★2007年5月★


☆5/10(木)
 大阪府茨木市の東芝家電製造株式会社を取材。国産第1号の冷蔵庫を見た。
 猫足つきのライトベージュの四角い箱には、前面に一つだけ扉があり、箱の上に、平たい円柱のようなコンプレッサが載っかっていて、レトロなロボットのような佇まい。手作り感がたまらない〜。
 発売当時(1930年)、家一軒が買える値段(780円)だったそうだ。
 製造から77年たって、いまだに動くのだそうだ!

☆5/25(金)
 10年ぐらい前にデパートでカラー診断を受けたときには、「ブルーベースのパステル」といわれたんだけど、最近、どうも「イエローベース春」なんじゃないかと感じる。
 似合う色が、コーラルピンク、サーモンピンク、ターコイズブルー、キャラメル。はっきりした綺麗なオレンジやイエロー、グリーンなら若草色。モノトーンだと、光沢のある黒、ピュアホワイト。
 むずかしいのは、グレーやワインカラーや深い紫など、濁りのある色。薄すぎるぼやけた色。アクセサリーは基本イエローゴールド、華やかなプラチナ。
 ブルーベースの対極なんだけど、こんなことってあるのかなー?

☆5/29(火)
 先日、時事通信社配信の『星新一 一〇〇一話をつくった人』の書評で、星一氏作とされるSF小説について触れて欲しかった、ということを書いたのですが、著者の最相葉月さんから直接お手紙をいただきました。
 その作品が星一氏作でないことは、横田順彌さんの著作などで明らかにされていること、作品が星製薬の宣伝色が強いことを鑑み、触れなかったとのことでした。
 ずっと勘違いしたまま書評を書いてしまって、申し訳ないことをしました。
 ただ個人的には、星新一氏の茶目っ気と虚構の関わりをよく表しているエピソードだと思うので、書いてくださればよかったのに…とお手紙を差し上げました。
 ほんとうに労作で、すごくおもしろい本でした!