無換水水槽
アクアな落書きコーナーのその7「20年前のアクアリウム」で紹介したように、当時の無知な私は全く換水しないで熱帯魚を飼育し、繁殖させていました。
この無換水というのは、最近のアクアリウムでは考えられないことだと思いますが、20年前に私は無換水で飼育していたのは事実なんです。
そこで、本当に無換水で熱帯魚の飼育はできるんだということを確認しようという思いで、このコーナーで無換水水槽を観察してみましょう。
この水槽の詳細については、アクアな落書きコーナーのその2「メダカ水槽立ち上げ」をご覧下さい。(照明無しの水槽なので写真は上手く取れていません)
(無換水といっても、3ヶ月に一度程度底床クリーニングを実施しますので、その時に抜いた水は補給します)
2000年6月25日 40日経過 無換水記録更新中
水槽内をウイローモスとアオミドロに埋め尽くされてしまったので、一旦水草を全て除去し、少しだけ植えなおしました。
(水草が少ないので寂しいです)
PHは弱アルカリ性、亜硝酸はほとんど検出されずという状態です。
水槽立ち上げ以来、水質悪化に弱いといわれるエビ類のヤマトヌマエビも元気で、1匹は抱卵しています。(メダカもよく抱卵しています)
オトシンクルスも水質悪化に弱いという話しがありますが、元気一杯に泳いでいます。
明るい出窓に置いている上、濾過システムが貧弱で富栄養状態になっているのか、アオミドロが大量に発生してしまいますが、ヤマトヌマエビとオトシンクルスには餌が豊富でいいのではないでしょうか?
今のところ生体が一匹も死亡せずに元気一杯なので、このまま無換水を続行します。
生体:ドワーフグラミー、クロメダカ、オトシンクルス、ドジョウ、ヤマトヌマエビ、タニシ
2000年7月20日 2ヶ月経過 無換水記録更新中
アオミドロの爆発的な増殖はおさまりました。
水槽立ち上げ時の濾過がきいていない時から蓄積されてきた余分な栄養分が、爆繁殖したアオミドロによって吸収され尽くしのか?
それと時期を同じくして、ここに来て濾過がきいてきているのでしょう。
といっても、ガラス面や水草の表面などには苔が付きやすい状況。
底砂のクリーニングを含む、換水類は今の所一切無し。
生体の死亡例も、1ヶ月前に投入したビーシュリンプが数日前にわずか1匹確認されたのみで、みんな元気にやってます。
ビーシュリンプが茹でエビ状態になってしまったのは、水質の影響というよりも、水温の影響でしょう。(なんてったって、毎日29℃〜31℃を行ったり来たりしていますから)
水草が増えているのは成長したわけではなく、第1水槽でトリミングしたものを植えているからです。
PH:弱アルカリ性 亜硝酸:検出されず
生体:ドワーフグラミー、クロメダカ、オトシンクルス、ドジョウ、ヤマトヌマエビ、ビーシュリンプ、タニシ
2000年8月29日 3ヶ月経過 無換水記録更新中
久しぶりに手を入れました。
と言っても、投げ込みフィルターの濾材を交換しただけです。
濾材は普通のウールマットをフィルター内にうまく納まるように切ったものを入れただけです。(投げ込みフィルターが白くなっているので分かりますね)
水槽立ち上げ以来、今だ無換水で、底床の掃除もしてません。
メダカは毎日のように卵をお尻に付けて泳いでいるのと、ヤマトヌマエビがまたしても抱卵しているところを見ると、あながち悪い環境でもないのかな?
さすがにビーシュリンプは一匹も見ることが出来なくなりました。
PH:弱アルカリ性 亜硝酸:検出されず
生体:ドワーフグラミー、クロメダカ、オトシンクルス、ドジョウ、アカヒレ、ヤマトヌマエビ、スネール
2000年10月20日 5ヶ月経過 無換水記録更新中
あまり変わりばえしないので、今回は画像はUPしないでおきます。
暑かった夏が過ぎ、めっきり秋らしくなってきましたが、この無換水水槽は最低水温20℃を記録しました。
生体は全然死なず、オトシンすら元気一杯に泳ぎまわっています。
立ち上げ以来一度も換水せずに、底床の掃除もしていません。
この記録いつまで続くんでしょうか?
