バーバル、ノンバーバルコミュニケーション
コミュニケーションの重点
  
バーバル、ノンバーバルという言葉は、耳慣れない言葉かもしれません。
たいして難しい意味ではありません。
バーバルとは「言語的な」という意味です。
それに対して、ノンバーバルとは「非言語的な」という意味です。
ちょいとわかりやすい例をあげましょう。
ある人が、にこにこしながら「怒ったゾー!」といったとしましょう。
言語的には「怒った」と言っています。
ところが、非言語的には「怒っていないよ」といっています。
なぜなら、言葉では怒ったといいながら、態度では怒っていないのです。

では、この逆!
ある人が、とても不機嫌そうな顔をして、「怒っていない!」と怒鳴ったとしましょう。
おわかりのように、言語的つまりバーバルには「怒っていない」といっていますが、 非言語的つまりノンバーバルには、「怒った」と言っています。

つまり、バーバルコミュニケーションとは、その言葉どおりのコミュニケーション意味します。
ノンバーバルコミュニケーションとは、その言葉ではなく、その時の顔の表情や態度全般を意味します。
「顔に書いてある!」なんてことを良く言いますね。
ノンバーバルコミュニケーションのことですねえ。
人がコミュニケーションをする上で、
バーバルコミュニケーションとノンバーバルコミュニケーションのどちらを重要視しているでしょうか。
心理学の研究では様々な実験結果出されています。
研究方法によって多少結果が違いますが、ノンバーバルコミュニケーションのウエイトは85%から95%という結果が多いようです。
言葉が意味する内容は、15%からわずか5%ほどしか、重要視されていないのです。
これは、実感としても理解できると思います。
つまり、「何を言ったのか」ではなく「どのように言ったのか」が重要だということがわかります。
よく、「口先だけで言っている」とか、「リップサービス」などと言います。
そんなとき、ノンバーバルコミュニケーションが、「適当に言っているだけですよ。」と叫んでいるのです。
実感がなく説得力に欠けます。
ところが、デタラメな話でも、顔の表情を豊かに身振り手振り大きくすると、実感があり説得力があります。

ちょいと、試しに!
「今日、心臓が止まるかと思った。茶室においてある茶釜から、本当にタヌキが飛び出してきてびっくりした。」
人に言ってみてください。
「つまらない嘘をつくな!」と言ってくれます。

では、ノンバーバールコミュニケーションを多用して、
深刻な顔をして、こう言ってください。
「今日、心臓が止まるかと思った〜。」
心臓を手で押さえるようにして、顔をしかめて、
「茶室の茶釜から、タヌキが飛び出して、」
ここで、すごく驚いた表情をして、
「び〜っくりしたぁ〜。」
と深いため息を絞り出すように言ってみましょう!
きっとかなりの人が信じてくれますよ。
途中で笑っちゃあいけませんぞ!
  
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