牛のウンチの調査も終え、松川渓谷へ小さな秋探索に出た。
この1週間で急に冷え込んで、紅葉真っ盛りであった。長野放送でそんなことを放送したとかで、七味温泉なども結構地元の車で込んでいた。
それでも遊歩道(とは名ばかりで、獣道に毛の生えたようなものだが)にはほとんど人気はない。ぼくにとっては気ままに歩けて好都合だ。

つり橋は苦手だ。その上、歩きづらいグレーチングときている。そして10メートル下に雷滝に続く川が流れている。
誰でも尻込みするところだが、小さな秋発見という重大な使命を負うぼくは、引き返すわけにはいかない。
ぼくは勇敢にもほふく前進で渡った。へっぴり腰に見えるかもしれないが。

落ち葉を踏みしめて、あっちこっち歩き回った。

歩くだけではない。走り回りもした。
安いデジカメ写真では、歩いているか走っているか区別つかないのが残念だ。

努力の甲斐なく、結局、小さな秋は見つからなかった。
来年また探すことにする。
しかし秋ってどのくらい小さいもんなんだろう。
end