誰もがノーヒットノーランされると思った9回表。ここまでヤクルトもゼロ。
静まり返った神宮で亀井が見事な粘りを魅せた。
ファールを打ち続けること14球。村中の夢を打ち砕く当たりが、右中間へツーベース。
巨人の反撃が始まった。ツーアウトで小笠原を敬遠したヤクルト。
今日当たりのない小笠原は、やっぱり、怖いのだ。本当ならば4番は由伸だった。
しかし、途中交代でピッチャーが入っていた。
そして、代打をベテラン職人大道。神宮が盛り上がってきた。村中をノックアウトにする。
これもまた右中間へ2点タイムリーツーベース。さすがの大道、
よく打った。ガッツポーズが輝いていた。あまり目の前でこんな試合は見られない。
この後、阿部にもダメ押しのホームランが飛び出し、8回まで0対0だった
点数が5対0になった。 見事な試合。
5−0 5月3日ヤクルト戦