かかしの裏手、70〜80メートル先の沢沿いの低地に湧く源泉水は、昔から“薬水”として地元の人々に利用されてきました。近所の人は「怪我をした」「皮膚に何かできた」と言っては、空の1升瓶を手に源泉まで鉱泉を汲みに来ていたといいます。
ためしに泉質を調べてみましたが、強度のアルカリ性水であることのほか、特に顕著な成分はみられませんでした。
しかしアトピー等の皮膚疾患でお困りのお客様のお世話を通じて、次のようなお声をうかがうと、その効果にあらためて驚かされます。
●「傷が膿(う)んだりした時に、くんできた源泉水を温めてその中に患部を浸しておくと、ウミが吸い出され治ってしまったものです。」
●「あちこちの温泉に行っても思わしくなく『かかし』さんには〜中略〜源泉水を薪(まき)でわかした釜風呂が私には合っていたようで、1〜2杯飲みながら入浴するとかゆみも出ず、夜もよく眠れた。家にもくんできて、風呂上がりの肌にスプレーしました。はれが引き、かゆみも赤みもとれて、今は手と足に少し残っている程度です。」
●「〜中略〜皮膚から液が出てかきむしり、眠れない日々が続いてました。自然食による体質改善とともに『かかし』さんに初めは2泊し、その後1週間ずつの湯治を2回やったら見違えるほどよくなってきました。20リットルのポリ5〜6個に源泉水をくんできて、家でもベビーバスで入浴させたり、患部にガーゼでつけたりした。1年半くらいできれいな肌になり、とても元気です」
●「80リットルほどを持ち帰り、風呂に10リットルくらい混ぜて入浴させ、寝る前に患部につけたりすることで1ヵ月ほどたったら娘(2)の皮膚のザラザラ感がなくなり、かなりよくなりました」。
※このページでご紹介した鉱泉水をお分けします。詳しくは「鉱泉水」のページへどうぞ。
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