対面販売を考える。その2、複雑な仕事
マニュアル化は出来ない
  
今度は店員さんの立場から・・・

店員さんは本当に毎日が大変だと思います。
実のところ 売り場で1日中立っていつだけでも結構大変ですね。
ベテランの店員さんでも慣れているとはいえ結構疲れるんじゃないでしょうか。
その上、人と接するというのはそれだけで かなりの精神労働です。
対面販売ともなると、売り上げのノルマを抱え、人と接してこれを達成しなければなりません。
そこには、すさまじい精神的重圧がかかってきます。
心身ともに参ってしまう事でしょう。
百貨店の場合、店員さん個々にノルマがあることが普通です。
そうなると、店員同士でお客の取り合い、足の引っ張り合いが水面下で起こります。
1日に訪れるお客の数は限られています。
他の店員が売れば必然的に自分の売り上げは減ります。
そのような事態は、誰も改善することなく、売り上げが苦しいときには益々エスカレートしていきます。
単にノルマの重圧だけではなく別の激しいストレスがかかってくるわけです。
このような実態は“自分以外は全員敵だ!”という状況を生み出し、店員さんは非常に孤独な戦いをしなければならない状況なのです。
この状況は売り上げを下げる要因にもなるでしょう。
そんな中で売り上げを上げることを毎日のように要求されます。
それがどれほど大変か・・想像できるでしょうか。
しかも、誰もその悪しき環境を改善しようとしないのだ!
さて、コンビニの等の店員さんはかなりマニュアル化できそうです。
“このようにしておけば間違いない”という指針通りに仕事をしていれば、それなりに良い結果が出るでしょう。
しかし、百貨店のような対面販売の店員さんは、その仕事内容が複雑でとてもマニュアル化は出来ません。
対面販売の仕事の主たる目標は、
来店客を→→→購入客に! 変化させること!
つまり、人間の変化を生み出す。・・・・しかし、どうすればそれが出来る?

目の前に一人の人間がいます。それをあなたは思い通りに変えられるだろうか?
こうすれば思い通りに人は変わるというような、マニュアル化出来る手段があるだろうか?
これがマニュアル化できるほど単純ならば、店員さんの苦労も半分です。

お客は一人一人違う。店に来た目的も違う。そして第一 とても複雑な精神構造を持つ人間なのだ。
そう簡単に事が運ぶわけがないですね。
対面販売はそうした複雑さを扱う職人の世界。
機械的な作業では成り立たない世界。
しかも先に述べたように店員さんは孤独な戦いを強いられます。
その世界を孤独に模索して、出来上がったのが乞食セールスだったり・・ズコッ(o_ _)o
私は仕事柄、百貨店の内情は結構知っています。
この職人を育てていくシステムはまったく整っていません。
「売れ!売れ!」と毎日言われながら多くの店員さんが思うことでしょう。
「いったいどうすれば良いの?」
そして、実にそれこそ店員さんにとって深刻な問題なのです。

その「どうすれば良いの?」は、学び取ることが可能です。
ただし、単純なノウハウではなく複雑な職人技を学び取る覚悟が必要ですね。
同じ苦労をするなら報われる苦労をしたほうが良いでしょう。
マニュアルのように覚えようとすれば、それは報われないでしょう。
店員さんが扱っている事柄は、商品とお客(人間)です。
商品と人間に精通することからはじめる必要がありますぞ。
職人技を身に付けるには、それは時間もかかります。
マニュアル化出来ないものですからね。
「あまりに売れないので、もう首になりそうだぁ〜〜(TдT)ノ彡」では、既に間に合いません。
じっくり腰をすえてしっかりとした対面販売を見につけたいと思う百貨店の店員さんなら身につけていくことが出来るでしょう。問い合わせはこちらからどうぞ。
ま、仕事というのは何でも大変ですが、それが出来るようになればよいわけです。
「やれ売り上げ!それ売り上げ!」と焦ってもお客はついてこないことを多くの店員さんが実感しているでしょう。
目指すのは お客さんと店にとって良き接客であることでしょう。
  
ビジネスコミュニケーション、目次
Communicationトップ
心の話サイコロTown!