Bob Marley/ボブ・マーリー

 

 

レゲエとの出逢い!

これは、印象最悪でした(^^;
ROCKダイスキな若かりし頃・・・

レゲエを初めて聴いた時の印象は、
ダサい(ファッション) 退屈、不潔、キタナイ、、と悪い印象が、
4拍子も5拍子もそろっていました。

レゲエの神様と言われている「ボブ・マーリー」の写真を見ても
まるきり受け入れられず、拒否反応だったのです。

ボブ・マーリー 〜♪

ところが、ある時、
友人から、レゲエ・バンドのお誘いが来て、しぶしぶ演ってくうちに、、
この音楽観の奥深さを知るに至った訳です。

だいたい、レゲエのリズムは5分聴いたら、まず飽きますね(笑)

ですが、、、これを数時間〜〜 あるいは、一日中聴いていると、もうこの音楽の世界から
逃れられなくなるくらいの魅力を秘めています。

語りたい事は山ほどあるのですが、、、

おいおい、、増やしていこうかと考えています。

00/06/02

 

 

 

 

レゲエ と言えばボブ・マーリー!!


さて、、、まず、この人を語らねば、レゲエを語った事にはなりません。

 1970年代にジャマイカ発の「レゲエ」を世界に広めた、
レゲエの神様と言っていいでしょうね。

1974年のエリック・クラプトンの全米No1の大ヒット曲「アイ・ショット・ザ・シェリフ」の
作者ということで、一躍脚光を浴びることとなったのが、 この ボブ・マーリーです。

ジョン・レノンは「やがてレゲエが世界を席捲するだろう」と予言しました。
それは、実現したかどうかは、分かりませんが、一国の民謡に近かったレゲエを
全世界のメジャーな音楽にしたのは、やはり、このボブ・マーリーです。

 

プロフィール

ボブ・マーリーは1945年ジャマイカ北部のナイン・マイルという町に、
イギリス軍人であった白人の父と、 貧しいアフリカ系ジャマイカ人を母として生まれました。

このハーフというバランス感覚が、おそらくボブ・マーリーの作る音楽や世界観に
大きな影響を与えたのだと、思っています。

ボブの歌うレゲエは、訛がきついとはいえ英語で歌われていると言うことも
全世界で、大ヒットする、大きな要因だったのでしょう。


 1975年にウェイラーズの「ライブ!」が世界各国で爆発的に売れ、
ボブはレゲエの代名詞的な存在に。
ジャマイカ独特の宗教ラスタファリズムに基づいた歌詞で、国境や民族を超えた愛を説いたが、
1981年、直前まで演奏活動を続け、、1981年 36才の若さで がんで死去しました。

 葬式は、国葬となり、、多くの国民が深い悲しみに包まれました。
   現在、ジャマイカのキングストンには、ギターを抱えて歌う
ボブ・マーリーの銅像が建てられています。

 

ここからは、 マーリー夫人 のインタビューです。
(ボブはとってもリベラルな人で、数多くの夫人を持っております(苦笑))
息子ジギー・マーリーもCDデビューしています。なんと、父ボブと声がそっくりです。

   ******リタ・マーリーのインタビューより引用*******

 夫人のリタは、1966年にボブと結婚。 
    1974年からは彼のバックコーラス隊アイ・スリーの一員として、バンドに加わった。
「日本を始め、公演で世界中を一緒に回ったわ。ステージでの一風変わったアクションは、
神聖な雰囲気に満ちていて、神の使いのようだった」と、当時を振り返る。


 ボブの歌詞は、精神の解放や権利の主張など、反体制的な色彩も濃かったが、
素顔は「私が注意しないと同じ服を毎日着るほど、物事にこだわらない人。
周囲が神格化したから、時に危険人物と見られることもあったけれど、彼は愛を歌っただけ」。


 代表曲「ワン・ラヴ」では「一つの愛、一つの心。団結すれば幸福になれる」と
歌われている。
リタは「英国軍人を父に、ジャマイカ貧民を母に持つ彼は、
少年時代から二つの世界に引き裂かれて悩んでいた。
だから自分のルーツを人類の起源の地と言えるアフリカに求めて、
宗教や人種を超えたメッセージを歌に込めたの」と強調する。

