★2003年4月★

☆4/3(木)
 夫に薦められて読んだレイモンド・E・フィーストの『フェアリー・テール』、おもしろかった。妖精たちの、この世のものならぬ美しさ、異様さ、エロス。原作は知らないのだけど、映画『ロード・オブ・ザ・リング』のあまりのエロの欠落ぶりに仰天した私にとっては、ホッとする作品だった(笑)。でも昨今のキングだったら、あと3冊は書くだろうな。正直者のトムや、魔物になってしまったインドの王子の話だけで一章分はほしいと思ったり、ちょっともったいない気がした。

 和食レストランのとんでん、午後1時半過ぎだというのに150席はありそうなお店が、ほぼ満席。しかも中高年の女性客が9割。新メニュー効果だろうか?

☆4/4(金)
 体調悪いのにフォルクス。ここも24時間営業店。岩手牛のハンバーグは焼きすぎ。セルフサービスでおかわり自由のサラダバーはいい(せめてもの健康志向・・)。数種類のスープを何杯でも楽しめるスープバーもある。でも駐車場は1時間半しか無料じゃないので、あまり長居もできず。。味より機能のファミレスである。

 きんときやでトマトゼリーと芋菓子を買って帰る。めっちゃ美味しい〜。

☆4/7(月)
 ちょっとサイゼリア。イタリアンだと主張するファミレス。う〜む、「安い」「天井が高い」という他に特筆すべきことなし。3時間いて、本を1冊読みました。

☆4/8(火)
 ヤフオクで始まったヤフー・アバター作る。ヴァーチャル着せ替えごっこ、けっこう楽しい。ちゃんと服の素材やシルエットまで書いてあって、絵もリアル。D&G風ヒョウ柄ミニタイトスカート希望。

 有間しのぶの『モンキー・パトロール』外伝、「スロウアーリー」(「フィールヤング」掲載)、おもしろかった。古着屋モリタ、高校時代はゾクだったのね。はやく香さんとくっついてくれ。

☆4/9(水)
 そんなわけでガストです。スクリーンタイプの大きなテレビが壁にかかっていて、ふだんTVを見ないのでついつい見てしまう。各席にプラスeというエンタテイメント端末がある。映画の予告編や中古車情報、ゲーム、占いまで。お金がかかるものが多い。有頭海老フライは頭までいけました。

 読売新聞オンライン版で「子宮内膜症の原因、アレルギー反応の可能性」という記事を読む。抗アレルギー薬を飲んだ患者の多くに改善が見られるとのこと。
 食べ物と症状が関係しているのは身をもって証明しつつあるなあ。

☆4/10(木)
 大戸屋で特選ランチ。定食屋のチェーン店で、わりと小綺麗。安い。おかわり自由のコーヒー50円。学生さん風の若いカップル(外国人含む)多し。

☆4/11(金)
 『エルム街の悪夢』の監督ウェス・クレイヴンが60歳を過ぎて書いた処女小説『ファウンテン・ソサエティ』、一気に読んでしまった。ストーリーはいかにもハリウッド映画向きエンタテイメント(ハーレクィン・ロマンスと老人の若返り願望も満たされる)なのだけれど、キャラ立ちが非常によく、冒頭登場するハンス(35才の成功した銀行家、ベッドの上でもアスリート)なんてダメだよこんな男! とジタバタしたり、最後にビアトリスが死ぬところでは淋しくなったり・・。

 夕方からだけやっているラーメンチェーン東麺房で、やみつきラーメン味玉付き。スープは個人的にはやや醤油が強く感じるが、チャーシューがやわらかくて美味しかった。美味しいカクテキも食べ放題さ。

☆4/14(月)
 たまにはさっぱり美味しいものと思い、本むら庵(ほんむらあん)でおろしそば。荻窪、六本木にある老舗の暖簾分け姉妹店。ワサビが効く効く〜。本むら庵、ニューヨークにもある・・オノ・ヨーコがよく食べに来るって女性誌に載っていた。

