★2003年3月★

☆3/5(水)
 映画『レッド・ドラゴン』観た。想像力の代償に恐怖を抱えながら、なおかつ勇敢でもあるグラハム刑事はよかった。レクター博士、腹……出っぱりすぎです。

 「このミス」、週刊文春「ミステリーベスト10」のWクラウンというので読んだ『半落ち』、なんじゃこれ〜っ!?

☆3/23(火)
 川口に新しくできたSKIPシティで、SKIPクリエイティブ・ヒューマン大賞2002(埼玉県主催のCGコンテスト)の授賞式。
 オープンしたばかりで結構な人出。映像ミュージアムという映像関係の体験型博物館の他、過去のNHK番組や埼玉県のニュースなどが自由に視聴できるブースもある。
 高価なCG制作機材が都内の約10分の1のお値段で借りられるそうで、審査員の一人、CGアーティストの小池葉子さんはすでに4日間も泊まり込みだとか。ホテル並みの宿泊施設だそうです。

☆3/24(月)
 ここのところ、ファミレス巡りをやっている。ステーキのどん(粗挽きハンバーグと氷コーヒーかな?)、ジョリーパスタ、デニーズ、とんでん(海鮮系の和食屋さんだけど、かぼちゃのだんごの温かいおぜんざいもお薦め)、山田うどん(朝6時からやってるちょっとガテンなメシ処。全体的に辛いんだけど、関西風のうどんがある)、ココス、ロイヤルホスト、万世牧場(まっとうな焼き肉屋、ランチタイムが午後5時までなので重宝)。
 本日は永谷園。ふりかけじゃなくて和食レストラン。意外にいけた。新聞も読めるし。けど、午前11時を回っても、客は私1人だった・・100席以上ありそうな店なのに・・。
 空いてそうなので入る勇気が出ないのは、回転寿司のすし大将。もし客が1人しかいなかったら・・直に注文した方がいいよね。としたらカウンターで寿司食べるのと変わらないかも(笑)。
 今後制覇したいファミレスは、馬車道、シズラー、ジョイフル、ハングリータイガー。

 お茶する場所は、伊藤園がやってるナチュラル・ステーションがわりと気に入っている。デパ地下のジューススタンドを高級化したような感じで、すべて生搾りで砂糖無添加の果実や野菜のジュース類の他、ごまミルクやシトラス系など種類も多く、美味しくて、通常の喫茶店に比べるとお値段もかなり安い(280円〜)。ブラウニーなどのおやつ系もいけるし、オーガニックコーヒー(200円〜)も美味しいし、かかってる曲が80〜90年代の洋楽ヒット曲なのでなつかしい。
 サントリーのPRONTOもわりと好きだ。コーヒーが安くて(180円〜)、セルフサービスの昼の部なら、長居して本を読んでも咎められる気配なし。5時半からの夜の部は、洋風の酒の肴メニューが豊富。

 岩波新書の『アフガニスタン』を読む。タリバーンを作ったのが、パキスタンのブット(美人首相で結構有名だった)政権だったというのが驚き。理由は、中央アジアの豊富な石油をとるためのパイプラインをアフガン国内に引きたかったから。
 グッチがカルザイ大統領にベスト・ドレッサー賞を贈ったのもすごいと思った。カラクル帽にチャパンとよばれる縦縞のコート、その下にスーツという出で立ち。「アフガン社会に混在する多様性と同質性」というメッセージがこめられているそうだ。カラクルはスワカラ、もしくはアストラハンといった方が通りがいいかもしれない。非常に高級な羊の毛皮。特産品だったんですね。

☆3/27(木)
 昨日はラーメン屋、今朝はジョナサン。近所のジョナサンは24時間営業なのがえらい。生のハーブを使っているフレッシュハーブティ、おいしい(モーニングセットだと150円で飲める)。デニーズも24時間営業でメニューがけっこうかぶるんだけど、フレッシュハーブティでジョナサン、半歩リードかな?(^^;)

☆3/28(金)
 ここ2〜3年、わりと好きになった服のブランド、クラシック・アンティエ。大丸と西武が共同開発している。テイスト・価格帯はDKNYとかぶる。セーター類は絹物も多いし、化繊でも質感が高い。にもかかわらず、洗濯機で洗えるところが夏物衣料として重宝。昨年買ったラムの革ジャンも、質・デザイン共に大満足です。・・とかいいながら、ユニクロも捨てがたいのだった。定価800円のストレッチTシャツが100円になってたりして。

 外食生活2週間、明らかに体調が悪い(笑)。肉と油の摂りすぎ、野菜不足、添加物のせいだと思う・・。

☆3/31(月)
 ル=グィンの新刊『アースシーの風 ゲド戦記X』の書評に行き詰まる。竜がものすごく魅力的なのだけど、書くと観念的になり、わかりやすくしようとすると一つの解釈に閉じこめて作品を貶めたようで心苦しい。一流の本は、解説できたような気にはなれないものなのかもしれない。小説書いてる方が楽かも……と思った。