 

 人類愛のメッセージを継承するため、リタはボブの名前を付けた福祉施設の設立を目指している。
「世界では民族間紛争などが絶えないけれど、あきらめてはいけない。
平和に必要なのは、お金でも武器でもなく愛。
これからも彼の思想を広めていく」と、気さくな笑顔で語った。

 

 

 

    

         ●レゲエのリズム

 レゲエのリズムって一見(一聴)すると、なんとも力のぬけた、
 単調なリズムに聞こえる事でしょう。。。
 ・・・それは、ある意味当たっています、、が、ちょっとだけ違います・・ ちょっとだけですが・・・(^^;

 レゲエのリズムには実は2種類あるんです・・(ぼくが勝手に分類した)

 ひとつは、西欧文化のエリック・クラプトンやDJがやるような、・ンチャ ンチャ の単調なビート
 もう一つが、ボブ・マーリー&ウェイラーズ(Bob Marley &The Wailers=以下BMW)のサウンドです。

 似ているんだけど、、このBMWのサウンドは、精神の根底から まるきり違うんです!! 
  きっぱり!!  ここは、 ぼくにしては珍しく、 きつぱりと断言しておきます。

 まず、通常のレゲエと言われているリズムを聴いて下さい。
 トラックはこれ、スタートを押すとリズムが鳴り始めます。

     あ (^^;、、 ごめん、、その前に、、
 まずは、通常の8ビートRockのリズムを聴いて下さい。
 2拍4拍にアクセントがあります。    → しいませ〜〜ん。まだつくってませ〜〜ん(^^;
  おなじみのリズムですね(笑)

 

 ハイハットで、1小節を8回刻み
 頭にバスドラム
 アクセントの所でスネアドラムが鳴るのが一般的です。

    *楽譜では、便宜上、一番うえのXマークがハイハット。 一番下がバスドラム。
      真ん中がスネアドラムとしています。

             

 さて、次はレゲエのリズムです。

  

  これは、ドラム譜。 ( *一番下の x は印刷上の都合ですので無視して下さい(^^; ) 
 2拍4拍目にアクセントがあるのは同じです。
 が、ROCKの8ビートと違うのは、頭の1拍目にハイハットが来ないこと。
 それと、2拍4拍目のアクセントはBMWの場合、
 通常のスネアドラムは使わず、
 ティンパルスか、または、スネアの裏側の皮とバネを取り払って、、
 これでもかってくらいパンパンに張ったスネアドラムのリムショットを使います。
   ここでは、便宜上「スネア」って表現しますね。

  

    まず軽く聴いて下さい→       ここを押すとスタートです。

 2拍4拍にアクセントが来て、
 その間の裏拍をギターのカッティングが埋めていきます。
 して、ハイハットがそのウラのウラを叩いていきます。。
   うーーーっん。。なんとも単調ですね(笑) ・・・実は、、ぼくもそう思います・・(^^;
      *ずっと、聴いていっても同じですから、適当なところで、ストップしてくださいませ(笑)

 さて、ここからBMW流のリズムにいってみましょう。

   これも、聴いてみて下さい→      ここを押すとスタートです。

 まず、 ンチッチッ・・・ ♪ の ハイハットですが、気持ち前ノリです。
   ジャストのタイミングより  気持ち速く叩きます。
 そして、スネアですが、、
   これは、思いきって後ノリにします。
 もし、ストン〜☆ とスネアが鳴るとすると、この「 ン」の所が、ヒットするタイミングです。
  この時、バスドラム(業界用語、バスドラ・・・ってそのまんまやん(^^;)も踏み込みます。
 という事なんで、
   右手のハイハットが前へ前へと前のめりに突っ込んだ後、、
   2-4拍目で、左手+右足が後ろへ引っ張られる感覚ですね。

 これにあわせて体を左〜〜右へ揺すっていくと、
   ノリが分かってもらえると思います。 舟を漕いでるようですね(笑)
   ンチッチッチ・・・   <<左へ〜〜
   ドン〜☆      <<右へ落ちる。
                そして、、また繰り返されます・・・


