我が愛しのGPZ1000RX−2004
我が愛しのGPZ1000RX
2004年


宿題
完了フロントブレーキホース長さ調整(マスタ〜中間部とキャリパ〜AVDS分岐部) 今年発生分 ちょっと長い。見た目ブサイクなので自作にチャレンジ
完了フロントフォークOH
完了フロントフォークAVDSキャンセル&WPスプリングによるモディファイ ボチボチ考えます。

2004/04/04

冬の間はずして保管してあったバッテリを充電。エンジン始動を企むが季節はずれの気温の低さに断念。

2004/04/09

9日
昨年のセッティングをおさらい。

PS 1戻し
AS 1・1/2
JN OCFMN 4段目
MJ #145

これを昨年のダイノの結果を受けて、2000〜3200の領域の薄さを改善すべくストレート径を1ランク、リッチな方向へ変更する。

PS 1戻し
AS 1・1/2
JN OCFMM 4段目
MJ #145

最初の火入れ式は予想通りかなりてこずる。 アイドリング域で激薄な状態は判明しているので、まぁ予想どおり。 ムキになった結果、加速ポンプ使いすぎでカブらせてしまったというオチもあり(爆)。 押しがけ50m*4本+セル多用でようやく始動。 少し走ってみるが信号待ちから発進の際にややモタツキ感有り。 始動性改善を狙い以下のように変更。

PS 1戻
AS 1・1/4戻し
JN OCFMM 4段目
MJ #145

エンジンをかけてみたところ、スパっと一発で始動。 が、すでにエンジンがあたたまってしまっているので良否判断不可。 極低速で自宅の回りを2Kmほど走ってみて具合を見る。低速の具合がよくなったような気がする。 明らかにベクトルはよい方向へ向いている。ちなみにその走行後のプラグはこんな感じ。


※クリックで拡大
10日
エンジンが冷えた状態からの始動性を確認するため、本日もう一度試す。 押しがけの必要もなく比較的簡単に始動する。やはりベクトルはよい方向へ向いている。 新御堂筋を一往復する。2速、3速、4速の加速感はかなりよい感じ。

が、追い越し加速などでのアクセル追従性はやや神経を使う場面があり。 次回テスト時は、JNクリップ段数を1段上げて5段とし様子を見る。 具合がよければ、一度ダイノマシンのチェックかな(要財布相談)。


2004/04/13

祝!T君、就職おめでとう!

以前、オーリンズリヤサスの組込みを手伝ってくれた元会社の後輩T君から電話があった。 学生生活を終え神奈川にある某有名チューンナップ企業Y(そうです。伝説のあの方の興した会社です)への就職が決まったそうだ。 そこで彼はレーシングエンジンの設計に携わるそうな。いやぁ、めでたい。 これからは、一流のエンジニアを目指してがんばってもらいたい。 人間身勝手なもので身近な人間が就職したとなると俄然そこの会社の贔屓となるのである。 8耐でも贔屓のチームができてうれしい。せめてST-1カムぐらいは貢献してやりたいなぁ。。。

その夜のプロジェクトXがその企業の話だったとは。。。なにかのめぐり合わせか?


2004/04/17

PS 1戻し
AS 1・1/4戻し
JN OCFMM 6段目
MJ #145

前回のテスト時から気温が7℃ほど高い。ここまで気温差があがると前回を基準に濃淡判定は不可。 前回テストからの違いを明確にするために、JN段数は4段から6段に2段階上げることとする。 実走によるフィーリングに重点を置く。始動性は気温が上がるにつれよくなる傾向にあり。

前回よりも更に信号待ちからの発進の際のモタツキ感(息つき)が減少し、 2速に入れて少しラフにアクセルを開けるとフロントがリフトアップするようになった。 6速80Km/hから100Km/hへの通常よくある追い越し加速で、息つき感がなくなりフラットに吹けあがるフィーリングとなった。 また、ここは回転数でいうと2000rpm〜4000rpmあたりであり、段数変更が功を奏したのではないかと推察される。

