ドアを見つけて「どーあー」とか、公園の滑り台を見て「※△☆だい(滑り台)」とか。犬を見かけると「わんわ〜ん」とか。etc‥

面白いのが、パパと出かけると、よくコンビニでおにぎりを買うらしく、コンビニを見ると「ごあん!お・に・に・ぃっ!(ごはん。おにぎり)」と言うようになった。

トイレもほぼ失敗しなくなったけど、樹が「トイレ」という言葉を間違えて他の言葉で言ってしまったりするので、そういう時にこちらが気づいてやれずに少しおもらししちゃったりということがある。
たとえ言葉が出てきても、それを使いこなせるかどうかは、どうやらまた別問題らしい。

今日もパパが、昨夜見た夢の話をしていた。
「樹がね、今よりもほんの少しお話するのがじょうずになってて、「ハンバーグ食べた〜い!」とか、普通に話しかけてくれるようになってんの。」

早く「正夢」になるといいよね。

春は‥? 2007,3,4
今日の東京の最高気温、19℃!
我が家は、集合住宅の東南角部屋の最上階で、南側にベランダですが、ベランダの気温は26℃の表示になっていました!
春を通り越して、夏ですな‥。

急激な気温変化のせいなのか、まったく関係ないのか わかんないけど、今日は樹のテンションが高すぎ。樹のテンションが↑だと、ママはテンションかな〜り↓
散歩に行って帰る時も帰りたくなくて叫ぶ。歩かない。結局暴れる樹をかついで帰る。

食事の支度中はずーっとごはん、ごはんとぐずり、オモチャを投げまくる。
食事中は最初の数口食べて、そのあとは例の「大爆笑」が始まり、フォークを放り投げ、おわんは倒し、イスから離れてどっか行っちゃうし。
連れ戻して着席させ、自分で食べる気がないから、こちらが口に運んでやると、口に入れたままで噛もうとしない。
「モグモグは?」と聞いたのが可笑しかったのか、いきなり顔にブーッ!と吹き出される。。そこらじゅう、ご飯粒だらけ。
ティッシュでご飯粒を片付けてる隙に、お味噌汁を飲み始めた‥と思ったら、口の中に残ってたものをお味噌汁の中に吐き出してる‥。

食事の内容が気に入らないと、いっつもこんな感じ。ママとしては、出来るだけいろんなものを食べられるようにと考えて作るんだけど、もともと偏食気味なので新しいメニューはなかなか食べてくれない。(自閉の子に偏食というのはよくあるらしく、中にはトマトしか食べないとか、そういった極端な例もあるんだそうです。)
口に運んだものをそのままボトッと吐き出したり、お椀を手で払ってひっくり返したり、フォークで刺したりスプーンですくって、振り回して辺りに投げ散らかしたり。

こうなるともう食べないので、諦めて別のおかずを作るんだけど、今日は意地になってなんとか食べさせようとしてみた。
イラつきながらも、声を荒立てるな‥怒るな‥怒ったら逆効果‥と自分に言い聞かせながら。

でも、ダメ。怒っちゃった。。はぁぁぁ〜〜〜〜(溜息)

怒りを感じるボタンがあって、ON・OFF出来るといいのに。怒った後、余計に気分が↓
今日は樹がずっとこんな調子なもんだから、予定の行動も出来なかった。
ストレスのせいか、ママはめまい&頭痛‥。今日は吐くほどの痛みじゃないけどね。

‥やっと眠くなってきた。もう朝の4時だし。‥寝よう。

眼科&歯科受診 2007,3,6
今日は眼科と歯科の受診日。
まず、眼科。ちゃんと予約時間前に受付に到着。でも、樹が「ちーちー‥」って。
診察室を覗くと、前の人がまだ時間かかりそうな感じ。
窓口で「○○ですけど、トイレ行ってきても大丈夫ですか?」と聞き、ダッシュでトイレを済ませて戻ってきた。
そしたら、あと数歩ってとこで、後から来た親子が診察室に入っていくのが見えた。受付の人も姿が見えたのに、知らん顔。

え〜?せっかく時間前に来たのに〜!ダッシュで行ってきたのに〜!ちゃんと行っていいか聞いたのに〜!
次の歯科受診の前に食事も済ませて‥とか、ちゃんと考えてこの時間を予約したのになぁ。食事する時間、なくなっちゃうよ。
歯科ではフッ素を塗るので、塗ったあと最低30分は飲食禁止になるから、先に食べさせておかないとお腹空くからかわいそうだし‥。
受付でブツクサ文句言ってたら、聞こえたのか(聞こえるように言ったんだけどね)「お待たせしてすみません」だって。

予備診察(視力検査)はわりとスムーズに出来た。片眼覆われるのは相変わらず嫌がるけど、なんとか泣かずに終了。
でも診察室では、やっぱりダメ。診察室が暗い上に、眼に光を当てられるものだから、嫌がる嫌がる‥。
でも、さすがに先生はプロ。ささっと終えて、なんとか本泣きになる前に終了〜。

