自転車について(パーツ編)
基本的になるべく当初から実装されていたパーツを使いたいと思う。が、一部不満もあったので、少しコメントを書きたい。
●クランク
はっきり言ってクランクには困っている。
- クランクの種類
クランク長165/167.5/170/172.5/175mmなど
通常身長の1/10と言われているらしい。以前乗っていたランドナーが165mmだった。アメリカ製のマウンテンバイクは多くが175mmだ。
私の身長は167cmだが、山を走ったり、トライアルをする分には175mmでも問題ない。多少長めかなと思う程度だ。しかし、ツーリングでは175mmだと長すぎる。太股が不自然に大回りしてしまい、違和感がかなりあって落ち着かない。実際には170mmくらいが良いようだ。
今回は少し短めで167.5mmを選んでみた。確かに短めだが、短すぎる感じはしない。くるくると回しているとなかなか小気味よくて楽しい。実際の所170mmで長くツーリングをしてきたのでこちらでも十分だと思う。次はまた170mmに戻すかも知れない。荷物が重いときは長めが楽だからだ。
- ペダルの幅。(Qファクターと呼ばれています)
今回はペダルの幅に四苦八苦しいる。長らくシマノのXTを使ってきて、BB軸長の短いタイプなら自分に合っていることがわかっていたので、今回もそうしたのだが、なんとシマノの製品は数年前からペダル間の幅が長くなるようなプロファイルに変更してしまっていたのだ。何が問題かというと、自分の太股の付け根の幅とペダルの幅が合わないので、常に足が開いた状態でこがなければならない。
一体シマノは何を考えているのだろうか?日本人が使うことを考えていないようだ。
確かにマウンテンバイクで山を下るときはある程度の幅があった方が安定するし、バランスが取りやすい。でも特に小柄な人にとってこのペダルの幅は広すぎてあまりにこぎにくいような気がする。またランドナーの利点を再発見してしまった。
- ペダルの変更で対応(2001.10追記)
この件は試走後の出発直前に耐えきれないと言う判断に達し、またトレッキングシューズを持ち歩くのは苦痛なので統一化したいという考えからSPDをやめてトゥクリップ式に変更しました。
結果はまずまず良好ですが、大きめなトレッキングシューズのため、トウクリップが短すぎると言う事態になりました。仕方なくペダルとクリップの間にスペーサーを入れて解決。
それからサドルが高すぎたせいも合ったようです。少しサドルを低めにしたところQファクターはさほど気にならなくなりました。ほんの少しの違いなんだけど体にとっては大きな違いのようです。
- 品質に対して絶賛します(2001.12追記)
シマノのこのクランクセットは改めて素晴らしいと感じています。とにかく軽くて、剛性が高い。そして値段もかつての物より安い。またBBとも8セレでがっちりとつながっていて全く不安がありません。レースなどの衝撃に対しの強度はよくわかりませんが今回の用途では完璧と言っていいくらいと思います。
かつて巨大なBB工具を持ち歩き、コッタレス抜きを持ち歩き、定期的にグリスアップが必要な時代がありました。それを考えると技術の進歩に驚かずにはいられません。改めて絶賛します。
欲を言うとやはりQファクターの件に選択の余地が欲しいです。それから4アームのギアになってからインナー20Tが入手できなくなってしまいました。欲しいです。
●ペダル(2002.1記)
- 試走ではSPDを使用したが、トレッキングシューズを使うことにしたので中止。
- まずは急だったので古いランドナーペダルを使用
- 10月に札幌でほぼ両面使えるMTBペダルに交換。しかしこれは結構インチキ臭いものですぐにガタガ出てしまった。
- 東京でWさんにトウクリップ仕様のDura-Areペダルを頂き、改造して大きなトウクリップが付けられるようにした。それをここでは紹介します。
頂いた時点のDura-Aceのトウクリップ仕様のペダル。美しい。
中はポールベアリングに加えて、ニードルベアリングも入っていた。穴を見てみても美しい。
分解した様子。ニードルベアリングがわかるだろう。
改造後のペダル
5mm厚のアルミ角材を使用した。
- とりあえずこのペダルで走ってみるが、結局の所最初に使用したランドナーペダルが良いかも知れない。とにかく最近のはベアリングのボールが小さいから、軽くても耐久性に欠ける。Dura-aceよりも無骨なランドナーペダルの方が耐久性がありそうだ。
- ずいぶん気を付けていたつもりだが、ゴムシールの無いベアリングは水に弱い。残念ながら連日の雨でついに錆が出て、ガタが発生してしまった。残念。まだ使っているけどちょっと快適で無くなってしまった。旧XTのクリップペダルにするか、、、(2002.11追記)
●変速機構
- フロント44-32-22、
- リア32-28-24-21-18-16-14-12-11(arグループ)