最近お世話になり始めたショップへ出かけた。渋滞の激しい道を選んで走行し、わざと水温を上げてみる。 水温計の針はHの極手前まで上がるが、ノッキング等の症状は出ず。 その後60〜70Km/hで流せば水温計の針は真中ぐらいまですぐ降下する。 現着し早速社長に調子を診てもらったところ「下がちょい薄い」と一発で見抜かれてしまった。 タペット音等に問題はないとのことであった。


2004/04/23

530コンバートに備え、以下の製品をヤフオクでゲット。要ボルト穴加工。

品名 単価 数量
ZZR1100用純正ドリブンスプロケット 44T @2,000 1 \2,000

2004/04/29

前回テスト時からいろいろと悩んだ。やはり低速系のリセッティングを行うべきである。 それがしいてはエンジンに優しいのではないかと思い立ち以下のようにセッティングを変更する。

PS 1戻し
AS 2戻し
JN OCEMP 6段目
SJ #55
MJ #142

この状態で始動性は全く問題がなくなり、冷間時からでもセル一発で始動するようになった。またこのセッティングでシャシダイテスト実施した。

各パート毎の所感

SJ/AS
#55と#52をかなり悩んだ挙句、#55+AS2戻しとした。結果はA/F14.0。 変位も±0.1で安定していることから同調も問題無し。 真夏は更に1/4戻し、早春晩秋は1/4ないしは1/2締めとする。

ストレート径
2000-3200は概ね14.0付近。又2500付近で不自然に14.5。 SJ#55という設定からPをテストしてみたがPはやはり薄いようだ。 段数変更により3200-3800の徐々に薄くなる傾向は解消された。 がしかし、ここのトルク感の薄さ、息つき感は許せないものがある。

クリップ段数
段数変更により3200-3800の徐々に薄くなる傾向は解消された。 5200で、A/F12.5は予測したよりもリッチである。 切れ上がりは、75.55mm(Mの5段目またはFの2段目)でほぼ確定か?

テーパー角
上記左のグラフ、A/FのカーブはFCRセッティングマニュアル通りであり想像通りである。 前回と比較した場合、6200-7000までのテーパーからMJへの繋がり部分が同じラインを辿っていること。 テーパFクリップ段数4段とテーパEクリップ段数6段の違い考慮すると非常に興味深い。 もう少しはやくテーパを終了させたいので次回はFでテスト。

MJ
上記右のグラフ、4ROとAGテストの結果から#142ドンピシャである。確定。

上記の結果からショップで工具を借りてJNを以下のように変更する。

PS 1戻し
AS 2戻し
JN OCEMP 5段目
SJ #55
MJ #142

うーん、変化がよくわからん。低速域の息つきは変わらず(当然)。 よって、次回はこれまでもっとも印象のよかったMでテスト。


2004/05/05

シャシダイテスト結果から、以下のセッティングをテスト

PS 1戻し
AS 2戻し
JN OCFMM-5
SJ #55
MJ #142

低速域の息つき感(IDLから1/4の過渡特性)は随分よくなった。中間域がいまいち。 次回はこれまででもっとも印象のよかった切れ上り74.65mm(6段目。4/17実施と同じ)をテスト。


2004/05/08

切れ上り74.65mm(6段目。4/17実施と同じ)をテストしようと思ったのだが、ふと思うところがあり以下のセッティングをテスト。 #1,#4と#2,#3でセッティング変更、浮動バルブ&リップシール交換。同調取り直し。も、失敗(ToT)。結局走行テスト実施せず。