 そして、ベースがくせ者なんですが(笑)
  これまた、ジャストで弾くとBMWにならないんです。
  気持ち、引きずるんですね。。。ズルズルと・・・(^^;

 今回は、パソコン作っているんで、マウスで”一音一音”、ドラッグして、
 タイミングをズラしてみました。
  そんな訳で、いらん所にこだわって作ったため、ずいぶん時間がかかりました(^^;
   ベースなんか、次の小節の頭までかぶってるくらいズラしています。
    分かるかなぁ??  手弾きで、演奏してる様に聞こえるのは、そのためです。

 で、ギターなんですが、この2.4拍のウラのタイミングで、”チャ”っと
 カッティングを入れればいい訳です。
 タイミングはほぼ(^^; ジャストでOKです。 楽チンですね。〜♪
  つっても、他のがみぃ〜〜んなズレてるもんで、どこがジャストか悩むところですが・・・(^^;

 ただ、このギターも多少ですが、奥が深くって、、、
  ”チャ”っという音では、ダメなんですね〜〜(^^;
 ”ザクッ”って鳴らないといけませんっ!!!!!!! これは、魂の声です。〜♪
   が、、、ストロークを遅くするとかったるくなってしまうし、、、
  ストロークにスピードがありすぎると、”ザクッ”ってならない。。。
  相反する要素があって、なかなか難しいんですね。
   ほとんど、、精神的な問題なんですが・・・(^^;


 さて、、長々と解説してしまいましたが、、
  ここで、お気付きの方もあると思うのですが・・・えっ・・いないって・・・(^^;(^^;

    あぁ〜〜〜〜ら 不思議!!
 一拍目が、どの楽器も全く鳴ってないんですよね〜〜〜

 他の音楽では、必ずあるはずの1拍目!!
  日本人だったら、民謡でパンッと手を打つあのタイミングです。
   これが、、無いんですぅ〜〜〜!!!!!

 ” ” の所はバンドのメンバーは全員で、呼吸を合わせるだけです。
  と言っても、吸ってる人もいれば、吐いてる人、あるいは、息をとめてる人 いろいろでしょうね。

  ☆ど〜〜でしょう?
 雰囲気だけでも、分かっていただけたでしょうか?
 ビミョーと言えば、ビミョーだし、、
 んな、とここだわらなくても、、と言われればそれまでなんですが、、、 

 これが、BMWのサウンドの秘密の内のひとつです。

  *スタジオ録音等聴いても、、ここまでは、極端にずれてはないです(笑)
    もっと、もっとビミョーなんですが、、、
    もちろん、ノリは、これより、、はるかにはるかにイイです!! <<当たり前(∩.∩)

 

    

    ●もひとつ レゲエのリズムについて、
 長年Rockを演ってきて、レゲエを初めて演奏した時に、衝撃だった事があります。

   例えば、Rockでは、8ビートですね。
  ドラムが一小節の間を8回刻み、
  ベースがやはり8回刻み、、
  ギターも8回刻んで、
 これをメンバーでテンポを同期させる。。
 そんなイメージで呼吸を合わせて行くんです。

    ところがですね〜〜、、、
 レゲエでは、前も書きましたが、、
 1拍目の”ン”は、誰もが、、(基本的に)お休みしているんです。
    *曲によって色々なんで絶対というわけではありません。

 んで、おもむろに、、ハイハットが、ウラのウラから、前ノリではいってきて・・・  刻み始めます・・・
 おもむろに、、ギターがウラで”ザクッ”とタイミングの良い”合いの手?”を入れて、
  それを受けて、スネアが”ストン”とやや遅れ気味でタイミング良く落ちる。

  ・・おお、、くしょ〜〜、、そう来たかっ てなもんで、、
   あわてて、遅れた分をまた前ノリを出す。。
    それを繰り返すってな感じで、、、
 とぉ〜〜〜〜っても官能的なリズムなんです。

 メンバーとの「一体感」と言うのでしょうか、「連帯感」と言うのでしょうか。
  そんな感覚は、このレゲエで初めて知りましたね。
  メンバー全員が一体となってひとつの”リズム”を作っていっている。
  そういう感覚なんです。
    おおげさでなく、この感覚を、初めて経験したとき、会場が、 動き出しましたね〜♪
     あ、別に薬とか、そう言うのは、やってませんよ!
     お酒飲んで、演奏することは、ありますが・・・(^^;

