大型二輪免許取得日誌〜第1回目〜
普通二輪免許の教習が第4段階に入り、そろそろ本題の大型二輪に挑戦しようと思い大阪府警察門真運転免許試験場へ試験を申し込みました。さぁ大型二輪一発試験の長い道程が始まります。

09/11/97 天気・・・快晴

AM06:00
起床。普段なら爆睡している時間に勝手に目が覚める。だいぶ気持ちが昂ぶってるようだ。

AM07:00
自宅を出る。8:30から事前審査が始まるので余裕を見て自宅を出発。

AM08:10
大阪は門真市にある「大阪府警察門真運転免許試験場」に到着。技能試験待合室にて、技能試験実施要綱のビデオを視聴する。

AM08:30
技能試験予約窓口にて書類を確認してもらい、再び技能試験待合室へ。ほどなく事前審査実施の為、発着点付近の事前審査会場へ。

AM09:00
いよいよ自分の番である。普通二輪免許を持ってない(現在、教習所にて教習中)ことを確認され、審査開始。内容は、えらい古いバイク(恐らくGSX750E?カタナじゃないやつ)を引き起こし、8の字押しをおこない再び寝かせる。センタースタンド掛けはなかった。問題無し。ちなみにタンクに砂は仕込んでないようだ(^ ^;)。普通二輪所持者は合格したその足で、技能予約窓口にて午後の試験予約を行う。普通二輪を所持していないものは、この後さらにバイクの基本操作ができるのかを見極めるため、コースを軽く一周する。ただし、いわゆる技能試験ではないので本試験とは関係無い。あくまでも、「スタートライン」に立つ資格があるのかないのかを見るだけである。対象者は私ともう1名。みるからに「やんちゃ」そうなガテン系のニイチャンである。聞いてみるとやはりもと「族」で、とりあえずバイクの運転はできるそうだ?。審査終了後、審査官から「じゃ午後の技能予約に、窓口へいってね」というお言葉をいただく。るんるん気分で予約窓口へ。こちらも無事合格。やっぱり教習所へは行っておくもんだ。案の定、午後の本試験の時、このニイチャンを見かけることはなかったのだった。

PM00:30
再び技能予約の窓口へ。申込用紙を窓口へ提出しチェックしてもらい、隣の窓口で貸車料¥1,050(税込)を支払う。再び待合室へ。再度、試験コースの確認(大型二輪Bコース)と、再び試験要項ビデオを視聴。

PM00:45
試験管登場。コースと注意事項の説明。「ここでは右による」とか、「合図は出したまま」とか、「指示速度40Km」とか、結構細かく教えてくれる。

PM01:00
試験実施の為、コース発着点へ。所持免許の確認。なんと試験順序は3番目である。結構冷静でいるつもりが、「舞い上がって」いるのが自覚できる。今日のコースは、「発進→右転回→スラローム→一本橋→左転回→踏切→S字→クランク→波状路→坂道→障害回避→急制動→障害回避→進路変更→停止」、門真Bコースである。試験車両はCB750で、なんとも乗りやすい軽いバイクというのが第1印象であった。

PM01:05
試験実施順序の奇偶数2班にわかれ試験は実施される。私は3番目。ということは、奇数班の2番目である。1番目の人は、どうみても150cm台前半の小柄な女性で、片足爪先がやっとである。でも普段乗ってるようで「結構うまいなぁ」と思ってみてた。ところが踏切のあとS字に入るところで何を思ったかまっすぐこっちに向かって走ってくる。「あっコース間違えた」と思ってたらなんと試験中止である。うぉーこいつは厳しい!!!心の準備ができないまま、自分の番があっさりやってきてしまった。審査官から「じゃ植野さん試験開始!」

PM01:07
まず乗車である。右手ををあげて審査塔に向かって一礼。振り返って、バイクの周囲を確認し、前ブレーキを握りバイクを起こす。スタンドを左足ではずす。周囲確認後、足をシート上で滑らすようにすばやく跨ぎ、右足をステップへ乗せリヤブレーキ。ミラーを合わせ、クラッチを握りイグニッションON。ニュートラルを指差し確認。エンジンスタート。右後方を確認し、右足を地面に降ろす。1速へ。足を踏み替え右合図を出し、右後方確認後発進。速攻で2速へシフトアップ。左右確認後、右転回。すばやく合図を左へ出しスラロームへ進入。無事通過し右小回りで転回し1速へシフトダウン、一本橋の停止線へ。一本橋直後の左転回に備えて、左合図。信号ランプのグリーンを確認し右後方確認後慎重にクラッチミート、前後輪とも無事橋へ載る。そのままアイドリングで、50mほど先の審査塔の壁にあるコンセントボックスをめがけて通過。降りる直前でリヤブレーキをチョイチョイと効かしてネバリをみせる。左合図をだし左右確認後、小回りで左転回。2速へシフトアップ。さらに3速へ。左合図をだし、踏切へ行こうとしたらなんと、バランスを崩し左足をついてしまう。「なんでやぁ」と考えたら、なんと2速へシフトダウンをするのを忘れている(バカ)。舞い上がってしまうと何でもないことができなくなってしまう。気を取り直して踏切へ、すでに慌てている私は、踏切で停止の際、シフトダウンしていないことに気づくが、何とか2速発進。踏切通過後は左折の為、左へ寄せて停止。あまりに距離が短い上に舞い上がっているため、なんとここでもシフトダウンを忘れる。何とか2速発進するものの、「じゃ、そのまま直進して、もどってきてね」という非情なお言葉。減点超過であえなく玉砕。

PM01:10
審査塔にてワン(スリー?)ポイントアドバイスを受ける。「スラロームは8秒(基準7秒以下)、直線狭路6秒(基準10秒以上)、合図は出しっぱなし、操作が終了したらすぐ消す」とのありがたいお言葉をいただく。スラロームは教習では6秒を出しているので場慣れすれば大丈夫としても、問題は直線狭路である。粘ったつもりでもじぇんじぇん粘ってない。とてもじゃないが「ハトポッポ(約12秒)」を歌う余裕がない。必死だからねぇ。次に、直線狭路からの左転回。あれじゃ大回り(小)だろうなきっと。もっと右へ振って思いっきりリーンアウトしないと無理。減点必至。踏切への左折時の「足つき」。もはや言うことなし、問題外である。

しかし、人間舞い上がると何をしでかすか、わかったもんじゃない。そーじゃなく技術的に未熟なことは重々わかっているが、まさかシフトアップ・ダウンすらできなくなってしまうというのは情けなさ過ぎる。それと合図の消し忘れ。教習所での教習は、たいてい夜間に受けるので合図を出せばハンドルの根元の点滅ランプが眩しいくらいよく分かる。それでも忘れてよく教官に怒られる。にも関わらず、昼間になったらそれが見えないのだから忘れるに決まってる。原チャリでは消し忘れることはない。なぜなら、「カチカチ」という動作音がするからである。習慣とは恐いものだ。

えー、みなさんには「5回ぐらいでで合格すればないいなぁ」などとのたまってしまいました。限定解除をお持ちのみなさん、無礼な発言をしてしまい、すいませんでした。ひたすら反省しております。ひらにご容赦ください。

今後の目標:5回目迄に完走する。(^^;)

次回は、9/30の予定です。お楽しみに。

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