純碁(じゅんご)というのは、囲碁(いご)によくにているけど、それとはちょっとだけちがうゲーム。でも、純碁であそべるようになると、すぐに囲碁もうてるようになります。とってもおもしろいゲームだから、友(とも)だちや家族(かぞく)のひととあそんでみてくださいネ!
*すでに囲碁を打ったことのある方(囲碁のルールを知っている方)や、初心者に囲碁指導している方は、「純碁のすすめ」をお読みください。
*「純碁」公式ホームページができました。詳細はここをクリックしてください。
まずさいしょに、つぎの2つのことをおぼえてください。
☆ 石(いし)は、線(せん)と線のまじわるところにおく。
☆ いちど石をうったら、うごかせない。
つぎにルールをせつめいします。
白が黒石1こをとってしまうと、こうなります。とった石は、あいてにかえしてください。
あいての石が2こになっても、3こになっても、4こになっても、かこんだらとれるのはおなじです。白は「ア」とうてば黒石をとれます。
白が黒石をとると、こうなります。
左側(ひだりがわ)も、白が「ア」とうてば、黒石8こをとれます。
とったあとは、右側(みぎがわ)のようになります。
くりかえしはダメ(「コウ」というルール)
右(みぎ)は、黒石3こが白イの石をアタリにしているところ。つぎに黒はアとうてば、白石1こをとることができます。
ではとってみましょう。
黒が白石をとると、こうなります。でも、こんどは黒アの石が、白にとられそうです。もし白が黒石をとると上(うえ)の図(ず)にもどり、いつまでたってもおわらなくなってしまいます。
そのため、さきに黒がアと白石をとったとき、白はすぐにとりかえすことができないルールになっています。このかたちを「コウ」といいます。
しかし左(ひだり)のようなとき、黒はアにうつことができます。
つぎの手(て)であいての石をとることができるばあいは、アにうつことができるのです。
これで「純碁(じゅんご)」のせつめいはおしまいです。さっそくおともだちとあそんでみてくださいね。
☆お手本(てほん)のゲームをみたいひとは、
ゼニガメをクリックしてください。
*当ページで使用しているポケモンの画像は、「POKEMON IN MY POCKET」の
*フリー素材を使用させていただきました。この場を借りて御礼申し上げます。
*(Copyright=Nintendo/CREATURES/GAMEFREAK/TV TOKYO/SHO-PRO/JR kikaku)
★純碁が実際にどういう進行になるのか知りたい方のために、9路盤のサンプルゲームを用意しました。Java appletが動く方はサンプルゲームの再生・鑑賞ができますので、ぜひ一度ご覧ください。
★「純碁」が創案された背景や囲碁ルールの歴史に興味のある方は、王銘エン九段著「純碁」をご一読ください。(ただし囲碁初心者には少し難しいかもしれませんので、あしからず)