水草肥料をちょっとだけ考える

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水草用肥料って必要なんでしょうか?
このような疑問持っている方多いんじゃないかな?
「うちでは肥料なんて全然与えていないのに水草みんな元気なんですが・・・・・」
そんな水槽って結構あるもんですね。
うちでもそんな水槽ありますよ!
水草肥料の要不要については結局水槽の環境によって決定付けられるんですね。
濾過容量,種類、底砂の種類,量,生体の種類,サイズ,数、エサの種類,量,水草の種類,量、水道水の水質、換水頻度などなど・・・・・

私はまともに水草水槽作ろうと思えば、水草肥料は何らかの形で必要だと思います。
そんな水草肥料についてほんのちょっとだけ考えてみましょう!

1.植物の必要な栄養分
これについてはいろんなサイトや書籍等で詳しく解説されてるので、知識不足の私がここで改めて解説するのは避けますね。
また、このコーナーで考えるのはチッソ、リン、カリウムにとどめ、微量要素については考えないでおきます。(というよりわからん! ははは!)

2.アクア用?園芸用?
園芸用の肥料を使用している方って結構いますよね。
その理由は・・・・安いから!
水草も陸上の植物も必要とする栄養分は同じなので、当然園芸用の肥料でも十分に代用できます。
がっしかし・・・・・
安易に水槽に入れてええんやろか?
これは結構難しいもんですよ!
園芸用の肥料を入れている自分の水槽が、チッソ、リン、カリウムの比率どうなってるか把握できてます?
例えば・・・・・
チッソとカリウムが不足して、リン過多気味の水槽にハイポネックス開花用(チッソ0:リン6:カリウム4)なんて入れてたらダメですよね。
そんな水槽にはチッソとカリウム入れないとね。
たぶんそんな水槽では黒髭結構出てるんじゃないかな?
チッソ過多気味の水槽にハイポネックス原液(チッソ5:リン10:カリウム5)なんて入れていいんかな?
たぶんそんな水槽ではアオミドロ等の緑色の糸状、髭状コケが結構出てるんじゃないかな?

園芸用の肥料って、結局陸上で植物を育てる為に作られているんですね。
土に施肥して根から吸収!
園芸や農業では、チッソ、リン、カリウムをバランスよく(等量が基本)、しかも多く使用しないとダメなんです。
なぜか!?
まず森林と農業の環境を比較して考えてみてくださいね。
森林では、春にいっせいに芽吹き、夏に花を咲かせて種が出来、秋から冬にかけて葉が枯れ落ちます。
そして、枯れ落ちた葉が土壌に堆積し、バクテリアに分解されて植物の栄養になるんですね。
農業では・・・・例えば野菜。
春に芽吹き、どんどん土中の養分を吸収して野菜が育ち、夏に収穫されて畑は丸坊主。
土中の養分が野菜となって畑から持ち去られてしまうんです。
そりゃあ毎年毎年十分に肥料与えないと植物が育たない土になってしまいますよね。

一方水槽では・・・・
肥料を与えなくても、魚のエサという形でどんどん水草の栄養の元を追加していってるんですね。
さらに、水槽内ではちょっと多めに肥料を入れるとコケの猛襲にあい、水槽崩壊してしまいますよね。
水槽って“鑑賞”という厄介な前提条件があるんで、やはり貧栄養状態を保ちつつも養分バランスを取っていかないといけないんですねえ。

「うちの水槽は養分の比率なんて全然わからないけどハイポネックス開花用入れて問題無いですよ!」
そう言われる方も多いかもしれません。
ただ、極少量の使用なら、水槽内の緩衝作用でコケが出るまでにいたっていないというだけで、実際のところあまり肥料の効果が出ていないというのが本当のところだというような水槽も少なくないと思います。
的を得た肥料を適量投入したら水草の表情がパッと明るくなって一気に成長始めるもんですが、上記のように言われる方は、そんな状態経験したことあるかな?
ほんと劇的ですよ!
もし、「あるわい!」と言われる方がいたら、その方の水槽ではたまたま必要とする養分がうまくバランス取れてしまったと言う所でしょうね。

このように、園芸用の肥料は危険がいっぱい!
自分の水槽のチッソ、リン、カリウムの比率がどうなってるかわかる方は園芸用肥料をうまく使えるでしょうが、そうでない方はアクア用の肥料を使いましょう!
アクア用の肥料は良く出来たもんで、多くの方の水槽に入れても、多く入れすぎなければ“失敗しにくい”ような養分バランスで作られていますからね。
3.アクア用水草肥料は高くない!?
アクア用水草肥料って高いですよね?
でもその根拠ってなんでしょう?
園芸用の肥料と内容物が変わらないのに値段を比較すれば高い!
こんな所ですかね?
でもちょっと考えてみてくださいね。
園芸用の肥料を安いからと言う理由で使って水槽崩壊したら・・・・高い水草みんなダメにして・・・・・
崩壊しないまでも、的を得た養分バランスがとれず、施肥している効果出てなかったら・・・・・
これでも安いですか?

アクア用の肥料は確かに園芸用の肥料に比べると値段はかなり高いですが、アクア用の肥料を使用することにより、水草が元気に育つとどうなるか・・・・
はじめに購入する水草の量を半分に減らしてもどんどん成長してあっという間にジャングルになります。
コケにやられてせっかく買った水草が消えてしまう可能性も減りますね。
何よりも水槽眺めていて水草が元気元気に育っている姿見ると心安らぐもんですね。
それがコケまみれの水槽見ているとイライライライライラ・・・・・・
アクア用の肥料が1500円するのか2500円するのか・・・・・これでも高いと思います?
やっぱり安いからと言う理由で安易に園芸用肥料使うのはよくよく考えないとね。


前置きはこれぐらいにして・・・長い前置きやなあ。 ははは!
それではチッソ、リン、カリウムが水槽の中でどんな影響を及ぼすか、実際に私の水槽を例にとって考えてみましょう!

では次のページへGO!




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