火星大接近





    

 2003・8・27 地球と火星が大接近 












  
          見上げてごらん、赤い星を!
          2003・8・14 0.00分撮影したもの)

                                               

16年ぶり、そして21世紀最大の「大接近」

    火星は太陽系の第四の惑星で、地球の外側を 687日で公転しています。
     地球は火星の内側を約 2年2か月ごとに追い付き、追いこしていきます。
        そのときが地球と火星の接近になります。
         ただし、火星の公転の中心がずれているため、接近したときの
     地球と火星の距離が遠いとき(小接近)と、ひじょうに近いとき(大接近)があり
       これを約15年もしくは、17年ごとにくりかえします。今年2003年の接近は、
       その「大接近」にあたり、しかも21世紀でもっとも接近することになります。

接近ごとの見かけの大きさのちがい

視直径という角度で表わすと、接近時の見かけの大きさは、
小接近で 14"(秒角)、大接近で 25"と、2倍近くの差があります。

2001年から2014年までの火星最接近時の見かけの大きさの比較
[image: 2001年6月の火星の画像] [image: 2003年8月の火星の画像] [image: 2005年10月の火星の画像] [image: 2007年12月の火星の画像] [image: 2010年1月の火星の画像] [image: 2012年3月の火星の画像] [image: 2014年4月の火星の画像]
2001年6月 2003年8月 2005年10月 2007年12月 2010年1月 2012年3月 2014年4月
-2.3等 -2.9等 -2.3等 -1.6等 -1.3等 -1.2等 -1.4等
20.8" 25.1" 20.2" 15.9" 14.1" 13.9" 15.2"

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