上記の3×9段変速である。93年にアフリカに行ったときには3×6段変速だったので、実に1.5倍になってしまった。
使用した感想だが、個人的には素晴らしいと感じている。
リアのディレーラーはSRAM9.0、シフタはSRAM7.0のグリップシフトタイプだ。これが、実に小気味よく変速してくれる。
そして後ろの9段は、わずかな違いながら8速より確実に自分の思ったギア比に近くなってくれる。ツーリングには9速を人にも勧めたい。クロスレシオの方が良いだろう。
- 20Tが欲しい
超重装備の自転車の場合軽いギアはいくらでも欲しくなります。22Tでも体外は対応できますが、15%くらいの登りになってくると難しくなります。回転数を落として対応することになるのですがこれは最後の手段。やっぱりどんなところでもクルクル回したいですから。
残念ながら現在の所4アームのクランク用の20Tは存在しないそうです。誰か作って、、、
残された手はフリー側を34-12とかにするくらいでしょうか。気持ーちいいかな?(涙)
- チェーン周り総交換
約12000kmでチェーンの歯飛びが限界に達した。少しでもトルクをかけた時点で飛んでしまう。上り坂では走れない状況に陥ってしまった。そこで一式交換した。フロントはミドルギアのみ交換して、アウターとインナーは裏返しにして使用することにした。ギア板間の間隔が不均等になってしまうのが欠点だが実使用上は問題がないことがわかった。
ちなみにアウターギアについてるチェーンがクランクとの間に落ちることを防止するピンは当然切り落とした。そうしないと使えないから。
でも最近は昔のランドナーみたいに裏返して使う人は居ないだろうなぁ。
チェーン・スプロケットも当然交換。スプロケもまんべんなく減っていたのであきらめが付けやすかった。交換後は前述のように34-12Tにした。わずかだが軽くなり快適になった。しっかし34Tのギアって大きいね。
●ブレーキ
F500の付属品は少しお粗末だったので古いXTに入れ替えた。ブレーキシューのカートリッジが使えるだけで使い勝手は良くなる。
Vブレーキ出たてのころのXTはすぐにガタが出ると言われており、実際にこのブレーキもガタガタ。できれば最近のLXくらいに変更したいと思っている。
- フレームはアルミ製なので堅いと思っていたが、リアブレーキにより、シートステーが結構ゆがむ。気になるのでアルミのブースターを噛ませておいた。トライアルバイクに付けているシマノXTRのカーボン製のブースターは高かったけど、カチッと効いて本当にいいのだが、さすがにツーリングバイクには不要だ。
以前ランドナーで使っていた、(名前忘れた)削りだしっぽいカンチ用のねじを使ってみた。これは両側にねじが出ているもので、カンチ台座にキャリアを固定するときに使うと、キャリアの取り外しが楽になるというパーツだった。今回はブースターの強度を上げてくれるパーツに変身。
リアのブレーキワイヤーは特殊な引き回しをした。
- 通常トップチューブを通り、まっすぐリアブレーキに入る所を、ダウンチューブからさらにチェーンステイ(逆側)まではわせ、下からVブレーキに入れた。
- 目的はトップチューブとシートチューブにワイヤーを一切無くすることである。
この部分にワイヤーがはっていると、特にロングツーリングで車重が重いときにじゃまになる。担ぐとき、階段で持ち上げるとき、キャンプ場で木に立てかけるとき、いつもワイヤーがうっとうしい。
幸いCannondaleはディレーラーケーブルが、前後ともトップチューブ下をはわせるタイプだったのでとてもやりやすかった。
この改造はリアのブレーキワイヤーを切らないで使えるという副産物もあった。
当然この方法だとブレーキの利きは悪くなる。トライアル用途には最短で短くと言うのが基本だ。ブレーキの戻りも少し悪い。ちゃんとオイルがささっていれば良いのだが、汚れたりでだんだん悪くなる。やはりもう少し短いのが良いんだけど(2001.10)
- やはり長すぎた(2001.12追記)
上記で書いた特殊な引き回しですが、やはり長すぎて、摩擦が大きすぎました。最初はまずまずの動作をしていたのですが、次第にオイル等は堅く汚れてくるので摩擦が増加します。結果としてほとんどブレーキが利かないところまで来てしまいました。
仙台でやむなく通常の引き回しに修正。トップチューブにワイヤーが走りますが、これは我慢するしかなさそうです。
- ちなみにアフリカの経験で言うと、特に海外ではブレーキはほとんど使わない。ひどい場合だと食事と休憩で、一日数回止まるときに、少しだけ使う程度だ。なので1年しても予備に持っていったブレーキシューを使うことは無かった。
ただし日本では話が違う。雨の峠道を下るとあっという間にシューが無くなってしまう。長期なら2組みくらいは予備が欠かせない。
- ブレーキレバーは少し大きめだが、こちらシビアな使い方をしないので問題ない。個人的にはやはりシマノのXTのレバーが気に入っている。