☆4/15(火)
 友人と銀座のバリハイで、エスニック料理のビュッフェ形式のランチ、1200円。ここもチェーン店。話題のタネには一度ぐらいいいかも。

 夕方から読売新聞の読書委員会。懸案だった岡崎京子の『ヘルタースケルター』、大きい方の書評で取り上げる了解をいただいた。

☆4/16(水)
 友人たちとジブリ美術館。緑の多いロケーションも良く、細部にまでアイデアとお金と技術がかけられていて、楽しかった。鉛筆と水彩の絵コンテが無造作にアルバムに貼り付けてあるだけで、手に取って閲覧できるので、ちょっとびっくり。壁に押しピンで貼りまくってあったのにもびっくり。
 日本発のディズニーになれるか?

 夜、吉祥寺のベトナム料理、うまかった。ウエイターのお兄さんたちも若くてハンサム風(笑)で、何よりウエイターとして接客技術が上級。レストランもこのぐらいでないと生き残れないのでしょうね・・。

☆4/17(木)
 カーニバルブッフェでランチ。すかいらーくグループの料理を食いまくれるバイキング方式のレストラン。時間無制限・・っていうか、10時から17時まで。しかも平日は980円ポッキリ。ソフトクリームを自分で盛りつけると雲古みたい・・。昼前だというのに、かなり混んできた。しかーし。たいして美味しくもない料理をあんまり食べ過ぎると、いいイメージが残らない・・ちなみに戦歴:スープ1、大皿3、うどん1、デザート2、ドリンク3。
 文句は多いですが、カレーピラフと和風ミニバーグとうどんとソフトクリームだけ食べに、もういっぺん行こうと思ってます。

☆4/21(月)
 取材。ティーブレンダーの熊崎俊太郎さんのお店、アメージングカフェ(浜松町)にて。チャイ、美味しかった〜♪
 「カフェ&スイーツ」という喫茶店と洋菓子の業界誌をめくっていたら、熊崎さんの特集が10ページぐらいあって、おおっ、そういえばパーティでお目にかかったではないか! と思い、一度行ってみたかったのでした。凍頂烏龍茶と紅茶をブレンドするなんて素人には想像もつかないよね。

☆4/23(火)
 最近は回転寿司にはまりつつある・・牛タンだのマグロのカルパッチョだのタケノコの天ぷらだの、もはや寿司の形をした創作和風料理の店かも(^^;)。安いし美味しい。

☆4/24(木)
 東京都庭園美術館で「ヨーロッパ・ジュエリー400年 ルネサンスからアール・デコまで」展をみる。宝飾歴史家のダイアナ・スカリスブリック氏の講演をきく。
 しかしまあなんといいますか・・細工、石、デザイン、すべてにおいて最高の品々で、開いた口がふさがらない。。日本人の個人所蔵のものも多く、いやはや。
 旧朝香宮邸の庭園もゆったりお散歩&ベンチでの読書ができて、すばらしい環境の美術館だ。

 イタメシヤLa Pausa(ラ・パウザ)のニョッキ、おいしかった。やわらかいダンゴ系が最近は好み。そばがきとか。

☆4/26(土)
 三枝和子さんの告別式に参列した。笙野頼子さんの弔辞に胸を打たれた。
 丹前のようなものを羽織った男の人がいて、ふと見るとズボンのチャックが全開だったので、いうべきか迷っていたのだけど、あとで聞いたら車谷長吉だったらしい。「一冊の本」に載っていた車谷氏のポルトレが大好きだったのに、私ってほんっとに顔の認識能力がない・・。

☆4/30(水)
 ファミレス・・・それは3回行くと飽きる場所・・・。というわけで3度目のガスト(場所は違うけど)。新メニューのあつあつビーフピラフ・野菜添え580円いただきました。まっづーです。
 料理は愛情っていうCMがあったけど、気合いが足りないような気がする。。。材料と器具とレシピだけじゃ美味しいものはつくれない。。。接客はすばらしかったんですけど。。。