視力は、おおよそ0.5〜0.6くらい。前回よりも少しUPしていて、左右差もなし。順調に成長してるようだ。
両眼視の問題については、相変わらず「首かしげ」とか、両眼視しない(片目だけ使う)ということはあるものの、以前に比べて減ってきている。本人も、両眼視しようとしてるようだから、このままもう少し様子を見ましょうとのことだった。

光刺激に弱い(極端に嫌がる)ことを話してみると、樹の場合は、例えば眼球に傷とか、目に関する問題があってのことではない、とのことだった。
それ以外(脳とか)に問題があるんじゃないか、痙攣との関係も考えられる‥といった感じの答えでした。
思ってた通りの答えだったんだけど、一応、「実は眼に傷があったせいだった」とかにならないよう、考えられる要素はひとつづつチェックしていかないとね。

ま、とりあえず、眼科はOKだったってことで。

その次の歯科は、眼科の次だったせいか、はじめからおわりまでずーっと大泣き。
暴れずに、まっすぐにピーンと硬直したまま力を入れっぱなしで泣いてたので、押さえる役のママはそれほど力、要らなかったけどね。
でも、樹はたぶん、暴れるよりも疲れたかも。力、入れっぱなしなんだもん。
虫歯もなく、茶渋汚れを少し磨いてもらって、フッ素を塗って終了〜。

歯科も眼科も、樹にとって苦手な受診。今晩、また夜中にパニック起こさなきゃいいけど‥。

OT 2007,3,7
今日はOT(作業療法)の日。パパが連れて行きました。
建物を工事中で、机上課題をやってる最中に、いきなりガガガガーッ!とすごい音が響いて、樹はびっくりして後ろにいるパパと顔を見合わせたらしい。
パパは慌てずに「大丈夫だよ。樹。」って声をかけたら、また何事もなかったかのように、落ち着いて課題に取り組んだそうだ‥。

そのあともずっと工事の音が鳴ってたので、先生は気を使って課題を変えたり(机上から→運動系の課題に)ダメそうなら別の部屋に移動も考えてくださってたようだけど、まったく平気だったとか。
ビックリ!! ここまで聴覚過敏って、軽減出来るものなんだね〜。いや〜。タイムマシンがあったら2年前の私に教えてあげたいよ。

寝てください・・。 2007,3,8
昨夜は またまた寝つき悪いモードでした。前日の歯科&眼科受診の影響かなぁ??
それでも一応、12時頃から3時半頃までは寝てたから、まったくの不眠ではないけどね。

ママは子供が起きてると寝れないのよね。(他に誰か、子供を見ててくれる人がいれば、うるさくても気にせず寝れるはずなんだけど・・)
みんな寝てて、子供だけ起きてるっていう状況には、恐くてとても出来ない。
というわけで、3時半まで起きてたママは、3時半に起きてしまった樹と一緒に朝まで起きるはめになってしまい‥。樹は朝7時頃、起きるはずの時間に、また2度目の眠りについた。

目覚ましで起きたパパに、樹が夜中起きてたことと、寝付く前に鼻水ズルズルしてたことを話し、今日の訓練は中止にしようと言った。
今やっと寝たばっかりなのに、ここで起こしても きっと朝ごはんも食べないだろうしね。風邪っぽいということもあり、無理はさせず、今日は休むことにした。

ママもこれでようやく眠れます。朝8時、ママ就寝。(なんだかママも調子悪くなってきた‥。)

ママ、ダウン 2007,3,9
ママ発熱。
フシブシ痛い。
身体だるい。
座ってる姿勢もキツイ。                                              
ひたすら寝てます。
寝て、治します。

樹、救急外来受診 2007,3,10
樹、朝から元気がない。
ママからうつったのか、それとも、もともとの風邪が重くなったのか。
朝8時頃に1回起きたのに、ずっとゴロゴロ横になってて、朝食の用意が出来た10時頃にはまた寝てた。こんなことは滅多にない。
1時間ほど寝て、11時頃に目覚める。「ごはん、食べる?」の問いに「‥食べぅ」の答え。でも、手を貸しても立ち上がろうとしない。仕方ないので抱っこで食卓へ。
イスに座ってさぁ食事‥と思ったら、気持ち悪そうな顔。
「あ!吐く!」とっさにエプロンを広げ、ティッシュを数枚口元に。間に合った。
朝食前なので、吐物は白色透明のものが少量。
困ったな。食べさせるべきかな。お腹はものすごく空いてるはずなんだけど‥。

ママが考えてる間に、パパがさっさと食事介助スタート。
だるそうな顔でモグモグ‥と思ったら、またもや嘔吐。
吐き終えた樹、テーブルに突っ伏してしまった。座ってられないみたい。表情もうつろ。
ありゃりゃ。。こりゃダメだ。病院だ。

慌ててパパは病院の救急外来に電話。ママは支度をはじめた。
入院になった場合のことも考えて、パパママふたりで行く‥となると妹も連れて行かねば。うへー。大荷物だ。。バタバタ‥。

