天台宗の教え


      ◎宗 旨  天台宗(天台法華円宗)
      ◎総本山  滋賀県 比叡山 延暦寺
      ◎祖 師  高祖(中国)天台大師 智禅師
            宗祖(日本)伝教大師 最澄上人

         
《立教開宗》 
中国の天台智者大師が、お釈迦様御一代の教えのうち、最もすぐれた法華経を中心として天台宗をお開きになり、其の後伝教大師が中国に渡られ、これを伝えて、延暦二十五年一月二十六日、日本の天台宗を開かれ、日本仏教の根源となった宗旨であります。
天台宗はこの法華経にもとづく「一乗の教え」を根本として、密教、禅法、戒法、念仏などをその実践の法門としています。
            
《本尊》
天台宗のご本尊は、阿弥陀様、薬師様、観音様、地蔵様、不動様などをおまつりしてありますが、それらは皆、法華経に説かれている「久遠実成の釈迦牟尼如来(永遠のいのち、無限の命をそなえられた宇宙の本体としてのお釈迦様)と同一体であるから、従ってこれらすべての仏、菩薩を敬信します。

《教義》

此の世のいろいろ異なったことがらは、すべてうつりゆく仮の相であるが、それはそのままに仏のいのち、すがたである。
私共は皆仏の子として、仏と同じ仏性を生まれながらそなえているので、人々がこの理りにめざめて、仏の道にいそしみ、はげむように導くのが、天台宗の教えである。

《経典》
俗に「朝題目、夕念仏とも称される如く、法華経の諸法実相(すべてのものは、みな仏そのもののあらわれである)の立場に立って、すべての大乗経典を敬い読誦致します。