PS 1戻し
AS 2戻し
JN #1シリンダ 0CEFM-3、#2シリンダ 0CFMM-6
SJ #55
MJ #142


2004/05/某

以下のセッティングを検討。が、これはボツ。

PS 1戻し
AS 2戻し
JN #1,#4シリンダ 0CFMM-6、#2,#3シリンダ 0CEFM-5
SJ #55
MJ #142


2004/05/23

以下の製品を購入。

品名 単価 数量
FCR MJ#148 @560 2 \1,120

同調作業実施→OK。パワーグラフから6000rpm以降で伸びの鈍化が大きいことに着目。 T氏のアドバイスも参考にしつつJNとの調整とあわせてMJ側も変更。 温度的に厳しい#2&3シリンダについて、A/F値でおよそ0.5程度MJの番手をリッチに振ってみる。

PS 1戻し
AS 2戻し
SJ #55
JN #1&4シリンダ OCFMM 6段目、#2&3シリンダ OCFMM 7段目
MJ #1&4シリンダ #142、#2&3シリンダ #148

うーん♪いい感じ。個人的には好きなフィール。 各パートのつながり、停止→発進のつながりもたいへんよろし♪。 追い越し加速時のアクセルのツキも大変よろし。まぁこれでヨシというこでボチボチいいかな♪


2004/06/5

以下の製品を購入。

品名 単価 数量
YAMAHA EFFERO SPORTS 10W-40 1L @1,428 2 \2,856

2004/06/26

以下の製品を購入。

品名 単価 数量
YAMAHA EFFERO SPORTS 10W-40 1L @1,428 1 \1,428
MOTUL チェーンルブ オンロード @1,890 1 \1,890

2004/06/27

前輪左側の地面にオイル溜り発見。調査の結果、左フロントフォークからオイル漏れを確認。 要、修理。

2004/07/18

2ヶ月ぶりにエンジン始動するもバッテリが上がりセル回らず。 日暮れ時とはいえまだまだ暑さの残る中、260Kg近い車体&90Kg越えのガタイ&25mダッシュ*9本でやっとエンジンかかる。半泣き。(To-)

2004/07/25

ストレートにて以下の製品を購入。

品名 単価 数量
フォークシールプッシャー @4,520 1 \4,520
1/4”Dr.T-ハンドル250mm @740 1 \740
ソケットアダプター 1/4”-3/8” @410 1 \410
パーツクリーニング・ブラシ(縦) @300 1 \300

2004/07/27

フロントフォークのオイルシール関連部材を発注。ついでにOH実施。 実は購入後、オイル交換すらされていなかったりするフロントフォーク。(^^;;;;;;;; 片側は一度シールが抜けたので修理に出したことがあったが、それもどちらだったか忘れてしまうほどかなり前。 ということでフロントフォークの完全OHを実施することとする。 ここである考えがむくむくと沸き立つ。 WPスプリング入りとしてヤフオクでフォークをゲットしていたりする。 となるとこれを活用しないテはない。 ん?完全OHとなるとブレーキ系統もバラすな。 となるとAVDSをイジることも可か。 だったらAVDSキャンセルもいっとく? となるとAVDS系統のために分岐しているブレーキホースの交換も必至。 別の話としてはフロントフォークのメンテナンスでブレーキ系統まで影響がでるのは整備性に欠ける。 というわけで方針決定。

・フロントフォークオイル漏れに伴うフルOH
・フォークスプリング交換
・AVDSキャンセル
・AVDSキャンセルに伴うブレーキホース交換(中間部〜キャリパ部)
・少し長くてブサイクだったマスタ〜中間部までのブレーキホースの長さツメ(現在使用中のホースを加工)
・ついでにエンジンオイルも交換

フォークオイルシール関連部材を発注。加えてモトファクトリー製のAVDSキャンセルキットも発注する。

ClearVisionPerformance
PartsNo. 品名 数量 単価 価格
11009-1127 GASCKET FORK CYLINDER BOLT 2 \158 \315
44045-002 GASCKET FORK DRAIN PLUG 2 \158 \315
44065-1076 BUSHING-FRONT FORK INNER PIPE 2 \840 \1,680
44065-1077 BUSHING-FRONT FORK 2 \840 \1,680
92022-1774 WASHER FORK OUTER PIPE UPP 2 \315 \630
92022-1775 WASHER FORK OUTER PIPE LWR 2 \315 \630
92033-1036 RING-SNAP 2 \210 \420
92049-1251 SEAL-OIL FORK 2 \903 \1,806
92093-1210 SEAL FORK 2 \830 \1,659
N/A AVDSキャンセルキット(モトファクトリ製) 1 \8,700 \8,700

