無意識的な言葉
言葉は無意識的に組み立てられる
  
小さい頃、自転車に乗るのに苦労しました。
車の免許をとるために、自動車教習に通っているとき、運転はぎくしゃくしたものでした。
一時停止のことを考えると、ウィンカーを出し忘れ、ウィンカーのことを考えると、安全確認を忘れ!
はじめてセールスマンになったときは、お客さんにいったい何と言ったらよいか?
一言も言葉が出ません。
はじめて人前で何かを発表するとき、言葉がスムーズに出ません。
小学校の頃、読書感想文を書くとき、1行も書けません。
ホームページの掲示板にはじめて書き込みをするとき、言葉が思いつきません。
私たちは、普段からよく言葉を使います。
でも小さい頃、一言しゃべるにも苦労するのです。
私が生まれてはじめてしゃべった言葉は「じゃがいも」
「じゃがいも」と言うのに、とても苦労しました。
でも今は、ぺらぺらとしゃべります。
自転車によく乗っている人は、そのことを意識しなくても簡単に自転車に乗れます。
車をよく運転する人は、そのことを意識しなくても簡単に乗れます。
言葉も意識せずに話しています。つまり無意識的なのです。
普段、何気なくしゃべっているときは、心の中で無意識的に言葉が組み立てられ、自分で話しながら、自分が何を言っているのかを確認します。
自分が話しているのを聞いて、自分が何を話しているのかを知るのです。
だから、自分の言ったことに自分で驚くときがあります。
さて、そこに、いつもとは違う条件が加わったとき、意識的にその条件に合うように言葉を組み立てる必要があります。
それは、普段何気なく話しているやり方とはまったく違うやり方で話していることになります。
とても話しにくく感じるばかりか、いつもの無意識的に言葉を組み立てる機能が働かないので、言葉が出てきません。
そんな、いつもと違う条件はたくさんあります。
  • 普段手紙を書かない人が手紙を書くとき。
  • 敬語で話すことのない人が、敬語で話さなければ行けないとき。
  • HPの掲示板に、あまり書いた経験のない人が書くとき。
  • とても気を使わなければ行けない人と話すとき。
  • 初対面の人と話すとき。
  • 「ある言葉は使ってはいけない」などの条件があるとき。
  • 他にもいっぱい!
  
トップへ  心の話Psycholtown!コミュニケーショントップへ