   この もたり具合や、走り具合も、、とっても感覚的な部分なんで、
  メンバーで、心が通ったときには、、
  とてもとても、言い表せない官能の世界があるわけです。
   
   もちろん、どれくらいもたる、、あるいは突っ込むのが、100点満点なのか。
  そういうルールは まったくありせん。  その日の体調とか、気分次第ですよね。

 だからね、ROCKバンドだと、ノッてくると、、どんどん速くなっていく ケースが多いんですが、
  ことレゲエに関しては、、 ノッてくると、どんどん遅くなっていく・・
 そんな事もよくあります(爆)

 よく いっしょに演っていた友人 故Kくんは、酔うほどに、ノルほどに
 遅くなっていくという、困った・・いやいや、、ノリのある名(銘?瞑?迷?)ドラマーでした。

                    南無・・ jha ラスタファーラァイ

    横道にそれましたが・・

 Rockの8ビート
   \/\/\/\/ とすると、、
 レゲエのリズム
       ∞      うねるような、波のイメージです。

    これを感じられるようになってくると、、たぶんあなたは、
    レゲエ、、と言うよりBMWの虜となることでしょう。


  で、、これは、、オマケなんですが、、、

 レゲエって一見(一聴)すると、ハネたリズムのように聞こえるでしょう。
 ですが、、これは、32分音符できっちり 4/4で刻んでいるんで、正確に言うと、ハネてません。
 「ハネる」ってのは、シャッフル=3連のリズムのことです。
 ジャズでいう、スイングですね。
 日本人なら、「阿波踊り」のリズムと言えば、、分かりやすいでしょう(笑)
 ただ、レゲエの場合ハネる時も16ではなくて、
 32分音符でハネます。 こんな感じです。

                 ここを押すとスタート 
                ・・と言いたいところなのですが、、まだ、、作ってないの(^^;

 16でハネると、これになります。。なにやら楽しそうではあるのですが・・
  だいなしですね(笑)   →しいません、まだ作ってないですぅ〜 _(_^_)_


 で、実際のBMWでの演奏では、
 キッチリハネてる曲もあれば、、気持ちハネてる演奏があったりと、、
 これは、もう感覚の勝負ですから、譜面では表せない部分であります。

 *意図的ではないと思いますが・・ドラムはハネてないけど、、
  ギターがハネてるとか(爆) 文字通りボブ・マーリーはステージ上で跳ねまくっています(笑)

 今回、サンプル曲は、心臓の鼓動と同じ約 ♪=60(一分間に60回刻む)にしてあります。
    (通常のROCKとかなら、考えられないくらいの、のろさです(笑) )
  人が元々体内に備わっている鼓動のテンポなんで、 
  初めは退屈に感じますが、聴いて行くほどに、、虜になったりするテンポです。

 で、♪=60の時、32分音符は、0.125秒です。 ハネた時とハネない時の差は、
 たったの、、0.0425秒の差となります。
 BMWは、百分の4秒の差を意識しながら演奏してると言うことになりますね。(^^;

    ・・・いや、、別に数字に意味はないのですが・・・

  レゲエは一見、スローで単調な リズムに聞こえるのですが、、
  実はこんな秘密が隠されていたのです。 ちゃんちゃん。 いや んちゃんちゃか?

 

 

 

   伝説の「ワンラブ・ピース・コンサート」1978年4月22日ジャー!!ラースターファーラァイー  
 

   経済的に貧しい国ジャマイカでは、
 二つの政党を支持する、それぞれのギャングの対立が激しく、
 多くの血が流されていました。
 その様子は、ビデオ等にもなって残っていますが、、
 日本では考えられないくらいの争いです。
 死者も100人単位で出ていますし、、、その争いでは、マシンガンはおろか
 戦車さえ登場します。(^^;

 で、当時の首相「マイケル・マンリー」と野党側の「エドワード・シアガ」は、
 顔も合わすことすら拒むほどの仲でした。
 ジャマイカでは、「レゲエ」という音楽の政治的影響力は
  計り知れないほど大きく
 実際ボブは、抗争に巻き込まれ、何物かの手によって、
  銃で撃たれ、負傷しています。

 そんな中で行われたのが、このコンサートです!