2004/08/xx

ヤフオクで調達したフォークを分解する。中から取り出したフォークスプリングをみてみる。 が当然どこかにWP製であることが示されているわけではない。注目点はスプリング上部にPVCパイプのスペーサ。 鯨会関係者に質問してみたところWP製フォークスプリングにスペーサは必要ないとのこと。 可能性としてはプログレッシブ製フォークスプリングではないかということである。 メーカー名が示すようにプログレッシブな巻きになっていることが特徴とのことで、目の前にあるそれは正にそうなっている。 ということで、プログレッシブ製スプリングであると決め付ける(笑)。 ところでもう一本のフォークのトップキャップが固着し、まったく回らん。 しかたがないので、整備時に三又に固定して外すことにする。念のためトップキャップに5-56をタップリ噴霧。

こうばちょう&O氏に感謝♪。


2004/08/10

バッテリメンテナンス。バッテリ液の量を確認。少し減っていたので蒸留水を買いに走る。8hほど充電。

品名 単価 数量
蒸留水 @81 1 \81

2004/08/11

部材の価格調査のためバイクで出かける。が、信号待ちをしていると急にエンジンが不安定になりエンスト。

「マズいな・・・メチャクチャ暑いし、キャブ変更で不具合がでているのか?」

とか一瞬頭の中をよぎる。が、なんとかエンジンは始動する。 アイドル調整ネジを調整しアイドリングをあげてなんとか走り出す。 伊丹のレーシングワールドに到着すると水曜定休日だった。 しょんぼりしていてもはじまらないので、最近、伊丹にできたオートバックス系のバイク用品店「バイクセブン」へ移動。 そこへの移動中にほぼ原因を特定する。

「間違いない。一発死んどる」

バイクセブンに到着し、カウルの隙間から覗くと#3のプラグキャップがプラ〜ンと完全に浮いていた。 走行中に振動で外れるということは間違いなく寿命である。17年間ご苦労。まぁ17年もあればいい酒ができるってなもんだ。 NGKの5KΩ入りのプラグキャップを4ケ購入し、取り敢えず#3のキャップをぎゅっと押し込み自宅へ移動。 帰って早速取り付け。純正プラグキャップから防水のための傘部分を取り外し新しいキャップへ装着。 プラグコードの先端を10mmほどをカットし新しいキャップを取り付ける。 抵抗入りでノイズ対策もでき、仕上がりも抜群によろし♪いつものコースに試走にでたところ全く問題なし。 しかし予定外のイタイ出費であった。

ところでこのバイクセブン、DIY派にやさしくいろんな部材が揃っている。最近のご贔屓である。 中古部品、レンタルバイクなんかもやってる今までにない感じの店でとても面白い店である。

バイクセブン
品名 単価 数量
NGKプラグキャップ @945 4 \3,780

2004/08/12

純正部品以外の部材を調達する。 こうばちょうからいただいたプログレッシブのS/Mによると、RXには1.6インチのスペーサが必要とのこと。 これに頃合のよい部材を調達するため近所のホームセンターに出かけ水道部材売り場を物色する。 ちょうど径32mmx高さ40mmのPVCのキャップ(恐らくJIS規格モノ)を発見する。早速購入し次に、 フォークオイルレベルゲージを作成するための部材を購入するため別のホームセンターへ移動、そこで径5mmの真鍮パイプ1mを購入。

