仙台市博物館裏庭 政宗銅像
現在ある仙台城跡の政宗騎馬像は2台目のもので昭和39年に復元されたものである。仙台市博物館の裏庭には政宗の胸から上の銅像があり、あたかも最初からこのような状態で造られたもののように実にバランスのよい銅像であるが、本来はこの銅像が仙台城跡の主(あるじ)であり、もちろん政宗は馬にまたがり仙台の街を見守っていた。しかし戦争という悲惨な出来事が武器等製造のための鉄回収を必要とし、政宗騎馬像も例外とはならなかった。
終戦直後のこと郷土史家であった故石川謙吾氏が塩釜市内に打棄てられていたこの銅像を発見し、私財を投じて買い取り、青葉神社へ奉納した。その後本人の意思により仙台市博物館へ移された。軍も仙台の守護神である政宗公のお顔だけは利用を避けたものと思われてならない。
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