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和中氏象戯童翫集越智信義氏の所蔵本で、昭和56〜57年の「将棋世界」に公開され、後に「野口ブックス」で開版された。 巻頭の十局の曲詰が非常に有名で、「一」〜「十」を表し、最初の駒配置の玉位置が1一〜9九になっている。 『象戯童翫集』は、自陣小駒成駒を使っているので、巻頭の曲詰以外は格調の低い作品と思っていたが、 駒を動かして鑑賞してみたところ、棋型は重いが詰手順は仲々技巧的で、秀れた作品が多いことが判った。 詰上りが文化十一年を表わす「大小詰物」(第39番)や「玉の周辺巡り」 などもあり、もっと研究に値する作品集である。 |