デルフィへ...

世界の中心を調べるためにゼウスが東西に放った鷹が出会った場所。
アポロン神による神託が行われていた聖域。
地名の由来は神の使いとされたイルカ(Dolphin)からきています。

2003年6月6日
前日に日帰りツアーを申し込んでおいたので、ホテルにバスが迎えがきます。早めに朝食を食べてロビーで待っていると、時間ピッタリに迎えが来ました。それから一旦ツアー会社にピックアップされた人々が集められ、そこから各ツアーのバスに乗り込み出発です。同じバスには日本人も乗り込んできました。
デルフィまでは片道約3時間の道のりなんですが、朝のアテネは渋滞がひどく、街を抜け出すのに時間がかかります。でも、街を抜け出してしまえば道路もガラガラ、快調に走っていたのですがドン!という軽い衝撃と運転手の『アウ!』という声…乗用車に追突されてしまいました…。バスのバンパーが少し凹んだ程度なんですが、警察が来て事故処理するのにそこで1時間半も足止めされてしまいました。
再出発後、しばらくしてサービスエリア?で休憩となりました。売店でコーラと手作りクッキーを買いました。出発まで時間があったので同じバスに乗ってた日本人に話しかけてみました。男性3人なのですが、なんでも大学で教鞭をとられてる方々(勝手に教授と書かせて頂きます)。ギリシャは主に北の方を回ってきたそうです。
サービスエリアを後にし、バスは山道を登り始めました。登り始めたと言っても30分もかからずデルフィに到着。周りの景色も神聖な雰囲気に包まれていました。
バスを降りて遺跡見学へ出発。


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宝庫・奉納記念碑
都市国家から神託のお礼として献上されたもの。


ガイドさんがいるものの、英語がわからないのでガイドブックを頼りに見学しました。


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ヘソの石
オリジナルのヘソの石はデルフィ博物館にあります。
でも、実際にヘソの石が置いてあったのはアポロン神殿なので
なぜ?この場所にこれが置いてあるのかわかりません?


ここからは自由行動、しかし時間が30分もありません。
事故で1時間半ロスしたのが痛かった。

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アポロン神殿
少しの柱しか残っていなくて寂しい感じがします。
紀元前370年頃の神殿でそれほど大きくなく、長さ60m、幅23mです。

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アポロン神殿
この場所でアポロンによる神託が行われていました。
デルフィの山々の風景は現在でも神聖な雰囲気があります。

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古代劇場
大きさは中規模で思っていたより大きくはありませんでした。

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競技場
長さが178m、幅26mです。

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競技場のスタートライン
ゴールラインにも石板が敷いてあります。

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アテネ人の宝庫
アテネがマラトンの戦いでペルシア軍に勝利した感謝としてアポロン神に捧げたもの。
オリンピックに備えて修復中です。


急ぎ足で回るものの、離れた場所にあるアテネの聖域、
カスタリアの泉を見る時間がありませんでした…残念。
次はガイドさんに付いてデルフィ博物館へ向かいました。
デルフィ博物館は開店休業と言ってもいいような状態で、 展示スペースの ほとんどは
オリンピックに備えた改修中で見られる展示品は10点もありませんでした。
でも、見たい展示品はちゃんと展示してありました。

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青銅の御者の像
紀元前478年に作られ、シチリア島から奉納されたもの。
とても2,500年前のものとは思えない保存状態の良さです。

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ヘソの石
アポロン神殿に置いてあったオリジナルです。
薄暗い通路の隅にぽつんと置いてありました。
高さは1mくらい。


英語が分からない私に教授が親切に解説して下さいました。
博物館見学後はバスに乗って近くのレストランへ行きランチタイムです。
4人掛けのテーブルに教授と一緒に食事させて頂き、ビールをごちそうになってしまいました。

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隣町
アテネに戻る時に立ち寄った街では日本の方が何人も、
この街から見える山々の景色をスケッチしていました。

お土産屋さんではおじさんが『3千円!2千円!千円!』と言って売ってました。
ガイドさんは『彼は日本語を話してるの?』と驚いていました。

帰りもサービスエリアで休憩がありました。
行きに寄ったところはガイドブック等を主に扱っていましたが、帰りに寄ったところは食べ物中心でした。
途中、バスの中でどこのホテルに泊まっているか聞かれるので、ホテル名を伝えるとホテルまで送ってくれます。
教授達は私のホテルの側だったので一緒にバスを降りて『お気をつけて』とお別れしました。

今回のツアーは旅行会社で申し込んだのですが、ツアー会社に直接申し込むよりは数ユーロ安かったです。
デルフィへは日帰りだけでなく1泊のツアーもあるので、出来ることならそちらを利用した方が良いと思います。