帰って早速このPVCキャップを合わせてみるがピッタリすぎてインナーチューブの中におさまらず。 仕方がないのでこれを諦め、潔く心斎橋の東急ハンズにて部材を物色することにする。具合のよさげなアルミ丸棒(30mmx100mm)を発見。 店員に相談してみるとカットも行ってくれるとのこと。これを40mm(1.6in)x2ケを切り出してもらう。 おおワンオフじゃぁ。

目論見
「パイプ」でなく「棒」であることに意味があったりする。 こうばちょうからの情報によると交換後やや柔らかく感じるとのこと。 スペーサとして「パイプ」ではなく「棒」をチョイスすることで、インナーチューブ内の空気量を減らし空気バネの影響を小さくし縮み側を固めに演出してみる。 これは油面調整と同じ意味を指す。サスペンションにおけるプログレッシブ特性は空気バネに大きく頼らず社外品の、その名も「PROGRESSIVE社製バネ」で演出することを狙ってみた。
その他にレベルゲージ用シリンジ、真鍮パイプを通す径50mmゴム丸板(耐油性のあるクロロプレンゴム系部材をチョイス)をゲットし店を後にする。

次にバイクセブンへ移動しフォークオイル、ブレーキホースを調達。 フォークオイルは陳列品の中ではもっとも安価だったカワサキ純正品のG10。 ブレーキホースはメジャーを借りて現物合わせで長さを測ってみる。 その長さを二本買おうと思ったがちょっとまった。めちゃくちゃ高いって。。。 ブレーキホースは長めの物(1025mm)を買って切断、そこから左右2本分を作成することにする。 ブレーキホースは長さと値段にあまり相関関係がないようだ。 一度チャレンジしてみたかったメッシュホースの作成だったのでよい機会である。 購入したブレーキホースはイージーオーダー品?というようなネーミングだったか? 両端にはバンジョーの向きを自由に変えることができる部材のみが取り付けてある。 現況使用しているホースからバンジョーを取り外し再利用するためバンジョーは購入せず。 オリーブとクラッシュワッシャは以前に調達済み。

バイクセブンではちょうどセールを実施していた。 ふとみるとブレーキパッドが安かったのでデイトナのゴールデンパッドを1台分衝動買い。 しかしこのネーミング、昭和40年代のようなネーミングやね。。。。。

次にメッシュホース切断用の鋏を調達すべくホームセンターへ移動。ターゲットは太枝切り用の剪定バサミ。 安価であるにもかかわらず本鍛造鋼を採用したものがあったのを以前この店に来たときに目をつけていた。 これをゲットし実家へ移動。

実家到着後早速フロント周りの分解に入る。カウル類を取り外しフォークの突き出し量を確認しメモ。 取り外したフォークからオイルを抜き取ると、まるでエンジンオイル添加剤の二硫化モリブデンのようだった(怖)。 どうしてもトップキャップがはずれなかったフォークを仮付けしキャップを外す。 なかからオイルを抜きスプリングを取り出す。外の作業はここまで。18時頃から開始し、完了は20時であった。次に、中の作業に移る。

ブレーキホースの作成にとりかかる。意外と簡単だが命に関わる部分である。作業には「かなり」慎重を期した。 購入したホースを切断。切断後は余分な髭がでないようメッシュを慎重にカットする。鋏の切れ味は最高だ。 オリーブを装着する時はこの髭をかみこまないよう、またきちんと中のテフロンチューブにフィットするように慎重にセット。 切断した側には中古のホースから外し、メンテナンスして保管しておいた30度ベンドしたバンジョーを取り付ける。 取り付け後、バイスで固定しガッツンガッツン引っ張る。これぐらいで抜けてしまうようでは失敗。 問題ないことを確認。念のためバンジョー部を面だししパーツクリーナで洗浄。

続いてオイルレベルゲージの作成に移る。購入したCRゴム板にドリルで穴を空け500mmに切断した真鍮パイプを装着。 それにシリンジを取り付けあっという間に完成。ゴム板下のパイプ突き出し量を、RXのS/M指定の高さに調整する。 買うと高いこのSSTも自作すると格安。