  コンサートの場でなんと、ボブ・マーリーは、
 「Jamming」を歌いながら、、この二人をステージに上げて、
   しかも、両者を握手させてしまうのですっ!!!

 この映像も残っていますが、、恐ろしく感動的です。
 ボブが二人の握手した手の間で、瞑想したように目を閉じて立つ姿は、
 どこか、キリストの様にすら見えてしまいます。
  ・・すごいテンションで、 ある種、もう完全にイッていますね〜〜(^^;

 日本で言うなら、当時犬猿の仲だった薩摩藩と長州藩を仲裁した
 「坂本竜馬」というところでしょうか。。。。(T^T)

 

 

 

  

      ●ラスタファリズム

 さて、難しいのがこれです。。
 これを多少なりとも理解しないことには、
 ボブの異様ないでたちや、音楽性などを理解できないと思います。

 ボブの音楽性の 「解放」や、「人類愛」等の熱いメッセージは実はここから来ているのです。

 コンサートの中や 歌詞の中でも、
 「ジャー(Jah)ラスタ ファーラァイ 」 と時に高く、時に低く
  唱えられます。
    このHPにぜひ行ってみてください→   ラスタの雄叫び!
    ボブのこの叫びが聞かれます。
  「Jah」は旧訳聖書から来ている神を指します。
 西洋風に解釈すると、「エホバ」と言うことになるのですが、、
 同じ、「聖書」をバイブルにして    <<この日本語なんかヘンデスネ
  これほどまでに異文化の宗教観が出来ていくところに、強く興味をひかれました。

 *もちろん、ぼくは、
  神的な事は信じますが、 特定の宗派、「ラスタ」や、「キリスト教」に
  片寄る信者ではありません。
 クリスマスにはケーキを切り、新年には初詣に神社に行き、
  お盆にはお墓参りにお寺に行くという、ごく平均的な日本人です(^^;


 ラスタマンのポイントはたくさんあるのですが、、
 ぼくが、始めに気が付いたキーワードは、「ワン・ラブ
 そして、「ポジティブ・バイブレーション」の二つです。

 ヘタにぼくが解説するより、、ボブ自信の歌詞を引用した方が分かりやすいでしょう。  
  ちょっと、ベタな訳なんで、詩的じゃないかもしれませんが、、一部、引用してみます。

  ●ポジティブ・バイブレーションとは、
 ラスタマン・バイブレーションはポジティブ・バイブレーションの事
 そして、ラスタマンの表現によると、”You”という表現がありません。
 相対する人はみな、”  ” なんです。
 ですから、ボブの歌の中では、 私とあなたの事を
 「 I & I 」と表現されます。

 ボブの曲の中では、たびたび、、この言い回しがでてきます。

  ♪ I & I バイブレーション Yeah! 〜♪

  You の事を I と同じように考えられたら、
       世の中 争いごとはなくなると、思えませんか?

 そして、ジョン・レノンと同じ 「 平和=調和 」という言葉がキーワードです。

 「WAR」という曲があります。
 この歌詩は、実は、、1967年にハイレ・セラシエT世が、
  カリフォルニアで行った演説をそのまま歌詞にしたものです。
 ちなみに、ハイレ・セラシエT世とは、ラスタマンが生神とあがめる人物です。

 その中の一節で、

   戦争はどこにでもある
   あらゆる国で
   人間のランク付けがなくなるまで
   肌の色と目の色が同じくらい
   当たり前の違いになるまで
   戦争は続く・・・・

  そんな意味の歌詞があります。 (意訳なので、正確ではないかもしれません?)

