発酵式添加装置の作り方
まず、CO2添加量に応じたペットボトルを用意します。
(目安)
500ml=自作CO2カウンターで2秒に1滴
1000ml=自作CO2カウンターで1秒に1.5滴
1500ml=試していないのでわかりません。
なお、自作CO2カウンターについてはDIYコーナーの1.CO2カウンターをご覧下さい。
1000mlのペットボトルはなかなか売っていませんが、酒屋でチュウハイ等を作る炭酸水等で見付けることが出来るでしょう。
用意したペットボトルのプラスチック製フタに、ピンバイスとリーマーでプラジョイントがぴったりと入る穴を空けます。(きつめでプラジョイントをねじ込む程度の穴が良いです。)
シリコンシーラントorゼリー状瞬間接着剤でプラジョイントを穴に固定します。
たったこれだけで完成です。 所要時間5分といったところでしょうか。
ここで完成したものにエアーチューブ(シリンコン製、ビニール製どちらでも可)をつなぎ、逆流防止弁をはさんでCO2拡散器をセットすれば完成です。
CO2拡散器は、市販されているものならたいがいのものは使用できますが、一番安いものでいうとウッドストーン(350円程度)です。
ウッドストーンは天然のものなので、製品にあたりはずれがあるようで、はずれれば2〜3箇所大きめの気泡が出る部分があります。
また、2ヶ月も使うと徐々に気泡が大きくなってきて、そうなれば再生は不可能で使い捨てとなります。
私はCO2ストーンを使用してますが、(1300円〜2000円)こちらはウッドストーンよりも非常に細かい気泡が均一に出るので、CO2添加効率も良いし、なにより苔まみれになってCO2の気泡が大きくなってくればキッチンハイター等、塩素系漂白剤に30分もつけておけばコケ類は綺麗に無くなり、何度でも使えるというのがGOODです。
これらを考えると、こちらの方がおすすめです。
塩素系漂白剤は、説明書き通りの量を水に混ぜて使用しますが、使用後は良く水洗いして1日乾燥させておけばまず問題はないでしょう。
ゼリーのレシピと作り方
500mlペットボトルのレシピを基本とし、1000mlは2倍、1500mlは3倍と単純に比例計算で大丈夫です。
ただし、私はコストを抑える為に、500mlと1000mlでは材料の比率を変えています。
材料 砂糖、イースト菌、ゼリーのもと、水
レシピ
500ml=砂糖150g、水150cc、ゼリーのもと4g、イースト菌2g
1000ml=砂糖250g、水300cc、ゼリーのもと7g、イースト菌4g
写真左がイースト菌で、右がゼリーのもとです。
写真のイースト菌は徳用で50g1袋200円程度ですが、始めのうちは5〜6gの小袋に分かれているものの方が使いやすいでしょう。
ゼリーのもとも何種類かありますが、写真のものが同じ容量で固めのゼリーが出来るので、経済的です。(これも200円程度だったと思います)
※どちらもスーパーで買えます。
作り方(1000mlペットボトルの場合)
まず、小さめの鍋に砂糖を入れます。
これで250gです。
水300ccを入れて弱火にかけ、かき混ぜていると砂糖はすぐに溶けます。
砂糖が溶けたところで火を止め、ゼリーのもとを少しずつ入れながらかきまぜます。
この状態で50℃ぐらいが理想です。
(少々温度が高くても問題はないですが、くれぐれも沸騰させないようにしてください。)
ゼリーがほぼ溶けたところで終了です。
使った鍋や攪拌器などはお湯で洗えば固まったゼリーが綺麗に取れます。
この砂糖ゼリーをペットボトルに入れ、冷蔵庫で冷やせば固まります。
ゼリーが固まったら、イースト菌を4g入れます。
そこに水を口から8〜9分目ほど入れればゼリーの完成です。
発酵し始めはペットボトル内の水面から泡がどんどん発生してくるので、水を口一杯にまで入れてしまうと発生した泡がエアーチューブに流れ込んでしまいますので注意しましょう。
先に作ったCO2添加装置に取りつければ全て終了です。
ウッドストーンなら1時間程度、CO2ストーンなら2〜3時間程度でCO2が出てきます。
※CO2が出てくる時間が違うのは、必要とする圧力の違いによるものです)
イースト菌が糖分を分解するとCO2とアルコールが発生しますので、徐々にペットボトル内のアルコール濃度が上がってきます(お酒になります)
アルコール濃度が高くなりすぎると発酵が弱くなり、CO2の発生量が減少しますので、CO2発生量が少なくなってくれば、ペットボトルの水を八割ほど換水し、イースト菌を始めのレシピの半分程度入れると復活します。
これでトータル20日程度はもちます。ペットボトルをもう1本用意しておいて、ゼリーが無くなり、発酵が終了した時にいつでも交換できるように冷蔵庫の中へゼリーの作り置きをしておけば便利です。
また、ペットボトルを交換するときは、エアーチューブ等外したりせずに、ふたを取り外して交換すれば楽です。使い終わったペットボトルは捨ててしまわずに、お湯を入れてゆすげば綺麗になるので何度でも使いましょう。ゼリーは少々でたらめなレシピで作ってもCO2は問題無く発生しますので、コストとCO2発生量、使用可能期間などを見ながらオリジナルレシピを考えてください。
※ゼリーは固めのほうが長持ちします。なCO2添加の効果等については、オールインワン小型水槽を極めるコーナーの7.CO2をご覧下さい。