〜無給餌で自然に繁殖させる飼育環境について考えましょう〜
とうとうスカーレット・ジェムが自然繁殖できるような環境が整いました。
思えば遠い道のりだったなあ。 などというような話しは置いておいて。
「がんばれクリスタルレッド!」のコーナーで御紹介しているエビ水槽で、クリスタルレッドと混泳させ、互いに共存しながらスカーレット・ジェムが自然繁殖できそうな環境が整いました。
※ここで言う自然繁殖とは給餌等の世話をしないで放っておけば繁殖していたというイメージかな?
では、共存と自然繁殖を可能とする環境について考えてみましょう。
1.エサ魚が健康に育ち、繁殖までするにはこれが一番大切ですね。
スカーレット・ジェムは、その餌食いの悪さで有名ですが、ブラインシュリンプや生きイトメなどの生きエサは大好物です。
ということは、生きエサ(ミジンコや水ミミズなど)が豊富に発生している水槽では、小さな魚であるスカーレット・ジェムを数匹程度まかなうには十分ではないでしょうか?
うちのエビ水槽では大小さまざまな大量のプランクトンと、少量ですが水ミミズがいます。
2.水質
スカーレット・ジェムは体が小さいだけに水質には少々うるさいようです。3.稚エビの捕食
私も以前飼育していた時には私の不注意もあいまって全滅させてしまいました。
ただ、クリスタルレッドが大増殖できるような水質なら問題無いように思います。
スカーレットジェムがいくら小さいからといっても、クリスタルレッドの生まれたての極小稚エビぐらいなら捕食してしまうでしょう。
そこで、ある程度捕食されてもそれに負けない増殖が可能なら、かえってクリスタルレッドの脅威の増殖に歯止めがかかって良いのではないかと考えます。
ちなみに、現在エビ水槽では10匹がずーっと抱卵しつづけている状態なので、現状一ヶ月に100〜150匹程度づつエビが増えて行く計算です。
ということは、現状では仮に月100匹捕食されてもエビは増えていくということですね。
ただ、スカーレット・ジェムはクリスタルレッドの成体と同じぐらいのサイズしかないため、生まれて3〜4週間程度経過した稚エビはなかなか捕食するのは難しいのでは?というような都合の良い考えもしていたりして。
4.稚エビとミジンコの聖域
机上の計算だけではなかなか思うような結果にならないものです。
エビもミジンコも根こそぎ捕食されてしまったら・・・・。
可能性としては無ではないですね。
そこで、スカーレット・ジェムが入っていけないエビとミジンコの隠れ家があればなお安心です。
エビ水槽では、水槽内の約1/4のスペースがウイローモスが鬱蒼と茂っていて、いくらスカーレット・ジェムが小さいからといっても入っていけないような状態になっています。
ここはエビとミジンコの聖域となっており、このスペースがある限りミジンコもエビも捕食され尽くすことは無いはずです。
以前南米ウイローモスが茂った小さな流木をリセットしただけで稚エビが50匹ほどうじゃうじゃと出てきましたので、この聖域にはいったいどれほどの稚エビが隠れていることでしょう。
まとめ
私が待ち望んでいた環境とは、クリスタルレッドが爆繁殖できる水質で、スカーレットジェムが好む生きエサが豊富にあり(決して食べ尽くされてしまうことなく)、クリスタルレッドの稚エビが少々捕食されてもそれに負けない増殖力を持ち、保険的な考えでスカーレットジェムが踏み込むことの出来ないエビとミジンコの聖域があるという環境です。
これで自然繁殖できなければ、私の小さな脳味噌ではスカーレット・ジェムの繁殖は少々荷が重いということになるのかな?