藍藻退治日誌



2000年11月19日
3日前頃、デビュー(36cm)に藍藻がちらほらと発見されました。
発見時にはほんの少しだった藍藻が、その驚異的な増殖力で、写真のようになりました。
ガラス面正面左下のコーナー部分に最も多く見られます。
大磯上部の綺麗な緑色をしているのが藍藻で、写真右上に見えるウイローモスにも膜を張っているのがわかります。
藍藻とは、綺麗な緑色をした臭いのきついコケで、膜状
に広がります。
その増殖スピードはコケの中では群を抜いており、上手く完全退治するのは至難の技のようで、最終的に熱湯消毒リセットという道をたどる人がほとんどのようです。
何らかの方法で一見完全退治できたように見えても、一週間もすれば底床を覆い尽くす状態に戻ってしまうとか・・・。
この藍藻と全面対決します!

手っ取り早いのはテトラのアルギジット(コケ退治薬品)を使用することなのですが、この薬品はかなりの劇薬で、水草にも大きなダメージを与えるとのことなので、これは最終兵器として温存することにして、まずは小さな脳味噌をフルに動かして、出来るだけの処置をしたいと思います。

まず、藍藻は、光量、肥料の有無にかかわりなくどんな水槽でも発生するということを前提とします。

「対策」
  1. まずは藍藻をエアーチューブを使って吸い出す。(結構簡単に吸い出せます)
  2. アルカリ性に傾いている水槽に繁殖しやすいとのことなので、発酵式のペットボトルを現状の500mlから1000mlに変更。(1滴/2秒から1滴/1秒へ)
  3. スカーレット・ジェム用の冷凍餌の量を半分程度に抑える。
  4. 少々オーバーフローぎみだった上部フィルターの濾材を全てごしごし洗い。
  5. 1/3換水。
  6. ウイローモスの先端にちらほらと見られたので、先端をハサミで切りそろえ、食酢でウイローモスを消毒。
  7. 正面ガラスと底砂の境に見られる藍藻の上に、木酢液に30分ほど浸けておいた麦飯石を置く。
  8. 照明時間を10時間から8時間に短縮。

藍藻は非常に強敵なので、これだけの対策をしてみてもダメな可能性大です。
その時には最終兵器を・・・。

2000年11月20日
さすがに藍藻はすさまじい増殖スピードの強敵のようです。
昨日いろろと対策をとったにもかかわらず、たった1日で・・・。 結構増えています。
今日は、ちょっと過激ですが、木酢液を底砂とガラス面の間にスポイトで直撃砲を食らわせていやりました。(1ヶ所あたり1mlを6ヶ所)
今回使用した木酢液は園芸ショップで1.5リットル680円で買いました。
ついでにちょっとだけ有った黒髭に直撃砲を食らわせたところ、一瞬にして赤髭になってしまいました。(3〜4日で消滅してしまうでしょう)
はたして藍藻には黒髭のように効果が有るんでしょうか?
あまり木酢液の濃度を高くしてしまうと、他の水草や生体、バクテリアに影響出そうなので、明日は換水デーにします。

2000年11月21日

昨日の木酢液直撃砲が利いたのか、今日は藍藻の増殖がぱったりと止まったようです。
完全に無くなったわけではないので予断は許しません。
敵は強敵、侮るなかれ!
今日の作業は、前面ガラスと大磯の間の部分の藍藻がほんの少し残っているところに木酢液直撃砲(1ヶ所あたり1mlを5ヶ所)&1/3換水。

ところで、木酢液の投入が利いているのか、今日の水草は昨日と全く違って輝くような色合いでものすごく元気なんです。

2000年11月22日
今日は藍藻が昨日よりもほんの少しだけ増えたような気がするんですが、いずれにしても少量なので落ち付いている模様。
今日も引き続き木酢液を少量直撃砲!(1ヶ所あたり0.5mlを5ヶ所)

あと、14時から1時間程度、部屋に太陽が差し込んで、かなり明るくなる為、藍藻が見られる正面ガラスと底砂の部分に黒い画用紙で光をさえぎる袴状の帯をつけました。
さて、効果は?

2000年11月23日

今日は袴が利いたのか、藍藻がほんの少し見られる程度で、かなりなくなりました。

たまたま100円ショップで木酢液直撃砲をピンポイントに発射出来る良い武器を見つけましたので、今日はその武器を使って直撃砲発射!(1ヶ所あたり0.5mlを5ヶ所)
注射器のようですが、化粧品詰め替え用のスポイトです。
目盛もついて使いやすいです。

2000年11月24日
今日は藍藻がほとんど見られませんでした。ピンク注射によるピンポイント直撃砲が利いたのでしょうか?
直撃砲を食らわせた部分にかろうじて見つけた藍藻のかけらをスポイトで水とって匂ってみましたが、藍藻特有の刺激臭が全く無いので、おそらく死亡しているのでしょう。

どうですか?綺麗になったでしょ。
大磯の上にある大きめの白い粒は木酢液に24時間漬け込んだ麦飯石です。
ウイローモスは先端付近に藍藻があちこちに見られたので、先っちょをハサミで綺麗に切りそろえた後食酢で消毒してからはウイローモスには藍藻の姿は見られません。
流木についていた黒髭も、ついでに食酢で退治したので綺麗になりました。
一見藍藻との全面対決に勝利をおさめたかのように見えますが、敵は強敵侮るなかれ!
藍藻は細胞分裂により増えていくため、水槽のどこかに細胞のかけらが残っていれば、そこから増殖をはじめるので、予断は許せません。
もう2〜3日、藍藻の増殖する余地を与えないように、藍藻が増殖していたガラス面と大磯の境の部分に消毒の意味も込めて、木酢液の直撃砲を食らわせましょう。
念には念を入れて!

2000年11月26日
ガラス面と大磯の境目には木酢液の直撃砲と黒画用紙の袴が利いたのか、藍藻が見られなくなりましたが、クリプトの葉にほんの欠片が見つかりました。
ほんの小さな欠片なので、見付けるのが困難なぐらいです。
幸いクリプトは新芽をどんどん出していますので、葉を切り取りました。(へたに藍藻だけ取ろうとして散らしてしまっては大変ですから)
水槽が落ち付くまで2〜3ヶ月間はこんな“いたちごっこ”が続くのでしょうかねえ。
2000年11月28日
11月24日からガラス面と大磯の境には藍藻が見られませんでしたが、4日目にしてほんの欠片を発見しました。
真中に写っている白っぽい石の右端が少し緑がかっているのがわかるでしょうか?
探すのに一苦労するほど小さな欠片ですが、徹底的に戦いましょう!
この石を取り除いて、石のあったところに木酢液を直撃砲!
2000年12月7日 藍藻に勝利?!
前回のUPから約10日間が経過しました。
その後藍藻の欠片が見つかっても、どうなるか見守ろうと放っておいたんですが、なんと全然増殖しなくなりました。
この10日間は換水、木酢液投入、藍藻の除去など全くしませんでしたが、この分なら大丈夫そうな気がします。
藍藻のほんの小さな欠片はまだ見られますが、勝利宣言しても良さそう??
ちなみに、木酢液を投入していた時に水草がすごく元気な状態になっていたんですが、それも今では落ち付いて、普通の状態に戻ってしまいました。
敵は強敵侮るなかれ! まあもう少し様子を見ましょう。


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