車体から取り外したフォークを分解するために底のボルトを取り外そうとしたが全く回る気配なし。 仕方がないので明日、インパクトレンチにて取り外す。10mmのインパクト用6角ソケットの調達の必要アリ。 随分前に購入したインパクトレンチもいよいよ日の目を見る日がきた♪本日の作業は終了。時刻は2:00を回っていた。

コーナン
品名 数量 単価 価格
PVCパイプキャップ(32mmx40mm) 2 \84 \168
シンチュウパイプ1mx5mm 1 \315 \315
東急ハンズ
品名 数量 単価 価格
アルミ棒材30mmx100mm 1 \580 \580
アルミ棒材加工料 2 \100 \200
板状ゴム(丸、CR) 1 \115 \115
シリンジ 1 \398 \398
バイクセブン
品名 数量 単価 価格
フォークオイル(カワサキG10) 1 \1,365 \1,365
デイトナゴールデンパッド(F) 2 \3,780 \7,560
デイトナゴールデンパッド(R) 1 \3,780 \3,780
PLOTイージーオーダーメッシュホース(1025mm) 1 \3,780 \3,780
剪定鋏(本鍛造) 1 \504 \504

2004/08/13

アサイチでインパクト用6角ソケットの買出しのためホームセンターへ。購入後帰宅してインパクトレンチに装着しようとして目が点になる。 あいた、、、やってもた1/2”やった。。。。結局、最も近いアストロプロダクツへ買いなおしにいく。無事調達。 フォークオイル、エンジンオイルの処分のため廃油ポイ6.5Lを購入し帰宅。

昨日車体から取り外したフロントフォークを分解する。インパクトレンチを使用すると供回りすることなく無事外すことができた。 インナーチューブの状態を確認するとストックしていたものより使用中のものの方が状態がよい。 インナーチューブ、アウターチューブを洗浄/乾燥。TCVの状態を確認/洗浄/乾燥。 スライドメタル、ガイドブッシュを組み付け、S/Mどおり古いガイドブッシュとフォークシールドライバを利用して新しいガイドブッシュを打ち込む。 更に、オイルシールをフォークシールドライバで打ち込む。 AVDSキャンセルキットをフォークへ取り付け。この状態で単体でのインナーチューブの動作確認、問題のないことを確認。 車体への取り付けの際はトルクレンチを使用して慎重に組み付け。フォークオイルを注入しレベル調整。エア抜きを行いもう一度オイルレベル確認。 最後にスペーサを挿入しトップキャップを締めてフォーク単体でのアッセンブリ完了。 ホイールシャフトを清掃し新しいグリスを塗布。シャフト単体でスムーズにフォークへ装着できるかどうか確認し、問題のないことを確認。 フロントホイールを取り付け移動可能となる。尚、現在のセッティングは以下のとおり。

・エア圧力は大気圧
・オイルレベルはRX標準
・オイルはカワサキ純正G10を使用
・スペーサ(プリロード)は直径30mmX高さ40mmのアルミ丸棒(スプリングと同じ径)

キャリパを装着し、ブレーキホースを取り付け、ブレーキオイルを注入しエア抜き作業開始。 エア抜き作業は約30分で完了。随分慣れた。念のためブレーキ回りを脱脂洗浄。 この状態で家の周りをぐるッと一周。イイ感じだ。 最後にカウル類を組み付け、電装系に異常がないかを確認し作業完了。 停車時はエアの抜き促進の為ブレーキマスタが上に来るように車体を停車させ一晩寝かせる。

コーナン
品名 数量 単価 価格
ヘキサゴンソケット10mm 3/8" 1 \630 \630
アストロプロダクツ
品名 数量 単価 価格
ヘキサゴンソケット10mm 1/2" 1 \510 \510
オートワールド
品名 数量 単価 価格
オイルポイ6.5L 1 \494 \494

