粉雪のエピローグ 
〜愛の終わりに〜



■lyriced by Asa■
□Composed&Arranged by Asa□


こちらでお聴きください♪













窓辺に置かれた 写真立ての二人は
楽しそうに笑いあって寄り添っているのに
今はもう優しく愛しいその笑顔は
私に向けられることはない
声も届かない・・

傍にあるときは気付かなかった
あなたの優しさ気づかい
甘えすぎていたの ごめんね・・
涙が止め処なくこぼれ落ちる・・

愛が消えてゆくのを
知らずにいた・・止められなかった
あなたが側にいるのを
あたりまえのことだと思ってた

過ぎてゆく季節の中
あなたはもういない・・


「たまにはいいよね?」・・と
あなたがくれた手紙
『愛してる』と書いた文字が
今は滲んで見えない

もしできるならば 楽しかった
あの頃に時を戻したい
二人の時間 思い出すたび
涙が溢れて もう・・止まらない・・

愛に終わりがあること
考えもしなかったの私
失ってから気付いた
それが一番大切だったこと・・

舞い散る粉雪の中
あなたはもういない・・


街にきらめく
イルミネーション・・
もう一度・・
抱いて欲しい・・
愛して欲しかった・・
張り裂ける胸抑え・・佇む・・


愛に終わりがあること
考えもしなかったの私
失ってから気付いた
それが一番大切だったこと・・

過ぎてゆく季節の中
あなたはもういない・・


粉雪舞い散る夜
あなたは・・もう・・いない・・

















Photo by Asa