アモルゴス島へ...

映画『グラン・ブルー』の舞台となった島。
深く青い海がとても美しい島です。

2003年5月22日
アスティパレア島を離れて30分もするとアモルゴス島が見えました。強風を避けるためにデッキ後方にいたのですが前方へ行ってみると、港で写真を撮ってくれたおじさんがまた『写真を撮ってあげよう』と一枚撮ってくれました。なんでもご夫婦でドイツから来たとのこと。

アモルゴス島にはアギアリとカタポラの2つの港があります。アスティパレア島からアギアリへは2時間ですが、カタポラへはさらに1時間弱かかります。アギアリへ到着すると写真を撮ってくれたおじさん夫婦が降りて行きました。フェリーを下りたおじさんがずっと手を振っているので私もデッキから手を振り続けました。きっと側にいた同じドイツのご夫婦に手を振ってたんだと思うけど。このご夫婦とはこれからも至る所で遭遇することに...。

カタポラに到着、早速客引きの一人に捕まりました。値段も安く近いとのことなのでついて行きました。宿を案内してくれたのはマリアさん。港から歩いて5分ほどの新しい宿です。1階の部屋だとキッチン付き、2階の部屋はキッチンなし。料理はしないので2階に泊まることにしました。ちなみに1泊15ユーロ。
さて、時は既に夕方。なのでこの日はフェリーのスケジュールを調べたり、カタポラの町を散策して終了。晩ご飯はスーパーでパン・チーズ・サラミを買ってサラミチーズサンド?を作って食べました。スーパーのおじさんは愛想が良く日本語を少し知っていました。


DSC00084.jpg
記念写真
ドイツのおじさんが撮ってくれた写真。
後ろに写っているのがアモルゴス島。

FH020018.jpg
パブ『ル・グラン・ブルー』
映画のポスターを真似た看板が掛かってます。
他にはペンション『ビッグ・ブルー』っていうのも。

2003年05月23日
港からバスに乗りホラの町に来ました。
島のほぼ中央に位置するこの町は、海から離れているものの町並みは映画を思い出させます。
町の散策は程々にして今回の旅の目的のひとつ“ホゾビオテッサ修道院”へ行く事にしました。でも、詳しい地図が無く道がわからないので、おじさん達にガイドブックの写真を見せて訪ねてみました。『そこの道を2キロ。歩いて行ける』と言うので歩いて行くことに。このおじさん達も親切で、私が道を間違えないか遠くから見てて身振り手振りで指示してくれました。


FH020020.jpg
ホラの町並みと風車
ここにもいくつもの風車がありました。

FH020021.jpg
2つの教会
この教会は映画の序盤にちらっと出てきます。

日差しが強い中、日陰の無い道をずんずん歩いて行くと思ったより早く海が見えました。 バイクで行く観光客に『ハロー』と声をかけられながら、長い坂を下って行きます。 やっとこさ駐車場に到着したものの、ここからは長い階段が続きます。でも海の美しさは今まで見た中で一番と言える美しさ。階段を登り始めると“ホゾビオテッサ修道院”が姿を現しました。


DSC00011.jpg
空から見たホゾビオテッサ修道院
アスティパレア島へ行く飛行機から撮影。
(中央やや左の白いの)

FH020025.jpg
アギアアンナの海
エーゲ海・地中海の中でもかなり深い海だそうです。

FH020026.jpg
ホゾビオテッサ修道院
断崖に張り付くように建てられたホゾビオテッサ修道院。

ホゾビオテッサ修道院の小さな入り口をくぐるとすぐに階段があります。2階は見学できないみたいなので、そのまま3階へ上がると服装のチェックがあります。女性のノースリーブはもちろんのことパンツ姿では見学できません。女性は長いスカートでないとダメだそうです。また、男性も短パンでは見学できません。
服装チェックは他の教会などより厳しいですが、とても親切な修道院です。テラスや祭壇の見学後は食堂に通されて、お菓子とお水とお酒でもてなしてくれました。


FH020029.jpg
アギアアンナの海
ジャックとエンゾ、そしてジャックの父が眠っている海。

FH020030.jpg
テラス
ホゾビオテッサ修道院のテラス。

FH020031.jpg
ホゾビオテッサ修道院
幅は広いところでも5〜6メートルしか無いそうです。

FH020032.jpg
ホゾビオテッサ修道院とアギアアンナの海
荷物を運ぶ為にここでもロバが活躍していました。

修道院を見学後、来た道を途中まで戻って今度は海へ下る道を行きます。長い長い坂道を下ると小さな教会があります。この教会は映画の中でジャックの子供時代の家として出てきた教会です。
周囲のほとんどは岩場ですが幅10メートル程のビーチで泳いでいる人も何人かいました。私には水がとても冷たく感じられたので、疲れた足だけ海に浸かってしばらく休んだ後、ホラの町へ戻ることにしました。