ただの風邪だといいけど。。

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<病院にて>
樹は吐いたあと、自分で立つことが出来ないくらいぐったりしていた。
家で測った時には体温37.1度だったのが、病院につくと37.6度に上がっていた。
また前回のようなことにならないか心配だったので、念のためレントゲンでお腹(手術した箇所)を確認してもらうようお願いした。
‥が、暴れて抵抗し、レントゲン撮れず。
先生の所見では、おそらくウイルス性胃腸炎(?)だろうとのこと。今、流行ってるらしい。
今のところ症状がそれほど重くないので、ナウゼリンを入れて様子を見ることになった。

帰宅後も樹はずっと横になり、妹が横で騒いでも、ずっと寝ていた。
ナウゼリンのせいもあるんだろうけど‥。
夕方、やっと目覚め、この日はじめて自分で上体を起こして座った。
「お水、飲む?」「‥も・む。(飲む)」
ほんの少し飲ませ、吐き気を催さないか様子をみる。
大丈夫みたい。

少しづつ水分をあげてみてから、夕食(柔らか野菜スープかけご飯)は、いつもより少なめに。美味しそうに完食。
夕食から2時間後には元気になって、また「ごあん!」というので、さっきのご飯少しとトマトを食べさせてみたところ、またまた完食。

熱もまた37.1度に下がってる。
このぶんだと、すぐに治りそうだね。良かった良かった。
少しづつ、体力もついてきてるのかな?

回復! 2007,3,12
やっぱり風邪だったようで、嘔吐はあの2回だけだった。鼻水はまだ黄色いけど、でもすっかり元気。良かった良かった。
ただ、ちょいと気になることが‥。
このところ、樹、鼻血を出すことが多い。もともと鼻の粘膜が弱いのか、よく鼻を引っかいては鼻血を出してたんだけど、ここ1〜2ヶ月の回数は、2〜3日に1回くらいじゃないかな?ちょっといくらなんでも多過ぎないか??
傷になってる場所のかさぶたが、まだ治らないうちにまた引っかいてるのか?
深爪にならない程度にだけど、爪切って、ちゃんとヤスリもかけているのに。。

‥今度は耳鼻科の予約だな。

また鼻血 2007,3,13
今朝、目が覚めて樹をふと見てビックリ!顔中に血の痕!見ると、シーツにもパジャマの袖にも‥。
あ〜ぁ。また鼻血・・。

昨日ネットで調べたところ、すぐに止まる程度の出血であれば大丈夫だと書いてあった。
‥とは言え、朝からいきなり血だらけの顔の樹を見ると・・ねぇ。
たぶん引っかいて傷になった箇所を、寝てる間に引っかいて、またその傷から出血してるんだろうなって思ってるんだけど‥。
そうだとしたら、爪をこまめにお手入れしてあげることくらいしか、打つ手はないんだろうかねぇ。

花粉症?? 2007,3,14
このところ鼻血が多いので、考えていたのだけど‥。なぜ樹が鼻をいじるのか?=答:鼻水が出るから。(たぶん)
ずっと風邪っぽいのかと思ってたんだけど、どうも、なんか違う気がしてて。
もしかして「花粉症」なのかなぁ??

高熱!また救急‥ 2007,3,16
朝はわりとフツウ。朝ごはんも、普段からあまり食べないから比較にならないけど、まぁいつもと同じくらいは食べた。で、保育園へ。今日からしばらく、ママ忙しいのだ〜。

保育園に迎えに行く車の中でママの携帯が鳴った。保育園から?‥イヤな予感‥と思ったら、やっぱりだった。37.9℃の発熱とのこと。
ついこの間、小児科で、「37.5℃超えたらすぐにダイアップ」と言われてたけど、保育園でその程度のお熱が何度も出てるので、38℃を超えたら入れることにしてるのだけど、それで良いかと聞いてきたとこだった。
園ではだいたい37.6℃くらいまではよく出てたけど、37.9℃までは初めてだし、家でもそんなに上がるのは、風邪の時だけ。

いつものお熱なら、保育園から自宅に帰りつくまでにはすっかり下がってる。
でも今日は違った。身体が熱くなっていく‥。まずい。痙攣起こすなよ〜と念を送りつつ帰宅。
お熱、38.9度!まだ上がるかな?ダイアップ入れる。

夕食。食欲はないが、大好きなおにぎりだけは2個食べた。まぁこれだけでも食べてくれればOK。
夕食後、少し元気を取り戻すものの、ダイアップが効いてるせいかダルそうにぼーっと座っている。

病院に連れていくべきか悩む。パパと相談。インフルエンザかどうか調べたほうがいい、しかも明日土曜だし、今日行ったほうがいいんじゃないか?というわけで、妹とママはお留守番で、パパが樹を連れて病院に行ったのが夜10時頃。
帰ってきたのは12時頃だった。妹を連れて一緒に行かなくて正解だった。

インフルエンザの検査はマイナス(陰性)だったが、罹患して間もない場合は検査に出ないこともあるそうで、明日再度検査することになった。
よーするに、まだわかんないから安心するなってこと?
というわけで、ママは起きてます。

さて、また熱測ってみるか。