12/7/97
今日は、以前から計画を練っていた(今回は思い付きではありません)本州最南端の潮岬へ行くことにしました。12月にはいり、気温も下がってきました。こういう時は南へ向かって走りましょう。朝10時頃自宅を出ます。まず目指すは白浜です。最初はR26を南下して行こうかと思ったんですが、結構クルマが多く思うように距離が稼げません。急遽、阪神高速湾岸線を利用することにしました。関空を横目に、軽快に距離を稼いでいきます。あっという間に阪和道泉南料金所に到着です。

ここからは、阪和道〜海南湯浅道路〜湯浅御坊道路と乗り継いで御坊まででます。ここまでくれば白浜までは、あと1時間ちょい。ノンビリ行きましょう。田辺市の辺りを走っていると、GOLDWINGと遭遇しました。信号待ちで並んでとまると、GWのライダーの方が話し掛けてこられました。

GW・・・「どこまで?」
私・・・・「潮岬まで行こうと思っています。どちらまで行かれるんですか?」
GW・・・「白浜まで。温泉入って帰ってこようと思ってるんや」
私・・・・「あっ、そうなんですか。私も白浜へ立ち寄ろうと思ってますのでそこまでご一緒していいですか」
GW・・・「ああ、もちろん」

ということで、白浜まで2台でノンビリツーリングです。陽も高くなってきて、随分暖かくなってきました。メットのシールドを開けて走っているとどこからかクラッシク音楽が流れてきます。「どこやろ?」ときょろきょろしていると、GWでした。「さすが、GOLDWING・・・」後でわかったんですが、リヤのトランクにCDチェンジャーが入っていました(さすが、GOLDWING)。

白浜に到着しました。時間はちょうどお昼時。昼食にしようと、その方に軽く会釈とクラクションを鳴らし別れようとすると、その方も入ってこられました。「どうせなら、いっしょにメシ食おう」で、一緒に食事にすることにしました。その方は、以前はずっとハーレーに乗っておられたそうです(10万キロ以上)。しかし、少々維持費がかかる(「メンテ費用でもう1台買えたで。わっはっはっはっは」とおっしゃっておられました)のでGOLDWINGに乗り換えられたそうです。そのGOLDWINGも15万キロ以上走行していました。ですが、まったくのノートラブルで「手間がかからん、ええ奴や」とおっしゃっておられました。ハーレーは、さすがに愛着があって、今も手放さず大切に保管されているそうです。

食事も終わり出発です。潮岬まではあと70Kmほど。ここからは、海沿いのワインディングロードを南下します。クルマも少なく、道も整備されているので軽快に走っていきます。1時間ほどで潮岬に到着しました。本州最南端の石碑をみて「念願成就記念タバコ」を一服。30分ほど休憩して、出発することにしました。ここで、時計をみるとPM2:00過ぎ。夜半過ぎからは天気か崩れるという天気予報が頭を過ぎりどうしようか迷ったのですが、「ええい、ままよ!」と当初の予定通り紀伊半島の東側を回っていくことにしました。古座、太地、那智勝浦(滝が見たかった!)、新宮、鵜殿を抜けて三重県に入ります。三重県に入って、道の駅「紀宝町ウミガメ公園」で休憩をとります。ここには、立ち寄った人がウミガメを見られる施設があるんですが、残念ながら開館時間をすぎており、見られませんでした。

さて、日もどっぷり暮れたころ、熊野へ到着しました。海沿いの道はここで終了です。ここからは、山あいの道へ入っていきます。途中、峠をいくつか超えるので「凍ってたら、どないしよ・・」と不安になってきましたが、ここからはもう引き返すことができません。無駄に悩むのは止めて前へすすみましょう。

寒い。とにかく峠は寒かった。日もくれるだろうと思っていましたので、ある程度予想していましたがとにかく寒かった。「川沿い」と「標高」のダブルパンチ。鼻水がとまりませんでした。かろうじて道が凍っていなかったのが唯一の救いです。峠をいくつか超え尾鷲にはいります。ここで、若干恐ろしい目にあいました。クルマが突然飛び出してきたのです。反射的にブレーキを掛けてリヤをロックさせてしまい、ナナメをむいてしまいました(へた・・)。転倒・衝突は免れたものの命が縮む思いでした。おお、こわ。

尾鷲を抜け、紀伊長島に到着しました。後少しで、勢和多気です。そこからは、伊勢道に乗ります。車だと非常に神経を使う対面通行の高速道路も、バイクでは随分広く感じます。松阪、津を通過し名阪国道亀山に到着しました。途中、伊賀のドライブインで休憩し時計をみると、PM7:30過ぎ。天理まであと5〜60Kmほどです。ここまで来ると「帰ってきたぁ」という実感がわいてきます。

西名阪天理料金所を通過し、ちょっとしたイベントを楽しみながら松原料金所に到着しました。お金を払おうとアセっていると料金収受係のおじさんが、「そんなにアセらなくてもいいよ。払う金額はクルマもバイクもおんなじなんだから」と声を掛けてくださいました。うれしいですねぇ。道路行政への不満もこの一言で飛んでいってしまいそうです(ちと、おおげさ?)。おじさん、ありがとう。そして長原出口を降りて最初の信号で止まったら、なんとエンジンもストール!なんとか、エンジンはかかりましたが3000回転以上はぐずって回ろうとしません。ちょっとイベントを楽しみすぎたのかな?

総走行距離:約600Km