将棋貫珠

象戯記大全 青木善兵衛編

1番―第10番

解    題

 『近来象戯記大全』は「付異類之詰物」と副題の付いた上下二冊からなる古刊本である。国会図書館に原本があり、内容は指将棋の本で、巻末に10題、当時としては洒落た感覚の作品が掲載してあった。
数は少ないが、このなかで注目されるのは望月勘解由(仙閣)の作品で、これがあるため、本書を「古図式」から除外するわけにはいかない。彼の「一桂之作物」や「四図之作物」、「五術之作物」など遊興的・洒脱的な感覚は、同時代のほかの作者にインパクトを与えたのではないだろうか。
 


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