ちなみに仕上がりはこんな感じ


2004/08/14

翌日ブレーキのタッチを見るためにチラッと乗ってみる。うむ、イイ感じ♪。 作成したホースからオイル漏れがないかを慎重に確認。漏れのないことを確認。うむ、これなら乗れそうだ。 というわけで今日は墓参り&実家自宅の往復で約50Kmほど試乗する。

フルOHのおかげでフォークそのものの「機械」としての動作がすこぶるよくなったことを即座に実感。 AVDSがなくなり最初は違和感あるかぁ〜っと思っていたが全くの杞憂で、 素直に、そして好感をもって受け入れることができる挙動だ。 こうばちょうからは「少しやわらかく感じるかも」とアドバイスを頂いていたが、私の感覚ではその印象はなかった。 路面のうねりやギャップなどにも素直に追従し、変なキックバックもなく、 低速&退避動作の為の瞬間的なフルブレーキング時にも以前はAVDSの動作が空振りして「カツーン」と いい音して底ヅキしていたのが全くなくなり、奥でイイ塩梅にふんばる。安心してブレーキが握れる。 うむ。プログレッシブの社名はダテじゃぁない。 しかし純正のフォークスプリングには少し驚いた。あのスプリングだと本当にエア圧が正常でなければ少し怖いものがある。

・FCRのおかげでエンジンが少しパワフル&リニアな感触になったこと
・リヤサスとのアンバランスさが随分緩和されたこと

操作していて楽しい、気持ちのいいバイクに変わりご機嫌である。


2004/08/22

チラッと乗ってみる。う〜ん、イイ感じ♪でもちょっと、アクセルの遊びが大きいかな?ガロニッシュへダベりに行く。マスターのRXのホイールが変わっていた。 ということはそれまでついていたZZR-Cのリヤホイール、カラー類、キャリパ、トルクロッドはどうなった!?んんっ!?

これはぁ〜天使のぉ〜囁きかぁ〜悪魔のぉ〜呟きかぁ〜♪


2004/09/20

ブレーキラインとフォーク周りのオイル漏れ点検。問題なし。 ほぼ一ヶ月ぶりのエンジン始動。 一発始動でご機嫌♪

2004/09/25-26

本年最初で最後のロングツーリング、鯨会長野ミーティングへ参加。 キャブレター交換&セッティング、フロントフォークモディファイのシェイクダウンも兼ねていたりする。 天候は曇り時々晴れながらも下り坂の傾向。風は弱め。出発時の気温は25度前後、湿度は70%前後。 夏の暑さもひと段落し、コンディションとしてはまずまず。

エンジンは問題なく目覚めた。いい予感がする。アイドリングもこれまでどおり安定している。 近所のスタンドでガスを満たす。ルートはいつものとおり名阪ルートを選択。 新御堂筋〜松屋町筋〜R25〜内環〜長居公園通り〜中環を経由、一般道でのストップアンドゴーも問題ない。 途中コンビニでハイカを購入し西名阪に流入する。

料金所を過ぎたところで、2速の加速テストを行う。タコメータをチラチラ見ながら10000rpmまでまわす。 ウム。いい手ごたえ。フル加速時のリヤサスの沈み込み具合もいい感じだ。 あの、フロントが一瞬フワっとする感覚とともに起きる怒涛の加速感はいつもながら快感。 が、この感覚は数年ぶりである。トップギアでの法定速度定速運転での感じをみてみる。 これも申し分ない。そこからのツキとかもみてみる。これもいい感じ。 あっという間に天理バリアへ到着。料金支払い後今度は名阪国道の例の上り坂でのテストである。 あえてトップギアのまま坂を上っていくが問題ない。

