火星大接近
見上げてごらん、赤い星を!
(2003・8・14 0.00分撮影したもの)
火星は太陽系の第四の惑星で、地球の外側を 687日で公転しています。
地球は火星の内側を約 2年2か月ごとに追い付き、追いこしていきます。
そのときが地球と火星の接近になります。
ただし、火星の公転の中心がずれているため、接近したときの
地球と火星の距離が遠いとき(小接近)と、ひじょうに近いとき(大接近)があり
これを約15年もしくは、17年ごとにくりかえします。今年2003年の接近は、
その「大接近」にあたり、しかも21世紀でもっとも接近することになります。
接近ごとの見かけの大きさのちがい
視直径という角度で表わすと、接近時の見かけの大きさは、
小接近で 14"(秒角)、大接近で 25"と、2倍近くの差があります。
2001年6月 | 2003年8月 | 2005年10月 | 2007年12月 | 2010年1月 | 2012年3月 | 2014年4月 |
-2.3等 | -2.9等 | -2.3等 | -1.6等 | -1.3等 | -1.2等 | -1.4等 |
20.8" | 25.1" | 20.2" | 15.9" | 14.1" | 13.9" | 15.2" |