☆７／３（木）
　ラーメンプロデューサー渡辺樹庵氏プロデュースの麺屋まる紀（東村山）へ行ってみた。午後１時もだいぶまわっていたので、お客さんは５人。お店に入ったとたん、節というより魚系の濃い香りがぷ〜んと漂っている。店内はわりあい広く（カウンターの他、テーブル席、小上がりもあり）、２種類の木を中心にした、和風の作りでお洒落。焦げ茶の長い木の板にメニューが書いてあって、壁に貼られている。カウンター、テーブル、椅子は明るい色のどっしりした木製。
　味玉らぁめんをいただいたが・・個人的には好みではなかった。味玉はとろりとした半熟で美味しかったけど、魚介系の味が濃くて、ラーメン初心者の私にはちょっと苦手な感じ。でも、好きな人は大好き、クセになる・・という感じのラーメンだと思う。

☆７／５（土）
　なか卵の牛丼に２杯目で飽きたので、すき家で牛丼サラダセット３８０円。お味噌汁以外は美味しかった。それにしても、この値段、すごいなあ・・。吉野家と松屋もチェックしなければ！！

　クラシック・アンティエでセール品を少々購入。デパートで服買ったの久しぶりだ。

　試着しているときにふと気づいた、右腕がドライバー焼けしてる・・。

☆７／７（月）
　西所沢のぶんぶくで特製うどん（いわゆる肉汁うどん）。肉汁にはたっぷり肉野菜が入ってるし、こしのあるうどんもせいろ２枚で量はたっぷりなのだが、野菜てんぷら４種３００円も付けたら、しめて９８０円・・。開店すぐに入って雨ということもあり、客は私一人。天ぷらは揚げたてだし、肉汁も美味しい。だけど、ますやの６００円、涼太郎の６５０円（LLミックス）に比べると、割高感が。

　夕方、まぼろし軒（名付け親はビートたけしだそうな）で、とんこつ醤油牛すじラーメンを食べた。洗面器ぐらいありそうな丼だったので、たまげた！！　細麺だがコシがあり、ちょっとしょっぱめだがスープも、とろっとろの牛すじも、すごく美味しかった・・でも飲み干せない・・。

☆７／１１（金）
　『謎解き　少年少女世界の名作』（長山靖生）を読んだ。社会的に成功した後のジャック・ロンドンが、「社会主義者である前に、おれは白人だ」と日系移民への差別を隠さなかったと知り、ちょっとびっくり。『野生の呼び声』『白い牙』が子供の頃好きだったので・・。そういえば、ジュール・ヴェルヌの『海底２万マイル』も、大人になってから読むと、ネモ艦長がなんともいえず嫌な奴で、驚いたことがある。
　芸術に殉ずる話『フランダースの犬』について、長山氏は「革命家と資本家はよく似ている。彼らは共に、金が好きな人種なのだ。（中略）利益の分配（分け前）をめぐって対立するギャングのような存在であって、だから芸術に対する彼らの態度も、一致している。金（実利）をもたらさない美は無意味であり無駄である、と。」と述べていて、えらく納得した。私は、美に魅せられない（がゆえに美を貶めようとする）人々がダメなんだわ・・。

　レンタルで観た『サイン』（『シックス・センス』のナイト・シャマラン監督の３作目）、おもしろかった。笑って泣ける・・。今どきのハリウッドでは珍しい“作家性”が感じられる作品だった。っつーか、あの毒ガスぷしゅーっていうのは、何？(^^;)
　もう１本、『ブリジッド・ジョーンズの日記』も結構おもしろかった。念願の恋人ができたのに、肝心な時にデカパンはいてて「ママ〜」とか言われてたりするのが(^^;)。

☆７／１２（土）
　七夕に開店した、渡辺樹庵プロデュースの麺屋嘉藤へ行ってみたら、「本日スープ不良のため臨時休業」という張り紙が。。。後から食べに来た若い人も残念そうに帰っていった。というわけで、西所沢のかしまへ。野菜天付き肉汁うどん、８５０円。新築で、小上がりというより座敷席もある立派な店だ。天ぷらはもちろん揚げたてで美味しく、手打ちのうどんもコシはあるけど堅くはないタイプで好み。

☆７／１４（月）
　コニー・ウィリスの『航路』、読了！　大傑作だった！！
　うちの夫に教えてもらったばかりのエンタテイメントの王道３点セット――（１）謎解き、もしくは道程、（２）登場人物の単純で印象的な特徴づけ（口を開けば第２次世界大戦中の話ばっかりしてるじいさんとか、男と見れば色目をつかう看護婦とか）、（３）時間に追われる、をバッチリ完備。その上、物語の中で、人がメタファーで世界を把握しようとする心の動きを見事に描いている。言われてみればその通りなんだけど、話として語られるとすんなり心が受け入れる。
　前に読んだ２冊がどうも肌に合わず（タナトスの力が強すぎる、つまり著しくエロスが足りないと感じた）、うっちゃっていたのが返す返すも残念だ・・。

☆７／１６（水）
　東所沢の屋台ばやしでチャーシューめん（醤油）。美味しい〜。９５０円で高いけど、杏仁豆腐がついてきた。中華メニューも充実しているのでトライしたい。