日光東照宮 南蛮鉄燈籠(なんばんてつとうろう)
日光東照宮境内には全国の諸大名から奉納された計121台の燈籠がある。その中でも異彩を放っているのが伊達政宗が奉納した鉄燈籠である。場所は陽明門へ上る石段に対し向かって右側にあり、元和3年(1617)5月に江戸へ向かう途中日光を訪れ奉納したものである。石製または銅製の燈籠が多い中、鉄製のものは珍しく、ポルトガルより取り寄せた鉄を使って製造したもので、「これからの時代は鉄である」と示唆しているようだ。
ちなみに石段に向かって左(政宗の鉄燈籠と対称の位置)には薩摩藩主島津家久が奉納した唐銅燈籠(からがねとうろう)がある。東照宮の入り口を東北の雄伊達藩と九州の雄薩摩藩の2大大名が守る形をとっており、徳川家の権威を象徴している。
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