21.「料理人」政宗の心得

 

政宗は自ら厨房に立ち、料理をしたことは有名である。そのこだわりはかなり強く、様式を重んじていた。

お客へのもてなしについて政宗は料理に対する心得を次の様に述べている。

「もてなすお客の身分が高かろうと低かろうと、たくさんの料理を用意することは無用である。一種または二種の品を品よく整え、それにちょっとしたものを添えればいい。珍しいものをたくさん出すことよりも亭主自身が作り、亭主自身が運ぶことこそ真のもてなしである。要は百種、千種もの料理を何度も出すよりは、季節にふさわしい、さりげない心のこもった料理を一、二種出して、きれいに取りはからうことが肝要なのである」

Copyright (C) 2008 Takeshi Aoki All Rights Reserved.