FH010001.jpg
小さな教会
映画の中でジャックの子供時代の家として使われていた教会。
中は6畳ほどの広さでしょうか。中にはきちんと祭壇がありイコンが飾ってありました。

FH010004.jpg
ホゾビオテッサ修道院
中程ちょい左上の白いのがそうです。

ここまで来るのにかなり疲れていたのですが、とにかく歩くしかないので長い長い坂道を上ります。ペットボトルの水も無くなりかけてましたが、幸い空は曇り空となり太陽はすっかり姿を隠し、ホラの町へ着く頃には雨が降りそうでした。
へろへろになりながらもホラの町へ戻ってきました。宿に帰って横になりたい気分でしたが、カタポラ行きのバスまで3時間ほどあります。とりあえず食事を取ることにしました。


DSC00120.jpg
グリークサラダ、ビールはハイネケン
オリーブオイルをかけてフェタチーズを崩して食べます。
右のオリーブオイルのビンがおしゃれで、外側にオリーブオイル、
内側のブドウの部分にワインビネガーが入っています。
それにしてもビールの美味しいこと。

さて、食事を取ったもののまだまだ時間があります。折角なので再度ホラの町を散策することに。
しかし、しばらくすると雨が降り出してしまいました。


FH010009.jpg
城塞跡と教会
ホラの町にある13世紀の城塞跡と教会。

FH010011.jpg
カフェ
階段の段差を利用したおしゃれなカフェ。

2003年05月24日
昨日と同じバスに乗ってアギアリの町へ向かいます。カタポラの町を出発したバスはホラの町を経由し、海岸線の高い崖づたいの道をずっと走るのでとても眺めの良いドライブが楽しめます。
アギアリの町では遠くへ行かずに町をブラブラ。夕方のバスまでたっぷり時間があるので、食事をしたり港のベンチでぼ〜っと過ごしました。それでも時間をもてあましたので、カフェでエアメールを書くことに。フラッペ(アイスコーヒー)を飲みながら10枚も書いてしまいました。


FH010015.jpg
アギアリの町並み
町の背後には岩肌を露出した荒々しい景色が続きます。

FH010020.jpg
旅行代理店・ミニマーケット・教会

DSC00144.jpg
おねだり
ちょこんとお座りしておねだり中。

FH010022.jpg
青い椅子
鮮やかな青で塗られた椅子がビーチ側に並んでいます。

FH010023.jpg
ポークスブラキとグリークサラダ
ポークスブラキにはレモンをたっぷりしぼって食べます。
ビールはアムステル。ハイネケンより飲みやすく少し安いです。

バスが来たので乗り込みました。すると外から窓をコンコン♪ノックするおじさんがいます。一瞬『なんだろう?』と思ったのですがフェリーで写真を撮ってくれたおじさんでした。どうもフェリーで一緒だったドイツのご夫婦を見送りに来たようです。すぐにバスが動き出したので手を振るくらいしか出来なかったけど、バスに乗り込む前に気づいていればお話できたのに残念です。


FH010025.jpg
サンセット
カタポラの町からみたサンセット。

2003年05月25日
アモルゴス島へ来て4日目。この日は遠くへ行かず、カタポラの町を散策することにしました。
その前にナクソス島へ行くフェリーのチケットを購入。それからフェリーの時間が明日の朝6時なので、宿の支払いとパスポートを返してもらわなければなりません。チケットを購入して町をブラブラしていると丁度マリアさんを見つけました。支払いを済ませパスポートは部屋に置いておいてもらうことにしました。
さて、用事も済んだのでガイドブックに出てる教会を探すことにしました。ガイドブックに出てると言っても空撮の写真が一枚。港の対岸に小さく見えるあの教会がそうかな〜?と思い、海岸沿いをずんずん歩いて行きました。砂利道や草むらを通り抜け、ビーチに挟まれた小さな岬に建つ教会にたどり着きました。


FH010028.jpg
小さな教会
ポツンと草むらの中にある教会。
でも実は下の写真の様なところにあります。

FH010030.jpg
ビーチと小さな教会
向こうに見えるのがカタポラの町。
ハイシーズンには港とこのビーチを結ぶボートが出るみたいです。

この島に滞在中、アスティパレアで会ったハイミッシュとスーザンには結局再会できませんでした。

ホゾビオテッサ修道院は13時〜17時の間は見学できません。
ホラの町から歩いて2〜3キロ程ですが、坂道や階段も結構あるので足に自信のない方はレンタバイク等を利用した方が良いと思います。
ホラの町を出るとトイレやお店はどこにもありませんので、ペットボトルくらいは持っていきましょう。