この記録が続けば続くほど、ますます昨今のアクアリウム理論に疑問を覚えてしまいますねえ。
PH:弱アルカリ性 亜硝酸:検出されず
生体:クロメダカ、オトシンクルス、ドジョウ、アカヒレ、ヤマトヌマエビ、スネール
2001年2月7日 9ヶ月経過 無換水記録更新中
かなり久しぶりの更新です。
水槽立ち上げ以来完全無換水、底床掃除は一度も無し、5ヶ月程度一度も水槽内に手を入れていません。
エアリフト底面フィルター用の小さなエアストーンが溶けてしまったのか、エアーが出なくなり、早2ヶ月が経過しました。
ということで、今では5ヶ月前にウール交換した投げ込み一つだけです。
この水槽いったいどうなってるんでしょう?
ガラス面に珪藻のような茶色っぽいコケが付いているので水槽内があまりはっきりとは見えないんですが、ハイグロは茎だけに(スネールの食害のようです)、ミクロソリウムは結構大きな株が一応育っているようです。
ウイローモスもひょろひょろですが少々あります。
水温は寒い出窓にヒーター無しで置いているので13〜15℃という超低温。
生体はというと、みんな元気一杯です!
オトシンも元気で、結構おなかが大きいようです。
エサのコケが一杯あるから?それとも卵抱えてるの?それとも病気?
夜になるとぐるぐると泳ぎまわっています。
ヤマトヌマエビも死なずに元気です。
メダカとアカヒレはかなり巨大化。
スネール増殖中!
PH:弱アルカリ性 亜硝酸:検出されず
生体:クロメダカ、オトシンクルス、ドジョウ、アカヒレ、ヤマトヌマエビ、スネール
2001年3月4日 10ヶ月経過 リセット
無換水水槽に異変がありました。
ミニリウム水槽にいた暴れん坊のヨシノボリを無換水水槽に移したんですが、その暴れん坊ぶりを存分に発揮して、メダカとアカヒレを追いまわして全滅に追いこんでしまいました。
追い回してるなというのは知っていたんですが、最近仕事が忙しくてほとんど水槽をのぞく時間が無くて、休日になって水槽をのぞいてみると・・・・・メダカとアカヒレの無残な亡骸が。
何故かオトシンだけにはヨシノボリの目の前をちょろちょろと泳ぎまわっても無関心。
ヤマトにも無関心なんです。
結局生き残ったのはヨシノボリ本人、オトシン、ヤマト、ドジョウ、スネールです。
メダカとアカヒレの亡骸が底床上に転々と転がって水質が悪化しているかと思いきや、オトシンとヤマトヌマエビが元気なのはどういうことでしょうかねえ。
10ヶ月間完全無換水、照明無し、後半は投げ込みフィルターのみ、ヒーター無し(最低水温記録13度)で維持できるという事がわかったので、ここらで水槽をリセットして照明をつけ、普通の水槽にすることにしました。
思い立ったら即行動が私の心情なので、早速水槽をリセットして新たな水槽として立ち上げました!
今後は新しい水槽としてまた私を楽しませてくれることでしょう。
水槽立ち上げ以来完全無換水、ここ半年間は水槽内に全く手を入れたことが無い状態で、ヨシノボリの引き起こした問題以外は全く問題無く維持できました。
ちなみに、いくら明るい出窓とはいえ、水草でなんとか育ったのはミクロソリウムとウイローモスだけでした。
元気もののハイグロも完全に枯れてしまうことはありませんでしたが、育ったとは言えない状態でした。
そんな無換水水槽の観察記録は本日をもって幕を閉じました。
PH:7.9 亜硝酸:検出されず
生体:ヨシノボリ、オトシンクルス、ドジョウ、ヤマトヌマエビ、スネールこれにて観察記録は終了とさせていただきます。