エチオピアへ!

いまエチオピアです
ただいま私は卒業旅行(!!)と称しまして、エチオピアに行っています。目指す大地はエチオピア高原の最高峰ラスデシャン一帯です。
予定としてはまず陸路でバハルダール、ゴンダールとはいり、シメオン山のふもとデバルクへ行きます。このコースは4年前ちょうど逆のコースでチャリンコを転がしました。はたして今はどうなっているのでしょう。楽しみ楽しみ・・。青ナイル深さ1300mの大峡谷は全く同じ大きさで、いやいや前より四年分深くなって横たわっていることでしょう。

シメオン山
デバルクからはガイドの人を捜してシメオン山国立公園に入ります。ここはゲラダヒヒなどの野生生物でも有名ですが何よりの見所はとんでもない高さの崖。がけ中毒の僕にはたまらん所です。なにせ高さが500m以上はあろうかという垂直の壁があるのですから・・・。垂直部分で500mと言うことは本当の谷底までは何と2000m以上あります。こんなすごいところがほとんど外の国紹介されることなく現在に至っているのはそれはそれで別な意味で奇跡的のような気すらします。まあ長すぎた内線の影響も尾を引いているのでしょうが・・・。
 さらにここで驚くのは崖の中腹とかで若干平らになって、テラス状のところが例外なく開墾されていることです。一体あんな所へどうやって人が行き開墾し、生活しているのでしょう。前回は3日だけのトレッキングで実質的には一日一回りしただけで終わってしまいましたが、今回の渡航ではじっくり崖のまわりを堪能して、できることなら崖の中腹のテラスまで下りてみたいのです。地図によれば道はあるし、(もちろん地図によらず住んでいる人の生活の道はあるはず)トレッキングのコースにもなっているようです。

ラスデシャン
 そしてその後はエチオピア最高峰のラスデシャンへ。しかし簡単には登らせてもらえないことがわかっています。というのはなにぶん奥地なので、崖のあるインメットゴゴ(約4000m)から数100m登ったあと、いったん標高2000mくらいまで下りなければならないからです。ここは行ったことのある人の話ではかなり衝撃的な谷のようです。そしてここからエチオピア高原の中でもかなりの奥地になるということです。
 
ラリベラ
 さてラスデシャンに登ったあと、僕は可能ならばラリベラを目指そうかと考えています。このコースは奥のさらに奥のためあまり情報はないのですが、シメオン山のガイドの人によれば「時間さえあれば行ける」とのことです。直線距離でも200kmはあろうという距離を人知れぬ道を通って山超え谷越え行くのはなんとも夢があります。問題はテケゼ川の川越えでしょう。あるページにはこのテケゼ川の川下りの冒険のレポートが非常に詳しく載っています。(僕もまだ全てを見ていません。) はたしてちゃんと渡れることやら・・・。まあ何とかなるでしょう。だめだったら戻ってくればいいし・・・。

 ラリベラは世界的に有名な岩窟教会があるエチオピアの聖地で毎年クリスマスには人々がラリベラ詣でを敢行するらしいので道は間違いなくあるようですし、問題は特には無いでしょう。残念ながらクリスマスはもう過ぎてしまいましたが、江戸時代の日本人が一生に一度の伊勢参りをしたように、僕もまたラリベラ参りを現代のエチオピアでできたらと考えています。前回の旅では、体力的・精神力的な限界が近くなり行くのを止めてしまってたので、とても楽しみです。(飛行機でも行ける)

なんで自転車じゃないの?
「あの池田が自転車を持たずに旅に出るらしい。」ちまたではそんな噂で持ちきりのようですが、これは事実です。「えーっ。でも、どーせ現地で買うんでしょ。」そんな見透かした声もちらほらですが、とりあえず買う予定もありません!!!
おっとついつい「とりあえず」をいれてしまった性格が悲しいですが、今回は歩きます。結局あきれられるようなことばかりしてるのは変わりませんが、今回は自分の足で何百キロか歩いてみようと思ってます。いや、心の底では今回もMTBを持っていってエチオピアのシングルトラックをがんがん走りたいですよ。でもエチオピアはアメリカでないからやめようと決心したのです。だって顔の色だけでも驚かしてしまうのに、まして音もせずいきなり猛スピードで顔の色の変わった奴がやってきたら現地の人たちを本当にびっくり仰天させてしまいそうだからです。それにできたら民族衣装を着て歩いてみたいというのもあります。
というわけで、今回はズバリ自転車をやめました。

 そんなこんなで私の卒業旅行(!!)は暮れてゆくかと思います。ではまた札幌で・・・。
 
 
 
私の帰国予定は1998 3/29 19:30千歳 by JAL(成田からだけど)です。
 
 

無事帰国しています。