東名阪を経由しいつものルートで関へ抜ける。今回は郡上へ回らずに金山からR41で高山を目指す。 Hセンセイに挨拶をし、いよいよ、国道トンネルとしては日本で最も高い場所(標高1512m)にある平湯トンネルへ向けて上がっていく。 途中1000mの壁は難なくクリア。さらにほうの木をすぎて1200m。まだ問題ない。1300、1400・・・・。 とうとう平湯トンネルにたどり着くが、ここでも問題なかった。CVK時はボコついてどうしようもなかったこの付近。 一つ目の課題をクリアした。ということはペンション付近は1400mであるので問題はなかろう。

木の実へ到着し、まずは風呂。木の実の風呂は檜風呂でとてもいいにおいがする。 夕食はいつものとおりヒラさんが腕によりをかけた食事である。 今年も季節のキノコのスパゲッティを出してくれた。いつも天然のキノコを取りに行ってそれを出してくれる。 歯ごたえもよくとてもうまい。食事が進み空腹が満たされてくるとみなの舌が滑らかになってくる。 食事の後はひとしきり酒を飲んで歓談。久しぶりの顔、はじめましての顔。 0:00近くになってくると睡魔に襲われそそくさとベットへ。みなさまおやすみなさい。。。。

翌日、そのまま大阪に帰るかどうか迷っていた。 今年最後のロングツーリング&シェイクダウンの結果良好&元来の旅好きが作用しそのまま東へ進路をとる。 9:00前に出発、お昼をどこかのSAで取って15:00ごろふと気づくと、福島県にいました(爆)。

まずい!明日はお仕事、帰らねば・・・(爆)

東北道→首都高→東名→名神で大阪へ。自宅に着いたのは深夜1:00。疲れた。。。 ブレーキホース、フロントフォーク、キャブレター関係、エンジン関係全てノントラブルであった。 雨天走行であったが、エアフィルター関係でもトラブルなし。 往路の長良川堤防道路経由高山までの燃費は17Km/L程度。 帰路の東名での「ぬふわ〜ぬあわKm/h巡航(富士川SAから養老SA)」での燃費はおよそ13Km/L。 スロージェット〜ストレート径の守備範囲(6速3000rpm、速度70Km/h前後)ではやはり燃費がよい。 テーパー角の守備範囲(6速5000rpm)ではやはり燃費は悪くなる。 シャシダイの結果から4000rpm付近を境にしてF/A値がリッチになっていくことから、 6速4000rpmが経済運転の指標か。速度に換算すると101.8Km/hとなる。 機会があれば100Km/h巡航テストなども行ってみたい。


2004/12/01

おっほっほ♪念願のバイク部屋(いや、違う新居でした(^^;;;;)が完成。

2004/12/18

ホームセンターにてガレージの床に塗るアサヒペンの「油性シーラ」「水性強力コンクリート床用」を購入。 色はライトグリーン仕上げ。油性シーラは1回塗り、塗料は2回塗りとした。

2004/12/21

夜、旧居マンションのガレージからバイクを移動。 エンジン始動を試みるもバッテリがあっがており、久しぶりに押しがけ。 5本で足元がふらつく(爆)。キケンを感じ、素直にクルマからジャンパ。

悪あがきをしたが、運動不足には勝てず。


2004/12/23

会社で廃棄予定だった中量ラック、部品用整理コンテナ30ケなどを貰っていた。これを引き取りに行く。

2004/12/25

朝食前の一仕事。引き取った中量ラックを組み立て、コンテナなどをセッティング。 実家にあったツールチェスト、コンプレッサー等を取りに行く。

2004/12/26

朝食前の一仕事。ツールチェスト、コンプレッサー等をラックにセッティング。いい感じ♪ お昼前、クローゼットの中に棚をつける為に買ってあったステンレス製のダボレールをディスクグラインダでカット。 2階のリビングにいたヨメさんにさっきの騒音具合を聞いてみる。「ん?なんかしてた?」と聞き返される。 末娘もスヤスヤ。いい感じ。これならコンプレッサーを回しても問題なかろう(ただし昼間なら。当然ですな)。

蒸留水を補充し、バッテリ充電。


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