コケの植え付け
コケを栽培する上での植え付け方法には数種類あります。
植え付ける場所や、植え付けるコケの状態により選択しましょう!1.移植法自家採取したコケなど、土が付いたままの状態のコケにはこの方法が良いです。2.張りゴケ法
スギゴケ、タチゴケ、ホソバオキナゴケなど、縦に伸びる種類に適しています。
コケに付いている土の部分を、もともと生えていたときよりも5mm程度深めに埋め込みます。
ある程度コケが根付くまでは乾燥させないようにします。自家採取したコケなど、土が付いた状態でシート状になっているコケにはこの方法がよいです。
コケと土の間に隙間が出来ないように密着させないと、コケがうまく根付きません。
土の表面をコケと密着しやすいように滑らかにする為、土の表面にある石等を取り除き、平らにしておきます。
コケを植え付ける前に土に十分に水を与えておきます。
(土が乾燥した状態でコケを先に置いてしまうと、後で水を与えたときに土が締まって容積が小さくなり、コケと土の間に隙間が出来てしまいます。)
水を与えることにより土の表面が凸凹になった場合には表面が平らになるように土を追加します。
コケを置いて、土とコケの間の隙間が無くなるように少々強めに押さえつけます。
コケの端と土の表面に出来た段差が無くなるように目土をします。
コケは植木鉢と同じ面積がありましたが、コケの端と土の表面の段差をなくす為にコケの端部分に目土をしましたので、コケの端部分は土に埋まった状態です。
3.蒔きゴケ法土が付いていない乾燥した状態のコケはこの方法で植え付けます。
ほとんどのコケに適しています。
コケ類は、小さな断片からも原糸体を伸ばして再生し、 新しいコケの体をつくります。
蒔きゴケ法は、この性質を利用したものです。
一口に蒔きゴケ法と言ってもいろいろな方法があります。ここでは、種ゴケを蒔いた上からコケがぎりぎり見えるぐらいに土をかぶせる(目土)方法を採用します。
- こなごなに粉砕した種ゴケを土に混ぜて蒔く方法
- 種ゴケを蒔いた上からコケが完全に隠れるまで土をかぶせる方法
- 種ゴケを蒔いた上からキッチンペーパーなどの紙をかぶせる方法
- etc...
以下、詳しく解説していきましょう。
まず、植木撥の水抜き穴から土が流れ出さないように網をひきます。
次に、軽石や小石などの粒の大きなものを薄くひき、植え付けるコケにあうようにブレンドした土を入れます。
種ゴケが重ならないように均等に蒔きます。
この作業は後々の育成を左右しますので、手を抜かずに丁寧に行いましょう!
黒土と川砂を1:1の割合でブレンドしたものをふるいにかけて、コケがぎりぎり見えるぐらいに目土をします。
(写真右側が目土をした状態です)
目土ができたら土の表面を軽く押さえてコケと土を密着させるようにします。
コケを蒔いただけでは土との接触が悪くなり、コケが乾燥してしまいますが、目土をすることによりコケと土の接触度を高め、コケの乾燥を防ぎます。
後は目の細かいジョウロや霧吹きを使用して、コケが流されないように丁寧に水を与えれば蒔きゴケ法の作業は終了です。
セット直後は土が乾燥していますので、植木鉢の水抜き穴から水が流れ出すまで十分に水を与えましょう。
蒔きゴケ法ではコケが全く根付いていない状態なので、コケの新芽が出てきてある程度生え揃うまでは乾燥させないように気をつけましょう!
気をつけていてもどうしても乾燥してしまうのなら、左の写真のようにキッチンペーパーやティッシュペーパーなどをかぶせると、乾燥を防ぐことが出来、コケが元気に育ちます。
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