換水は、しなくても良いのならしない方がよいです。
水槽のバランスを崩す最大の原因になりかねません。そもそも換水とはどういう目的でするのでしょうか?1.傾いたPHを調整する為
2.亜硝酸や硝酸など有害物質を水槽外へ排出する為
3.必要以上の栄養分を水槽外へ排出する為
4.一時的に水温を調整する為(急激な温度変化はタブー)
5.etc...
雑誌や書籍を読むと、換水は1週間に1〜2度、1/3〜1/4程度と書いていることが多いですが、この根拠は何でしょう?
それぞれの水槽のサイズ(水量)、濾過能力、水草の種類,量、肥料の種類,量、生体の種類,量、底砂の種類、流木やピートなどPHに影響を及ぼすものの有無,量・・・・。
この世に同じ条件の水槽なんて一つもあるはずが無いです。
(これがアクアリウムの面白さ。)
当然換水頻度と換水量もそれぞれ違うはずですね。最近のアクアリウム技術は飛躍的に向上しており、強力な濾過能力のあるパワーフィルターを使い、水草を密生させ、十分な光量を確保している現在の水槽環境で、なぜそんなに水が汚れるのでしょうか?
アクアな落書きコーナーその7「20年前のアクアリウム」で紹介している通り、私は20年前に小さな投げ込み式フィルターのみの無換水水槽で、グッピーを大量に繁殖させたものです。それが、昨今の推奨換水頻度はどうでしょう?
アクアメーカーの競争により市場にどんどん出てきて、アクア雑誌などで効果あり!と紹介されている「肥料」や「水質安定剤」などを良かれと思ってどんどん水槽内に投入していくというのも無関係と言えないかもしれません。
効果が有るのか無いのか分からないような高価な濾材を使っているのも無関係と言えないかもしれません。ようは、換水する目的を自分できっちり把握しているかどうかというのがポイントだと思います。
PHが大きく傾いたときには“絶対”に換水は必要です。
亜硝酸や硝酸塩濃度が急激に高くなれば“絶対”に換水は必要です。
ただし、そんなに急激に水質が変わるような水槽なら、もっと根本的な所に問題があり、その問題をクリアすれば水質が安定し、換水頻度はもっと少なくなるはずです。ちなみに私は、第1水槽「デビュー」36cmは、2〜3週間に一度で1/4換水です。
換水の目的は、少しずつ緑がかってくる水をスカッと透明にする為、ようは見栄えをよくするためです)
第2水槽は無換水です。
(無換水水槽に興味の有る方はアクアリウムワールドの観察記録をご覧下さい。)※ただし、水質の変化に非常に敏感な生体や水草及び一定の硬度やPHを保たないといけないような生体や水草についてはここでの換水の考え方は当てはまりません。「ヒント」
〜水質の変化〜
水中の炭酸ガスが抜ける → 弱アルカリ性に → 魚の排泄物や餌の残り → バクテリア分解 → 亜硝酸 → 別のバクテリア分解 → 硝酸 → 水中の硬度物質と反応 → 硝酸塩 → 硬度物質が無くなる → 硝酸蓄積 → PH急降下