- 台湾の峠と雨でリムサイドはボロボロに。
韓国でのリムクラックの原因になった。リムサイドが減らないブレーキが欲しい。そうすればリムもずっとずっと長く使えるに違いない。そうだ、ディスクブレークがある。雨でも良く効くディスクにしよう。
- そんな野望を心に秘めたときすごくラッキーな事が起こった。
台湾三横之旅で知り合った億鎮企業有限公司の方との出会いだった。日本ではまだ知られていないが億鎮(YIH JENG)はメカニカルディスクブレーキを作るメーカ。ぜひ試してみてくれ、という話になり、ディスクブレーキをテストすることになった。
- 結果は素晴らしいフィーリングだった。
雨でもさして変わらず後輪とは思えぬくらいしっかりとブレーキがかかる。特に高速域でも安定して効くのが素晴らしい。近い将来すべての自転車はディスクブレーキ化するだろうと言う感触を持った。時代は変わるだろう。
しかしディスクブレーキ搭載には幾つかの問題が残っていた。まず差し迫ってはその時に頂いたハブの信頼性に自信が持てなかった事だ。事実台湾連日の雨が祟り、フリー部分が錆び付いてしまっていた。残念ながら一旦シマノのハブとVの組み合わせに戻すより仕方なかった。
もう一つの問題はキャリアとのクリアランスだ。荷物を積むことが最優先のため、ブレーキとのクリアランスを確保するために安易にスペーサーを挟むことはしたくなかった。油圧式のディスクブレーキならクリアランスの問題は解決されるがさすがにそこまでしたくはない。ブレーキレバーまで交換が必要になってしまうからだ。
- 結局台湾ではツアー後半のみのテストで終了することになった。
しかし2002.11月に一時帰国する機会があったので再度ディスクブレーキに挑戦してみることにした。さてうまくいくかはまだわからない。ただ何事も挑戦しないと始まらない。最悪元のVブレーキにすれば旅は続けられる。後輪だけの変則的使用だがうまくいくことを信じて試してみよう。(2002.11)
●ハンドルまわり
- ハンドル
付属でついていたものを使用する。個人的にあまり曲がっていないタイプが好きだ。ポジション的には後述のバーエンドを使っているので、曲がりすぎているとバーエンド側のポジションが開いてしまう。
その他は特に問題なし。
- バーエンド
96年にTREKのMTBを買ったときに奮発してスペシャライズドのバーエンドを買った。これが値段も半端でなかったが絶品で、今でも愛用している。世界一周にも連れていこう。
では、どの辺が良いかというと、曲がり方、角度などすべてだ。そして恐ろしいくらい軽いのにかなり頑丈だ。曲がりの部分は溶接してあるのだが、その溶接痕すら指に引っかかるのでいい味がする。
バーエンドは素手で長く使うもの。高かったけど結果的に安かった。
- ちょっと冷たい(2001.12追記)
さすがにこの季節では手袋をしていてもアルミが冷たい。何かを巻きたいところだ。
- 麻ひもを巻いた(2002.11追記)
2002.1に麻ひもを巻いた。冷たくないので快適。
- ミラー
今回は安全に今まで以上に配慮しているので、ミラーを買った。CAT EYEのである。
使用感はそこそこいい。小型なので視認性はあまり良くないが、補助として使うには十分である。問題は自転車を壁に立てかけると簡単に曲がってしまう点にあるが、強度がないので逆に毎回調整するものとして曲がるに任せておいた方が良さそうだ。デザイン的にはプラスチックが安っぽくてちょっとかっこわるいが、安全のため、使用することにする。
破れた(2001.12追記)
そもそも強度のあまりないミラーだったのでなるべく弱く固定して自転車を倒した際にも軟構造で折れにくい様にしていたつもりだったが、10月半ばに余市で折ってしまった。
仕方なく余市で見つけたのがオートバイトライアル用のミラー。これもあまり強度が無い物だったが、CAT EYEの残骸と抱き合わせにしたらなかなか良い物になった。その後6週間で全く問題なし。途中能代で広角の自動車用補助ミラーも購入したが、こちらはいまいち角度が悪く使用価値が低い。もう少し工夫が必要らしい。
- 上記のミラーは少しずつ破壊が進み、だましながら使っていたがそろそろ限界。右用のミラーなので右側通行の国では見にくいという欠点もあるのでゼファールのクリック式のものを今後は試してみる予定だ。
サドル
- 高かったけどジェル入りでなかなか快適である。
今のところ全く問題なし。軽く尾てい骨のあとが付き、なかなか快適だ(2001.12追記)
- 基本的に問題なかったがもう少しクッションがほしいと感じ始めている。試行錯誤は続く。(2002.11追記)
旗
今回は旗も立てることにした。最初恥ずかしかったが、慣れればさほど気にならないし、車からの視認性は格段に上がる。
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