将棋貫珠

将棋貫珠 河村 古僊

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河村 古僊

 幕末から明治時代の愛棋家として知られる。三重の人で四段。
 将棋は十一代宗桂と八代宗印に学んだ。『将棋貫珠』は明治十年の私費出版本で、作品50題を収め、土井格士の序文と河村古僊の駒文字を詠み込んだ和歌と源弘綱の跋がついている。当時は棋書が少かったためか、明治十五年に再版されている。

将棋貫珠を著はしをへける春、庭の露をみて

 白露の 珠を貫ぬき 色映えて こがねに咲くか 山吹の花
 今朝見れば 細かく置けり 白露の 光貫ぬく 珠を飾りて
いずれも、「貫珠」 の二字を織り込んだ歌である。

駒の名を見ながら詠み入て

 つきたかく(角) ふ(歩)け(桂)てぞにほ(香)ふ 白銀に 黄金に玉に ひ(飛)かりさしつつ



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