その 「アクアリスト誕生物語(後編)」


翌日、会社も休みで暇だった為? それとも根っから好きなのか理由はともあれ、性懲りも無く再びメダカ採りの現場へ車を飛ばしているのでした。
この日はザリガニには目もくれず、小魚とスジエビを採ろうと奮闘するのであった。
ところが、目的を絞って採り始めると、なかなか採れないというのが人生の難しい所です。
ほんの1日の違いで、前日はいっぱい採れたエビもほとんど採れず、何しろ真夏のカンカン照りの中、10分もすれば汗がふき出し頭がくらくらという状況の中での闘いです。
それでもなんとかメダカ8匹、ドジョウ1匹、ヨシノボリ3匹の大漁?という成果でした。
今日は、前日の失敗を教訓とし、持ちかえる際に釣り用に愛用しているエビ活かしBOXに氷をセットして水温が上がらないようにすると共に、電池式エアーポンプでエアー供給。
これでどうだと言わんばかりの装備で家路につく。
※本日も子供達は大喜びで家族サービスもばっちり。 これは良い。
今回は持ちかえりにも気を配っているので、家に着いたときに死亡している個体数も少ないだろうと勝手に思い込み、帰りにアクアショップで水槽セット、その名も“デビュー“を購入し、ここに、また一人のアクアリストが誕生するのであった。
デビューのセットで唯一底砂のみ付いていなかったので、何もわからないまま「この色きれい」と言う我が妻の何気ない一言で、それにしよっかと即決定。
大胆にもアクアソイルを購入してしまいました。
まず家に帰り、早速デビューの箱を空けると、ごちゃごちゃといっぱい入っている。 わくわくと胸踊る気分です。
電気まわり品以外全て洗い、組み立てる。
次に、アクアソイルの袋を空けると中に茶ばんだ説明書がありました。
説明書には洗わずにセットするように書いていたように記憶してます。
ほんまかいなと説明書に向かって独り言をつぶやきながら、ちょっと洗ってみようかなと軽く洗ってみると当然水は濁ってしまいます。
2〜3度洗ってみても水の汚れが取れないので、やっぱり説明書通りにしないとだめなんだなと、無駄な時間を費やした自分に半ば呆れながら、あきらめて説明書に従ってそのままセットすることにしました。(本当にどうしようもない性格です)
採ってきたカボンバを適当に植え込み、水を満たして完成!!
電気器具をスイッチオン!!
なんと綺麗なものだろう。 アクアソイルセット直後なので水はにごった状態でしたが、それでも初めて見るMY水槽への思い入れの為か、本当に綺麗だと感動したものです。
さすがにすぐに生き物を入れることに抵抗を感じ、とりあえず一晩そのまま放置。
翌日朝から生き物を例によって水合わせもせずに“とぽんとぽん”と投入していくと、前回とまでいかないまでも、やはり一匹また一匹と死亡していき最終的に残ったのが、メダカ8匹、ドジョウ4匹という結果です。
現在、彼らのなかで、メダカ6匹、ドジョウ3匹が元気一杯に泳いでいます。
〜旅立っていった生き者達へ〜
当時の私は無知とは言えひどい人間でした。申し訳ございません。
お詫びに仲間の方々の子供達を繁殖させていただき、元いた場所に返します。
その後、なぜあなた達は旅立ってしまったのか、どうすれば旅立たなくてすんだのかということを小さな脳みそで一生懸命考えさせていただき、今ではあなた達の仲間をほとんど旅立たせることも無くなるまでに成長させていただきましたことを報告致します。

〜 おわり 〜