 実際に、マシンガンが飛び交う様な情勢の国で活動してきた
 ボブ・マーリーには真実の説得力があります。

   そして、ボブからの重要なメッセージ 「ワンラブ

   ひとつの愛
   ひとつのこころ
   ひとつになればいい気分
   聴け 子供達の声を
   聴け 子供達の叫びを
   神に感謝と讃美を捧げ
   そして僕は満たされる
   ひとつになればいい気持ち

               ・・・・・・・

 

 

 

** 少々、文献をひもとくと・・ **

ラスタファリズムはジャマイカの現代史で最も強力な文化であり、
レゲエ創造の基ともいえる。ラスタファリズムとは1920〜30年代に活躍したジャマイカ人の黒人解放活動家でアフリカ回帰を唱えたマーカス・ガーベイの予言を機にはじまった。ジャマイカ人が何よりも心の拠り所とする聖書の教えを根底にした一種の宗教と言えるようなものである。

ガーベイは「アフリカを見よ。黒人の王が誕生するであろう。その時解放の日がやってくるのだ。」と予言したのである。その予言どおり1930年エチオピアに、旧約聖書にあるソロモン王とシバの女王の血筋を引くといわれるハイレセラシエ皇帝が即位した。この王の幼名がラス・タファリ・マコネンであるところから「ラスタ」がつけられた。また、エチオピアの国旗の色、緑・黄・赤(それぞれ自然・太陽・血を表している)をラスタカラーという。

ラスタファリズムは、ジャマイカに奴隷として売られてきた自分たちの祖先を旧約聖書の中の迷えるイスラエル人と同一視し、ハイレセラシエ王を生き神「ジャー」と崇める。そして現在の自分たちはバビロンの捕らわれもので、ザイオン(=シオン)を安住の地とし、アフリカ=エチオピアに真の自由があると考える。

レゲエとラスタファリズム
自然を大切にし、アイタルフードとよばれる自然食を食べ、身体に刃をあてず(髪を切らず櫛も使わない)自然のままのドレッドロックスという独特の髪型をシンボルとする。これらラスタのライフ・スタイルは旧約聖書が基になっている。ラスタファリアンは現在、ジャマイカでは少数派であるが、ジャマイカ人の根底にある黒人のルーツ、つまりアフリカを自分たちのマザーランド(母なる大地)とする熱い思いは大多数のジャマイカ人の文化・思想に表れている。

ボブ・マーリーによって世界に飛び立ったレゲエは、ジャマイカ移民によって世界に定着した。'81年ガンによって36歳という若さでなくなったボブ・マーリーの思いは、多くのレゲエ・ミュージシャンによって受け継がれている。


  

あの髪型にしても、日本ではファッションで真似る人が多いのですが、
実は宗教的な背景があったのです。

ですが、いろいろ、調べてみるだに、、、
純粋な宗教とは やや、ニュアンスが違うようにも感じます。 
この辺謎ですねぇ〜??

そして、ジャマイカでも合法的なのかどうか良く知らないのですが、、
彼らは、自然の煙(大麻)を日常的に吸います。

ボブの偉い所は、ガンで末期の時、、ラスタの戒律を棄て、
体力をつけるため、ミートボールを食べ、
足のつま先から転移した、脳の手術をしようとしたところでしょうか。。。。

Jah Rastafari !!

JAH! RASTAFARIの最後の(I)を発音するのは、
「自分(I/アイ)に神であるラスタが宿っている」
という意味を込められているそうです。
そして髪の毛1本1本にも神が宿るとして、髪を切らずドレッドにするとのこと。

 

 

 

 

リンク集

  ●ボブ・マーリー
 http://www.bobmarley.com/
 *表紙から、ボブの声、そして、あの一言が聴けます。必見!! 

  ●ボブ・マーリー・リンク集
 http://www.macnet.or.jp/pa/akira/bob.html

  ●レゲエ・リンク集
 http://www540.math.ryukoku.ac.jp/%7Emasanori/info/link.html 
 *ここから、数多くの関連サイトへリンクできます。

  ●リンク・ジャマイカ
 http://members.tripod.co.jp/godeh/
 

 

 

おまけ

映画「クール・ランニング」は観られましたか?
ジャマイカのボブスレーチーム(実話)を描いた、コメディータッチの映画なのですが、、
このチームの中に、ひとりだけ、ドレッドヘアーのラスタマンが登場します。
でね、字幕スーパー等には、一切出てこないのですが・・・
監督や、他のメンバー達が、神に祈りを捧げてるときにも、
一人、ぶつぶつと、「ジャー ラスタファーライ・・」とか、 言ってんの(笑)
可笑しいですよ。