その14 「高性能フィルター?」


ステンレス枠の水槽などレトロな商品を今だに販売している、とある養魚場で、これまたレトロなフィルターに出会いました。
出会ったというよりも再会したという方があっているかもしれません。
今から遡ること20年、私が中学生の時に熱帯魚を飼っていたときに使っていた投げ込みフィルターと瓜2つの商品を見つけたのです。
樹脂の素材と色は違うものの、仕組みはほとんど同じです。
懐かしさのあまり即ゲットしてしまったんですが、持ち帰ってどんな仕組みだったかな?とよくよく見てみると、かなり使えそうなんです。
値段は200円とかなり安め!


私が20年前に使っていたのは緑色でした。
ベテランアクアリストの方なら誰でも一度は使った事があるかと思うんですが・・・。
左側に出ている透明チューブにエアーポンプを繋ぎます。
濾材は付属しておらず(当然専用濾材なんてありません)お好みの濾材を入れて使います。

蓋をあけた状態です。
底に見えるシルバーのリングは重りです。
重りの上にスノコをひいた感じです。

水の流れです。
上部の蓋についているスリットから水が入り、スノコの下を通ってエアーと一緒に水が押し出されます。
ということは、蓋のスリット直下にウールマットを入れ、そこで物理濾過をし、その下に入れたメイン濾材で生物濾過をするという仕組みです。

私は一番信頼しているスーパー濾材(スポンジ)をメイン濾材にし、生物濾過用フィルターとして使いますが、メイン濾材には自分の一番信頼しているさまざまな濾材が使えます。
また、ソイルやピート、珊瑚等を使えばpH調整用にも使えます。
スーパー濾材についてはDIYコーナーの5.ロ材をご覧下さい。
ちなみに、20年前にはウールを詰めこんだだけで使用していました。

濾材をセットしたところです。
エアポンプを繋ぐチューブがじゃまなので、L型のジョイントを使用しました。
現在主流になっている投げ込みフィルターは確かに性能的にはかなり向上していますが、前程条件として、専用濾材を使用した場合に限ります。
専用濾材は活性炭などがあらかじめ入った多層式になっている場合が多く、長期使用は厳しく、あくまでも使い捨て感覚でどんどん濾材を交換する必要があります。
それに対してこの高性能?フィルターは専用濾材のようなものは存在せず、目的に応じて濾材をチョイス出来るというのがすばらしいと思います。
濾材が汚れてくれば上部のウールマットだけを簡単に取り替えることが出来ますし、メイン濾材も全取りかえせずに一部づつ取り替えてバクテリアのダメージを最小限に抑えることも出来ますから、現在小型水槽用に主流となっているスポンジフィルターよりもかなり使い勝手が良いように思います。
どうですか? こんなレトロなフィルターでも使い方によってはかなり高性能なフィルターとしてリバイバルヒットしないかな?


〜 おわり 〜