138号

2008年2月23日発行

2008キャンプスタート!!


第1クール(2月1日〜2月3日)

今年はA組(ベテラン)B組(若手)C組(リハビリ)に分かれてのキャンプ。
初めての試みかな?選手会長が由伸から二岡へ変わり、新たな巨人のスタート。
期待の上原が早くもブルペン入り、キャッチャーを立たせたまま55球。縁起がいい数字と笑顔。
さらに新戦力の外国人選手の動きが目立つ。楽しそうに練習するラミレス。苦しくても笑っている陽気な選
手。頼りにしているぞ!もう一人はクルーンだ。ノックで左右に動かされても、一生懸命ボールを追う姿勢に
は感心した。抑えに不安な巨人。どうなりますか?頑張ってほしい一人。



第2クール(2月5日〜7日)

北京五輪野球、日本代表の星野監督らコーチ陣が視察に。
原監督と10分〜15分ぐらい話し、そこに阿部上原があいさつをしに集まってきた。
いつもと違う空気に包まれていたサンマリンスタジアムだった。
C組の二岡は、左ひざを心配しながらのトレーニング。軽いランニングやキャッチボール
そしてバッティングを行った。ゆっくりと調整だ。あせらず、しっかり治そう。
選手会長の二岡、今日も静かに頑張る。頼むぞ!!
坂本田中のバッティング練習。ともに2年目。
坂本は今日の練習では鋭いスイングでボールを叩く。力強いバッティングを見せた。
調子は良さそうだ。課題は守りだ。二岡を脅かす存在になれるか?
田中の課題は変化球。今日も一生懸命バットを振っていた。当たれば大きな当たり。
もっと練習が必要。二人とも頑張れ!



―紅白戦チェック―(第3〜5クール)

<矢野>
外野レギュラー争いに名乗りを上げた。まずは、満塁ホームランで原監督に猛アピール。
次の打席はツーベース、そしてスリーベース、見事なバッティングを次々と見せた。
無駄な力は入っていない。鋭いスイングで観客を魅了する。「凄い」と言うしかない程、
素晴らしい。ラミレスと谷に負けるな。

<坂本>
ポスト二岡争いが激化。課題は、守りといわれている。そんなものも吹き飛ばす一撃を
放った。インコースの甘めの球をレフトスタンドへ運んだ。見事なバッティング。将来性を
感じる選手、大きく育ってほしい。

<寺内>
坂本の一撃で火が点いた。初球から思い切ったスイングを見せる。闘志剥き出しだ。
目がキラリと光った瞬間、一撃はセンター前へ。火が出る打球とは、この事を言うのか。
それ位、強い打球だった。お見事。坂本との争いは始まったばかり。どうなるかワクワクする。

<脇谷>
セカンドレギュラー定着を目指す。俊足を見せる場面はなかったが、しぶといヒットを放つ
活躍を見せる。去年はあまり良いバッティングとはいえず、とても苦しんだ。足が速いだけに
巨人には居ないタイプ。頑張ってほしい。3年目の今年、どういう活躍を見せるか楽しみだ。
絶対レギュラーを掴み取れ!

<クルーン>
161キロを誇る日本最速男が早くも紅白戦に登板。今年、巨人の抑えを務める。
明らかに横浜時代と違い、フォームが安定している。球のスピードも145〜146キロ。
コントロール重視のピッチングには驚いた。今まではスピード重視のめちゃくちゃな
フォームだった。今年は何かが違うのか、それとも初めだけなのか、今度に期待したい。



第5クール(2月19日〜25日)

<上原>は軽めのメニューをこなす。上原にとって、「20日」はブラック・デー。毎年20日に
肉離れを起こすという危ない日なのだ。自身で分かっているので、気をつけている。

<内海>がブルペン入り。フォームを丁寧にチェックしながら軽いピッチング。キャンプの
初めに痛めた脇腹が完治。やっとピッチングが出来るようになった。嬉しい。去年の
活躍が嘘にならないように、じっくりと投げ込みをしてほしい。今年は20勝目指せ!!

<坂本>に、なんと原監督自らバッティングピッチャーを務めた。
それだけ期待されているんだね。そのことを忘れずに毎日練習して、1軍で活躍するんだ!


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